はぁ〜っ…。8月の初っ端から、こんな日記を書くことになろうとは。“野球日記”の旨から外れた、私的なことやけれども。
 メッチャ、大変な連絡が入る。な、なんと連載をしている『週刊漫画アクション』(双葉社)が9月30日売りを最後に、休刊になるとのこと。
 まぁ、休刊なので…来春にはリニューアル創刊という予定であるらしいが、それも分かったものではない。そもそも、その際に連載が持てるかどうかも疑問やしね。

 はぁ〜っ…(再)。おいおい、この職業の宿命かも知れないが、まさに死活問題やで。保証とかもまずないやろうし。なんかバイトでも探さなアカンかも知れん。でも、突発的な取材のことなんかを考えると、簡単に都合の良いバイトなんか見付かる訳ないし。どないしたらええんやろう…。

 まぁ、早急に最善の策を立てなければ。
○スポーツライターとしての力を付けると共に営業力強化
○何かしらの保険も兼ね備えたバイト探し
○未熟ながらも放送業界(放送作家!?)へ殴り込み
○華麗なる転職(今さら無理やっちゅうねん…)
などなど…って、頭が回らない(>_<)

 さぁ、ここからどう踏ん張る。2ヶ月先のことで猶予はある。あくまでも前向きに進んで行きたい。


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>関係者各位
 えーっ、生ぬるいことは言いません。
 正当な条件であれば、雑文ながらも執筆承ります。
 何卒宜しくお願い申し上げます。
 本日は滋賀県草津市出身、“湖国の快腕”こと松村豊司投手(立命館大)の取材の為に立命館大柊野グラウンドへ行って来た。

 北大路駅からタクシーで柊野グラウンドまでタクシー移動。鴨川沿いを走り、車窓から飛び込んで来る景色が心地良い。時折、目にするからなのかも知れないが、古都・京都の佇まい、街並み、夏らしい雰囲気が心を穏やかにさせる。(ってなことを、京都に来る度に書いているような気がする)

 柊野グラウンドに着くと、立命館大の野球部員は幾つかの班に分かれて、体力測定や種目測定に励んでいた。
 メイングラウンドではベースランニングのタイムを測定したのであったが、ただダイヤモンドを駆ける数値を測るのではなく、ティー打撃でバットをスイング、打球を放ってから。より実戦に近い形でのものであった。
 ベースランニングとは不思議なもので、ただ足が速ければ良い訳ではない。
 例えば、関西を代表する長距離砲・嶋岡孝太内野手。175?87?という体型からも想像が付くように、俊足選手とは言い難い。しかし、一塁ベース駆け抜け、二塁打、本塁打(全力でのダイヤモンド1周)のタイムはチームトップクラス。春季リーグ戦で先頭打者を務めていた主将・具志賢三内野手より速かったのである。ちなみに嶋岡は右打者で、具志は左打者。
 これは恐らく、ベースランニングの巧さも関係しているのであろう。嶋岡は各塁を回る時、減速することなく。そして、無理に歩幅を合わせることなくスムーズに左足で蹴ることが出来ていた。野球を経験したことがある人間ならば分かるだろうが、ベースタッチは左足の方が、体が“キレル”というのは常識。この辺がセンスなんかな?
 尚、取材対象であった松村もベースランニングが巧かった。
 一塁ベース駆け抜け:4秒45
 二塁打:8秒03
 本塁打:15秒93
 と、野手陣よりも良いくらい。
「ちょっとバランスが悪くて、ぎこちないんですけどねぇ。まぁ、松村の場合は身体能力の高さでカバーしていますね」
 中村秀典コーチはそのように説明してくれた。

