神宮にやって来ました
2003年6月11日 朝一番の新幹線(新大阪6:00発)で東京へ。
車中で爆睡しようと思うも、なかなかベストな態勢(勿論、寝る為の)を見付けることが出来ず…。ほとんど寝れんかった(苦笑)。新幹線が浜松を通過するくらいまでの記憶は確実にあったもんなぁ。
JR信濃町駅のコインロッカーに荷物を入れ、明治神宮野球場へ直行。受付にてパス(取材証)を貰ってから、記者席へ行く。
デイリースポーツ・大加戸康一、スポーツ報知・武田泰淳、共同通信社・白石智絵、朝日新聞社・野村周平と、関西で顔馴染みの新聞記者も多くて、妙な安心感を覚える。尚、日刊スポーツ・前田健吾に、サンケイスポーツ・伊藤雅哉とも名刺交換をする。
伊藤は本来、アマチュア担当ではなく虎番(タイガース担当)。今回はドラフト会議を控えた取材ということで神宮へ来ていたのだ。そして、この日記もチェックしてくれているようで
「やっとお会いすることが出来ました」
と、僕を恥ずかしがらせてくれた。まぁ、正直、嬉しいのやけれども(笑)。
大会の運営を手伝う学生達も、関西大・千田治彦、近畿大・重松紗和、立命館大・河内山洋一、神戸学院大・田部博也、大阪経済大・白石和也らが。(この日記で最多出場と、噂される近畿大・古谷純一はこの日、チームに帯同だったので神宮には現れず)
みんな、ちょっとセンスが良くない!?緑色のシャツを着て、仕事をしていたのが印象的。
2試合目は京都産業大(関西六大学)×東北福祉大(仙台六大学)。
序盤は京都産業大ペース。但し、本塁が遠い。
3回表の1死満塁のチャンスも、5番打者・堀裕之内野手の打球は二塁手へのライナーであった。走者はライナーバックで帰塁するが、ちょっとスライスの掛かった打球の処理に手こずった二塁手は落球。だが、これが幸いして併殺プレーが成立。飛球でないから、インフィールドフライが宣告されない。このような“ハードラック”が手痛かった。
東北福祉大もリーグMVP、変則横手右腕・森田竜平投手をなかなか攻略出来ない。
「どうなんですか、今日の森田は?」
試合の途中、野村が尋ねて来るので、
「うん、球は特別に走っている訳ではないけれども、丁寧には投げている。あと、千草(捕手)のリードが良いなぁ。福祉の打者は崩されているでしょ。恐いのは失策、四死球やな」
僕はそのように応える。そして、不思議なことに試合結果は僕の予想通りになってしまい、京都産業大0×1東北福祉大でゲームセット。
試合後、京都産業大・勝村法彦監督は
「元々、打ち勝って来たチームではないので。守り切れれば、勝機はあるとおもっていたのですが。まぁ、積極的なエラーだったので責めません。これを糧にして、白紙に戻して、再挑戦です」
と、悔しい敗戦も前向きに受け止めていた。
好投が報われなかった森田も
「緩急を使えたのは良かったし、走者を背負っても粘り強く。千草のリードを信頼して、持ち味はそれなりに出せたと思う。ただ、秋に向けて、ストレートをもっと速くしたい。(この日の最速は128?)全国制覇が目標やったから悔しいです」
と、丁寧に応えてくれた。
東北福祉大の投手陣の印象は―。
先発・竹中はストレートに力があるのだけれども…“こういう球を投げますよ”みたいな感じ。それにスタミナ面に不安が残った。
ポイントは4回表。結果的には3者凡退に抑えたのだが、フォームのバラツキ(腕と顔が離れる)が目立ち始める。球もシュート回転が多くなる。
「このままやったら、京都産業大にもチャンスありますねぇ」
と、吉村と話していたのである。ところが、さすが東北福祉大。その辺の判断力はあったようだ。5回表からエース・岸田を投入。前半は変化球中心で、後半は140?前後のストレート主体の投球。狙い球を絞らせずに、許した安打は内野安打1本のみ。打者17人に対して、10奪三振は圧巻であった。
躍動感のあるフォームで、球にキレがある。立命館大から日本新薬に進んだ村田智徳投手に似たタイプ。でも、球持ちが良くない。アッサリ投げているのだ。そのことはドラゴンズ編成の米村理も指摘していた。
3戦目の福岡大(九州六大学)×亜細亜大(東都大学)。
反頭一臣投手(亜細亜大)はコンディションがイマイチやったんかな???要所は締めていたけれども。僕的には、少し消化不良。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)は両校共に“イケイケドンドン”の野球を展開。盗塁、エンドランなどの仕掛けは早いし、打者がファーストストライクから積極的にスイングして行く。普段、見慣れている関西学生や関西六大学とは好対照な野球で、非常に面白く思えた。
夜は異常に眠かったのだが、伊藤、千田、河内山。そして、古谷と合流して、軽く食事&飲み。重松は明日のアナウンスの練習に備えて、ホテル(新高輪プリンス)へ直帰した。
本当は四谷三丁目の『あぶさん』へ行きたかったのだけれども、団体客が多く、入店出来ないとのこと。(ちなみに某在阪球団の編成陣は早々に、神宮を退散して飲んでいたよう…そんなんやから弱いねん!???)で、結局は水道橋の『949』(クシキュー)という居酒屋へ。
個人的にちょっとムシャクシャしたこと(後日の日記に)があったので、この食事&飲みでリフレッシュ。フラフラに酔っ払い、東京での常宿となりつつある『水道橋グリーンホテル』でチェックインを済ませた後は…バタンキューやった。