 全体練習を終え、自主練習に。だが、投手陣は松岡憲次監督の直接指導の下、外野のフェンス沿いをランニング。俗に言うポール走である。
 1分30秒から2分のインターバルを挟んで、右翼〜左翼間を8往復。7月末まで試験期間であったということもあり、“それなりに仕上がっている組”、“ボチボチ仕上がっている組”、“これから仕上げる組”という3つのグループに分かれてのもの。
「別に、この時期だからな。見栄張ってもしゃあないし、それで評価する訳でもないから正直に申告せえよ」
 という松岡監督の言葉もあったせいか、多田文彦、金刃憲人らのルーキー投手は“これから仕上げる組”に。まぁ、1回生やから試験も多かったに違いない。ただ、もうちょっと覇気、元気が欲しいな。投手責任者の松村を中心とした上級生の方が元気あったもん。

 カメラマン・長岡洋幸が松村の投球練習を撮影している間に、僕は松岡監督より“ここ数年の関西大学野球界低迷”についての話しを聴く。近畿大・榎本保監督と斬り口は違うが、最終的な結論には通じるものがあった。なるほどねぇ〜。この要約は『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)に寄稿予定。

 松村とのインタビューは寮の応接室にて。
 まずは春季リーグ戦を振り返った後、球歴(小、中、高のエピソードも踏まえて)、今秋のリーグ戦、今後の野球人生などを語って貰った。
 まぁ、これまでにも何度か松村と会話を交わしたことがあったので、和やかなインタビューであったかなと思うのだが、松村は目前にある麦茶を一口も飲まなかった。それなりに緊張と気遣いがあったんやろうか?僕はガブ飲みやったけれどもね(苦笑)。

 以下のような話題を松村はあまり好まないだろうが…それにしても、松村はカッコイイ。スラリとした189?の長身で足も長い。そして、マスクも甘いジャニーズ系。って言うか、ジャニーズよりカッコイイんちゃう!?汗をかいていても、暑苦しくない。ホンマに爽やかやもん。
 立命館大野球部が毎年、発行している《イヤーブック》の“男前ランキング”連続1位も頷ける話し。タイプは似ているが、絶対に岩隈久志投手(バファローズ)よりも“男前度”は上。(だって、岩隈って、ちょっと微妙やろう!???岩隈ファンの皆さん、スミマセン)プロへ入ったら、メッチャ人気出るんやろうなぁ。
「でもねぇ、松村は奥手やからモテないみたいですよ。浮いた話しが全くないんですよ」
 は中村コーチの弁。それに対して、
「確かに、モテないですけど…。まぁ、自分はそういうことはペラペラ喋らないですから」
 と、松村が硬派な一面も見せてくれたのは、ちょっと得した気分であった。

 インタビュー後、寮食の冷麺をごちそうになり、主務・瀬川雄介の運転で北大路駅まで送って貰う。せっかくやから近隣である京都産業大のグラウンドも覗こうと思っていたのだけれども、原稿は溜まっている。
「ゴメン、帰るわ」
 京都産業大の主務・酒井康輔に電話して、地下鉄に乗り込んだ。


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【明日の予告】(アテにはならない…)
“大量失点の謎(プロ野球)”
 まぁ、ブルーウェーブは別格にして!???今年のプロ野球では大量失点が目立つ。また、ちゃんと数えた訳ではないけれども、攻撃側から見たビッグイニングが多いような気がする。
 これは何故なのだろう?

○単純に投手力、守備力が弱い
○攻撃力の著しい向上(トレーニング、理論、道具などによる)
○飛ぶボール(反発力の高い)の使用

 などが、まずは考えられる。さらに、あくまでも僕の独断であるのだけれども。

○ストライクゾーンが狭い

 というのも考えられるのではないか。

 テレビで野球中継を観ていると、プロ野球のストライクゾーンは極端に狭いことを感じる。特に、高低、左右に角度のあるクロスボールに関しては相当厳しい。一応、野球経験者としては
「それじゃあ、どこに投げたらええねん?勝負したらええんや?」
 思わず、そう呟いてしまうくらいだ。

『週刊ベースボール8.11号』(ベースボールマガジン社)のインタビューでも、現在、12連勝中(今シーズン14勝3敗)の井川慶投手(タイガース)も
「去年、新ストライクゾーンというのが出来たと思うんですけど、それが…」
 と、嘆いていたことからも、僕の独断も見当外れではないように思えるんやけれどもねぇ。

 大量失点の激増に、3割打者の頻出。また、今オフには“ストライクゾーン論争”が巻き起こるんかな!???かなり気が早いけれども、僕は無責任に予想しておく。って言うか、プロアマ、世界を問わずに統一するべきなんちゃう?例えば、バスケットボールのゴールリングの大きさが違うなんて話しは聞いたことがないし。とにかく、野球界は“投手受難”であることに間違いない。

一段落かな!?

2003年8月4日
 う〜ん、7月半ば過ぎからの取材、執筆、入稿ラッシュもそろそろ一段落しそうな感じ。実は、まだ入れていない原稿もあるのだけれども(苦笑)。まぁ、目処は立っているので。

 この間の心残りは…1試合も高校野球の地方予選を生観戦していないこと(>_<)正直、テレビで数試合、観ただけっす…^_^;
『野球小僧』の“野球日記作家”としては痛恨の一言である。

 その穴埋めという訳ではない(絶対に、穴埋めにはならん)けれども、8月7日から始まる第85回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は可能な限り、カバーして行きたいと思う。
 一応、色々な日記の構想は考えているんやけれども、書き始めてみんことには分からんというのが本音。

 でも、この日記でも相互している『高校野球@栄冠はどこに輝く?』(Byモンド)のスタイルをパクる訳には…イカンやろうなぁ…(^^ゞそれだけは心得ているつもりやけれども!?

よく会う

2003年8月5日
 最近、ある野球関係者とよく会う。街中で偶然に。
 かつての“速球王”。いや、“剛球王”の方が相応しいのだろうか。現在、タイガースで二軍投手コーチを務める山口高志である。

 山口は昨年までブルーウェーブの編成であったし、今年も何度か鳴尾浜に足を運んでいるので。街中で会っても、簡単ながらも言葉を交わせる仲である!?昨日も挨拶の後、
「よう会うけど近所なんか?」
 山口が尋ねて来るので、僕は
「ええ、家はすぐそこなんです」
 と、応える。
「ふ〜ん、そうなんや」
 山口は納得しながら
「まぁ、甲子園(高校野球)も始まるし、忙しくなるやろうけれども。体に気ぃ付けて、頑張ってな」
 優しい言葉を掛けてくれた。

 知らない人が見たら。イカツイ男同士(山口は身長こそ高くないが)が街中で顔見知りが会話している。ただ、それくらいにしか見えないだろうが、僕的には“あの山口高志”と普通に話せることは、数年前では考えられないことだ。大変なこともたくさんあるが、この仕事を選んで良かったと思う瞬間でもある。でも、実は…僕、山口の投球をリアルタイムで観たことがない。残された記録と伝説だけ。それだけが悔しくて仕方がない。
 だけど、スポーツライターという仕事はこのような部分をカバー出来る役割もあるんやな。と、再認識。僕の書いたモノが後世に残り、
「あぁ、こういう選手やったんや」
 少しでも感じ取り、想像を膨らませてくれる人間がいる可能性もあるのだ。ライブ、リアルタイムには到底、敵うことはないが。そういう意味での責任は重いのかも知れない。精進するのみだ。


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 山口を紹介してくれたのは、この日記にも度々、登場する竹内孝行(タイガース編成)だ。
 竹内は関西大出身で、山口の後輩に当たる。そのような上下関係もあり、南港中央球場のバックネット裏で
「彼は関西学院大で2学年下なんですけれども、スポーツライターをやっているんです。どうか宜しくお願いします」
 と、キッカケを作ってくれたのである。