車中で爆睡しようと思うも、なかなかベストな態勢(勿論、寝る為の)を見付けることが出来ず…。ほとんど寝れんかった(苦笑)。新幹線が浜松を通過するくらいまでの記憶は確実にあったもんなぁ。
JR信濃町駅のコインロッカーに荷物を入れ、明治神宮野球場へ直行。受付にてパス(取材証)を貰ってから、記者席へ行く。
デイリースポーツ・大加戸康一、スポーツ報知・武田泰淳、共同通信社・白石智絵、朝日新聞社・野村周平と、関西で顔馴染みの新聞記者も多くて、妙な安心感を覚える。尚、日刊スポーツ・前田健吾に、サンケイスポーツ・伊藤雅哉とも名刺交換をする。
伊藤は本来、アマチュア担当ではなく虎番(タイガース担当)。今回はドラフト会議を控えた取材ということで神宮へ来ていたのだ。そして、この日記もチェックしてくれているようで
「やっとお会いすることが出来ました」
と、僕を恥ずかしがらせてくれた。まぁ、正直、嬉しいのやけれども(笑)。
大会の運営を手伝う学生達も、関西大・千田治彦、近畿大・重松紗和、立命館大・河内山洋一、神戸学院大・田部博也、大阪経済大・白石和也らが。(この日記で最多出場と、噂される近畿大・古谷純一はこの日、チームに帯同だったので神宮には現れず)
みんな、ちょっとセンスが良くない!?緑色のシャツを着て、仕事をしていたのが印象的。
2試合目は京都産業大(関西六大学)×東北福祉大(仙台六大学)。
序盤は京都産業大ペース。但し、本塁が遠い。
3回表の1死満塁のチャンスも、5番打者・堀裕之内野手の打球は二塁手へのライナーであった。走者はライナーバックで帰塁するが、ちょっとスライスの掛かった打球の処理に手こずった二塁手は落球。だが、これが幸いして併殺プレーが成立。飛球でないから、インフィールドフライが宣告されない。このような“ハードラック”が手痛かった。
東北福祉大もリーグMVP、変則横手右腕・森田竜平投手をなかなか攻略出来ない。
「どうなんですか、今日の森田は?」
試合の途中、野村が尋ねて来るので、
「うん、球は特別に走っている訳ではないけれども、丁寧には投げている。あと、千草(捕手)のリードが良いなぁ。福祉の打者は崩されているでしょ。恐いのは失策、四死球やな」
僕はそのように応える。そして、不思議なことに試合結果は僕の予想通りになってしまい、京都産業大0×1東北福祉大でゲームセット。
試合後、京都産業大・勝村法彦監督は
「元々、打ち勝って来たチームではないので。守り切れれば、勝機はあるとおもっていたのですが。まぁ、積極的なエラーだったので責めません。これを糧にして、白紙に戻して、再挑戦です」
と、悔しい敗戦も前向きに受け止めていた。
好投が報われなかった森田も
「緩急を使えたのは良かったし、走者を背負っても粘り強く。千草のリードを信頼して、持ち味はそれなりに出せたと思う。ただ、秋に向けて、ストレートをもっと速くしたい。(この日の最速は128?)全国制覇が目標やったから悔しいです」
と、丁寧に応えてくれた。
東北福祉大の投手陣の印象は―。
先発・竹中はストレートに力があるのだけれども…“こういう球を投げますよ”みたいな感じ。それにスタミナ面に不安が残った。
ポイントは4回表。結果的には3者凡退に抑えたのだが、フォームのバラツキ(腕と顔が離れる)が目立ち始める。球もシュート回転が多くなる。
「このままやったら、京都産業大にもチャンスありますねぇ」
と、吉村と話していたのである。ところが、さすが東北福祉大。その辺の判断力はあったようだ。5回表からエース・岸田を投入。前半は変化球中心で、後半は140?前後のストレート主体の投球。狙い球を絞らせずに、許した安打は内野安打1本のみ。打者17人に対して、10奪三振は圧巻であった。
躍動感のあるフォームで、球にキレがある。立命館大から日本新薬に進んだ村田智徳投手に似たタイプ。でも、球持ちが良くない。アッサリ投げているのだ。そのことはドラゴンズ編成の米村理も指摘していた。
3戦目の福岡大(九州六大学)×亜細亜大(東都大学)。
反頭一臣投手(亜細亜大)はコンディションがイマイチやったんかな???要所は締めていたけれども。僕的には、少し消化不良。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)は両校共に“イケイケドンドン”の野球を展開。盗塁、エンドランなどの仕掛けは早いし、打者がファーストストライクから積極的にスイングして行く。普段、見慣れている関西学生や関西六大学とは好対照な野球で、非常に面白く思えた。
夜は異常に眠かったのだが、伊藤、千田、河内山。そして、古谷と合流して、軽く食事&飲み。重松は明日のアナウンスの練習に備えて、ホテル(新高輪プリンス)へ直帰した。
本当は四谷三丁目の『あぶさん』へ行きたかったのだけれども、団体客が多く、入店出来ないとのこと。(ちなみに某在阪球団の編成陣は早々に、神宮を退散して飲んでいたよう…そんなんやから弱いねん!???)で、結局は水道橋の『949』(クシキュー)という居酒屋へ。
個人的にちょっとムシャクシャしたこと(後日の日記に)があったので、この食事&飲みでリフレッシュ。フラフラに酔っ払い、東京での常宿となりつつある『水道橋グリーンホテル』でチェックインを済ませた後は…バタンキューやった。