 そもそも、僕と竹内の関係も不思議だ。
 僕は関西学院大の野球部に在籍していたのだが、その時、竹内は2学年上で関西大野球部の主務。で、僕が余程、KG(関西学院大)キャラではなかったのか???あるいは相当にあつかましかったのか???当時から、不思議なことに竹内は僕のことを可愛がってくれたもの。竹内が野球部引退を控えた4回生の秋のシーズンにも
「島尻、一緒に写真撮ろうやぁ」
 そう声を掛けて貰ったくらいだ。

 今でもその写真がアルバムの中に収めてある次第。西宮スタジアムの薄暗いロッカー前通路で撮った写真だ。あれから、もう10年の月日が流れている―。

いよいよ

2003年8月6日
 第85回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)の取材準備をしている。新聞の切り抜きをノートに貼り付け、関連雑誌をチェックする。嗚呼、明日から始まるというのに…全く進まへんわ(>_<)

 よく仕事をさせて貰っている『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の編集部からはライオンズ担当の小林光男が甲子園にやって来るようだ。
 小林は僕がベースボールマガジン社で仕事を始めた際の窓口(担当)。また、同級生ということもあるので、普段からメールなどで仕事抜きの(くだらない!???)やり取りもしている。であるから、どこかで時間があれば一献と行きたいもののだが、そんな時間がどこにあるかだ…。まぁ、考えられるとしたら、雨天中止か、決勝戦後になるかな!?

 尚、最も仕事の関わりが多い岡本朋祐は
「自分は“桜の広陵”ならぬ“桜の岡本”(センバツ大会は3年連続)ですから(笑)」
 と、この夏の甲子園に来られないのは残念。(他の仕事で忙しいのが理由)

 当然、日々の手に汗握る熱戦も楽しみ。そして、たくさんの人々との出会い、再会も楽しみな甲子園。
 しつこいようではあるが、いよいよ明日からだ。


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 ここ数日、知人からのメールで多いのが
《甲子園、どこが優勝しますかね?》
 という旨のものである。
 えーっ、予想したいのはヤマヤマなのだが、こればかりは分からないというのが実情。占い師ではないから…(苦笑)。
 御期待に沿えず、申し訳ないっす。


 あと、多いのは…現役関西学院大の学生による“千羽鶴”の件やね(+_+)

大会第1日目

2003年8月7日
 書きたいことが、書けそうなことがたくさんある。でも、欲張ると支離滅裂な日記になってしまうので。しばらくの間は簡潔に書くことを心掛けよう。

 高校野球の特徴と言えば。まぁ、色々と、挙げることは出来るけれども…その一つは金属バットの使用になるだろう。
 金属バットと木製バットの違いは、単に材質の違いや飛距離の差異だけでは片付けられない。なんせ打撃技術そのものが変わって来るのだから。

 打撃道たるものを突き詰めて行けば、金属バットを使おうが、木製バットを使おうが。目指すべきものは、最終的には同じ。ただ、金属バットは独自の打撃道をも形成する。
 昨夏、僕は智辨和歌山高(準優勝)の打撃を観て、そう再認識したものだ。

 今日の桐生一高(第1試合×神港学園高)と木更津総合高(第2試合×金沢高)も智辨和歌山高に似た打撃スタイル。
 個々の打撃のクセや持ち味ははあるのだけれども、基本的には“こうすれば金属バットでは打てる”という指導が徹底されているのか、みんなよく似た打ち方をしている。それは、グリップを顔より高い位置で決め、そこから振り下ろすだけ。ミートポイントも体の幅の中で裁くように感じる程、手前に置いている。(実際は、そんなことないんやけれどもね)
 一昔前は“前で大きく裁け”というのが通説。ただ、高校野球の世界でもスライダーは勿論、フォークボール、カットボールまでもが多投されている次第。だから、手元まで引き付けて、引き付けて。差し込まれても構わないから、力強くて速いスイングスピードで対応するのがベストなのだろう。

 そのような打撃が目立った中、藤田敏行内野手(桐生一高)が左翼ポール際に放った本塁打は、緩い変化球を“前で裁いた”打ち方。でも、これは引き付けて打とうとする意識が根付いているから可能なのかも知れない。“前で裁こう、前で裁こう”だと必然的に球を追っ掛けてしまうことになる。そうなると、初めから打ち方は崩れたものにもなる確率も高い。
 個々のレベルはさておき、全体的に打撃技術は向上しつつある。筋力トレーニングや練習法も背景になっているんやろうけれどもね。


 3試合を観戦して、気になる選手は数名いた。スコアを付けながら、僕なりに特徴を記していたので全てを列挙したいのはヤマヤマだが…キリがない(苦笑)。
 敢えて挙げるとするならば、木更津総合高の4番打者・大島吉雄外野手。身体的にもガッチリしており(180?、82?)、スイングの際、上の手(左打者なので左手)の使い方が巧い。もっと具体的に言うと、たたみ方が良い。バットが必然的に内側から、巻き付くような感じで出る。プロ野球選手では前田智徳外野手(カープ)のバットワークに似たところがある。ちょっとクラウチング(前かがみ)気味なのは気になったけれどもね。
 今後の試合でチェックの程を。


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 今日は三塁側の内野自由席(通称:オレンジシート)で観ていた。それはベースボールマガジン社にお願いしていた取材証(パス)の空きがなかったから。確か、センバツの開幕日もそうやったような気がする…。
 まぁ、一般客として観戦することに何の不満もないんやけれども…なまじ顔見知りの人間(記者、スカウトなど)もいるし、出入り(関係者席など)出来る好都合さも知っているから。ちょっとストレスが溜まった!?って言うのは贅沢かな???

 明日からはどうにかなることを願っている。(切実)

 ついでにパソコンも不調気味…どうにかしてくれ(T_T)

大会第2日目

2003年8月8日
 台風10号の影響を受け、今日は1試合(今治西高6×0日大東北高)のみ。
 通称:バリニシ!?こと愛媛県の進学校・今治西高。大学野球部時代の同回生や後輩にも卒業生多し。現在も大学野球取材の機会が多い中、バリニシ出身者は溢れている次第。従って、ちょっと親しみを感じながら、観戦してしまった。
 しかも今年は各メディアで報道されているように注目選手がいる。幼少時のトラブルで左足膝下を失ってしまい、義足でプレーする曽我健太内野手である。

 義足だから…そのような視線で観ないようにしていても、頭の中にインプットされた情報に左右されてしまう始末。浅はかな僕は、ついつい曽我の一挙手一投足に目を凝らしてしまう。

「ハンディだと思っていません」
 と、本人が口にすれば、バリニシを率いる宇佐美秀文監督も
「ハンディを背負っていると思っていたら、試合に出せませんよ」
 曽我の力量を存分に認めている。

 義足なのに…野球をやっている、レギュラーの座を掴んでいる。だから、曽我がスゴイのではない。野球が好きで輝いていることが素晴らしいのではないか?と、曽我のプレーを目の当たりにして思った。
 同時に。野球に限った話しではなく、他のスポーツや趣味、特技、仕事、一般生活などなどにおいても。惰性や周囲の空気に流されてしまうだけの時は多い。実際、僕なんかは心当たりが多くて恥ずかしすぎるくらいだ。
 そういう姿勢、態度を
「改めなアカンよな。自分自身で選んだことは必死にやり抜かんとね」
 という教訓をも与えて貰ったような気がする。


 ベストセラー作の『五体不満足』(講談社)で有名な乙武洋匡(現在は僕と同業のスポーツライター、明らかに僕より格上やけれども)も生きる姿勢がタフである。チャレンジ精神、好奇心が旺盛なのは彼の文章を読んだり、少し会話を交わした(今春のプロ野球キャンプ取材時に)だけでも伝わって来た。

 また、いつか機会があったら、ジックリ書きたいのだけれども。社会人野球・大阪ガスの溝下進崇外野手もこれに該当する。


 僕が野球を好きな理由はたくさんあるが、このように“生き方”とも照らし合わせることが出来る。投影することで改善、成長しようとする“良薬”なようなものだからなのかも知れない。

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【下世話な!?ネタ】
 今日は8月8日。“フジテレビの日”だ。(関西テレビは???)
 そのフジテレビの人気女子アナウンサーである“ウッチー”こと内田恭子の半同棲が発覚!という記事をスポーツ新聞で読んだ時点で、確信に近い心当たりはあったのだけれども…『FRIDAY』(講談社)を見て、改めて驚く。
“ウッチー”の熱愛関係にあると噂される吉本興業の男性社員は間違いなく“Kもっちゃん”。写真に目線が入っていたけど、バレバレやんか(苦笑)。
“Kもっちゃん”は僕と同い年で、関西学院大時代はアメリカンフットボール部(KGファイターズっすね)に所属。文中にスポーツマンと、書かれるのも納得である。余談ながら、僕の彼女は
「スポーツマンではあるけれども、“Kもっちゃん”って、二枚目やったっけ???」
 たる厳しいツッコミ。う〜ん…それは各人の美的感覚、美意識の領域やからね^_^;

 それにしても、たいしたもんやなぁ。人気女子アナのハートを射止めるなんて。
「ナイスタッチダウン!」
 と、誉め称えよう。いや、
「恋のインターセプト、ようやった!」
 とでも言うべきなんかな(笑)。
 まぁ、とにかく、周囲の雑音に惑わされることなく愛を育んでチョーダイ。なんの役にも立たないが、応援している。(下世話に!???)
(もしも結婚するとしたら、浜田雅功・小川菜摘夫妻が仲人するんかな!?披露宴は『ジャンクSPORTS』(フジテレビ)のスタジオとか!???)

 ってなこと書いて、マズイかな!???でも、もう書いちゃったもんね…(^_^;)

 尚、テレビの仕事に携わる機会もある僕であるが。そんな浮いた噂は一切なし。(年に数える程しかないからと言えば、それまでなんやけれどもね)
 漫才コンビ・ますだおかだの増田英彦とメールのやり取りがあるくらいだ(^^ゞそれだけでも、僕の中では充分に“自慢話”っす。

大会第3日目

2003年8月9日
 えーっ、試合のことや選手のこと。あるいは約1年振りにカメラマンのシャノン・ヒンギスと、しばし談笑したことなどを書きたいのであるが。実は、あることがあって、心中穏やかではない。そう、体こそデカイが僕は小さな男なのだ…。
 大会第3日目の日記にして、早くも妥協…。という風に思われるのを承知のうえで、この期間、目指していた日記の筋から外れることを冒頭で詫びておこう。

 ある顔見知りの在阪新聞社記者の一言で、僕は谷底に突き落とされた…ような気分になってしまった。
 その新聞記者にしてみれば、純粋なる疑問かつ悪気の欠片もない一言であったはずだ。それでも、僕が受けたショックとダメージは計り知れない。ただ、その気持ちをどのように表現したら良いのか分からない。怒り、苛立ち、悔しい、惨め、悲しみ、ひがみ…などなど。どれも合っているようで、合っていないような気がする。

 と、グチャグチャな精神状態ゆえに。今日は出来るだけ知人、報道関係者、球団関係者に会わないで済みそうな三塁側アルプスに近い内野自由席(通称:オレンジシート)の最上段で。試合観戦と言うよりは、阪神甲子園球場の風景を上の空で眺めているだけの僕であった。

 個人か?組織か?
 そして、僕自身の力量、実績、将来性、社会的認知度などを極力、客観的に考えながら。

 早くこのドツボとも思われる泥沼から脱したいものだ。


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 夜、ナベ(渡辺亮投手、同志社大)から電話あり。
 昼間、主務の中路將位(昨日の日記に書いた今治西高卒業生である)とのメールのやり取りが効を奏したか!???
 
 今後の進路で考えることも多いだろうけれども。それは将来、貴重な財産になるんやから、多いに悩んでみるべきや。
 微力ではあるけれども、僕はナベを理解、応援したい。でも、ホンマに微力やねん(苦笑)。

 頑張れっ、ナベ!!
 秋のリーグ戦も楽しみにしている。
○PL学園のこと

○あくまでも客観的
 兄・田辺佑介投手(明徳義塾高→関西大)
 弟・田辺真吾捕手(明徳義塾高)
○大西輝弥外野手(近江高)のマウスピース

○木内幸男監督(常総学院高)のラストサマー

○ダルビッシュ有投手(東北高)の途中降板について
○智辨和歌山高の野球の甘さ

○予想外!???の猛打・聖望学園高
○蕭(しょう)一傑投手、呉承達捕手(日南学園高)
 台湾から留学している2選手の出場資格について

雨天中止(予告)

2003年8月14日
○悪天候続きで…どうなる!?大会日程

○私的雑感
 えーっ、もう完全に言い訳ですが…(>_<)
 日記を書く時間、余力がない。というのが現状であります。
(昨日、雨が降ったのに…ボーッとした挙句に、散髪とか行ってました)

 お茶を濁している訳ではありませんが、とりあえずは下書き時点での予告をしておきます。
 内容の変更はあるかも知れませんが、気長にお待ち戴ければ幸いです。

 嗚呼、早く更新したい…。

○沖縄尚学高のアルプス席
○センバツの覇者・広陵高敗退
 ベッドの中でウダウダしていると、携帯電話が鳴る。
 夏季休暇を利用して、恒例の甲子園観戦にやって来ていた松尾友光(水島プロ)より電話。
「今日も中止だってさ。こんなの初めてだよぉ…。天気だから仕方ないんだけどねぇ…。明日から仕事だし、東京に戻ります。また、ヨロシク」
 奥さんの敬子も非常に残念がっているようだ。


 甲子園雨天中止…僕にとっては急に与えられた休息日。書き溜めた日記もあるので、片付けようと思うが、なかなかパソコンの前に腰を据えることが出来ない。
「日記、溜まりすぎた…」
 やっぱり、日々の積み重ねは大事。そのことを学びながらも、実行に移せず…。


「○○高はどういうチームなん?」
「どこが強いと思います?」
 などの質問はセーフ。大会も1巡(1回戦を終えた)したので、僕なりの見解は出せる。←ただ、それが必ずしも合っている訳ではないけれども。
 しかし、いまだに多い
「どこが優勝しますかね?」
 という質問はさすがにもう勘弁願いたい…。
 だって、分からんもん。占い師ちゃうんやから。
○好カードとは何か?
 溜めすぎてしまい…甲子園観戦日記に手を付けられず。
 期待に全く応えられず、ホンマにスミマセンm(_ _)m

 本日発売『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)にて《ヒューマンドキュメント・夢追人》(三輪隆捕手/ブルーウェーブ)を寄稿。
 御高覧戴ければ幸いです。

 尚、タイトルの“なんとかせいっ!”は三輪の出身大学(明治大)の御大こと故・島岡吉郎がよく口にしたアドバイス。
 それと、ブルーウェーブの現況を掛けてみた。というのが僕なりの意図です!???


====================

 それにしても、なんでなんやろう???
 僕の元原稿の方は大丈夫なのだが。数カ所に誤りあり。お互いに校正が甘かったかな…。


 冒頭部で
×三輪隆。そのような前置き〜
○三輪隆はそのような前置き〜

 関東一高の表記が不統一

×杉山賢人(現西武、阪神)
○杉山賢人(元西武、阪神など)


 その他にもまだあるかも知れない…。

予定

2003年8月23日
 明日(8月24日)より。
 溜め込んでしまった日記を随時更新!(の予定)
 なんとか来週半ばまでには。と、思っている次第。

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