組み合わせ決まる
2003年6月1日 携帯電話が鳴る。背面ディスプレーに“古谷純一”の表示。僕が大きな信頼を寄せている関西学生リーグ連盟副委員長(近畿大)からの電話である。通話ボタンを押すと、
「ドーモ、古谷ですけれども。今、お電話は大丈夫でしょうか?」
いつもの生真面目な声と口調の古谷。そして、
「選手権の組み合わせが決まりまして。ウチは大会3日の3試合目。15:00からになります」
と、続けた。
「3日目って言うと、順当に行けば木曜日やね。OK、いつもありがとうね」
僕は電話を切り、すぐに全日本大学野球連盟のHPにアクセスしてみた。
第52回全日本第学野球選手権大会は明治、神宮球場にて6月10日から始まる。
まだ、幾つか代表校の決まっていないリーグはあるけれども、遅くとも週明け早々までには出揃うはずであろう。
心の底から、全試合を観たいところではあるが、現実にはちょっと厳しそう…(T_T)よって、自分のスケジュール帳と組み合わせ表をにらめっこ。現在、どこで東京へ行くかを必死に考えている最中。5日間の滞在が許されれば、出場全校を観れるんやけどなぁ。
まだ、この日記を書いている時点では分からないけれども。それこそ、電話をくれた古谷の在籍する近畿大と対戦する福岡六大学の代表校が九州共立大になれば―。糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の“本格派右腕対決”が実現するかも知れない。
その他にも、普段は観ることが出来ないリーグ代表校の健闘や、心ときめくような選手を発見出来る楽しみもある。組み合わせ表を眺めているだけで、ついつい笑みがこぼれてしまうものだ。
待ってろよ、神宮球場!!気持ちは既にバックネット裏に。でも、たまには外野席でも観るのも良いかなと、思ったりもしている。
《いきなり東北福祉大やんかぁ!頑張れよぉ〜!》
京都産業大の酒井康輔主務にメールを送ると、
《先に東北福祉大がクジを引いていたんですけど『やってもうたぁ…(*_*)』って感じです。でも、頑張ります》
という旨の返信あり。
東北福祉大×京都産業大は大会2日の2試合目。メチャクチャ忙しい訳ではないが、要スケジュール調整やな。
「ドーモ、古谷ですけれども。今、お電話は大丈夫でしょうか?」
いつもの生真面目な声と口調の古谷。そして、
「選手権の組み合わせが決まりまして。ウチは大会3日の3試合目。15:00からになります」
と、続けた。
「3日目って言うと、順当に行けば木曜日やね。OK、いつもありがとうね」
僕は電話を切り、すぐに全日本大学野球連盟のHPにアクセスしてみた。
第52回全日本第学野球選手権大会は明治、神宮球場にて6月10日から始まる。
まだ、幾つか代表校の決まっていないリーグはあるけれども、遅くとも週明け早々までには出揃うはずであろう。
心の底から、全試合を観たいところではあるが、現実にはちょっと厳しそう…(T_T)よって、自分のスケジュール帳と組み合わせ表をにらめっこ。現在、どこで東京へ行くかを必死に考えている最中。5日間の滞在が許されれば、出場全校を観れるんやけどなぁ。
まだ、この日記を書いている時点では分からないけれども。それこそ、電話をくれた古谷の在籍する近畿大と対戦する福岡六大学の代表校が九州共立大になれば―。糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の“本格派右腕対決”が実現するかも知れない。
その他にも、普段は観ることが出来ないリーグ代表校の健闘や、心ときめくような選手を発見出来る楽しみもある。組み合わせ表を眺めているだけで、ついつい笑みがこぼれてしまうものだ。
待ってろよ、神宮球場!!気持ちは既にバックネット裏に。でも、たまには外野席でも観るのも良いかなと、思ったりもしている。
《いきなり東北福祉大やんかぁ!頑張れよぉ〜!》
京都産業大の酒井康輔主務にメールを送ると、
《先に東北福祉大がクジを引いていたんですけど『やってもうたぁ…(*_*)』って感じです。でも、頑張ります》
という旨の返信あり。
東北福祉大×京都産業大は大会2日の2試合目。メチャクチャ忙しい訳ではないが、要スケジュール調整やな。
今朝の一面は?(修正済)
2003年6月2日 えーっ、この日記を書いているのは6月1日の夜ということで。
毎朝のように
「あぁ、僕は関西に住んでいるんやなぁ」
寝呆け眼をこすりながら認識させられる。
関西の新聞(ここでは勿論、スポーツ新聞のこと)は基本的に“虎一色”。そう、一面はタイガース関連の記事で飾られる。バファローズの“いてまえ打線”が爆発して大勝しようとも、ブルーウェーブが泥沼の連敗街道を突っ走ろうとも。
まぁ、確実に、タイガースを一面に持って来たら、新聞は売れるからなんやろうけれどもね。この場で改めて、そのことをわざわざ追求する必要もないだろう。
ちょうど1年前。タイガースファン御用達のデイリースポーツ編集局及び、タイガース担当(虎番)を取材する仕事があった。
サッカーW杯期間中(しかも、この時期を境にタイガースは下降線)にも関わらず、デイリースポーツは虎、トラ、とら、TORA―。
これは、デイリースポーツが神戸新聞を母体として、地域性を重視しているから。タイガースを前面に押し出すというスタイルが原点なのは存分に納得出来る。
それにしても、笑ったなぁ。(良い意味で)
他紙がW杯中心の紙面作りであったのに、試合のなかった翌日(6月11日)は
《桧山・川藤 男の約束 V旅行行きます!》
ビールジョッキ片手に乾杯する桧山進次郎外野手(タイガース)と川藤幸三(野球評論家)の対談が一面に。桧山は遠慮がちに笑みを浮かべているだけであるが、川藤は完全に出来上がっている。顔は真っ赤で目は虚ろ(爆笑)。このような写真を掲載するセンスがホンマに素晴らしい。
また、スワローズ戦が中止になった翌日(6月25日)の一面は
《選手会長・桧山が立ち上がった 決起集会》
と、力強くて大きな文字。で、肝心な本文は
「焼肉屋に全員集合せよ!スタミナ蓄えて、頑張るでぇ〜!!」
という内容(爆笑)。
結構、僕はこういうノリが好きやけどね。
ただ、最近、気付いたことがある。
週末(金曜〜日曜)にタイガースが負けると、競馬の記事が一面に来ることが多い。とても分かり易い図式(笑)。となると、6月2日の一面も競馬なんかなぁ???僕的にはタイガースで行くべきやと思うんやけれども。だって、今シーズンのタイガースには、一面を飾るだけの価値はあるはず。1つ、2つ負けたからって…何事もなかったかのように、素知らぬ振りをするのは嫌やな。各紙、徹底してタイガースを伝えるべき。
(注:バファローズやブルーウェーブに価値がない。と、言っている訳ではない)
僕が定期購読しているのは、日刊スポーツ。(←感謝しろよ、近間康隆!?)他紙も取りたいし、取るべきなんやろうけれどもねぇ。
だが、6月1日から一般誌の朝日新聞も届くように。ビール券(枚数多し)に目がくらみ、3ヶ月だけ購読することになってしまったのだ(苦笑)。一般紙を購読するのは就職活動時以来である。
“活字中毒者”の僕にとっては、スポーツ新聞と一般紙を読むことはそれなりに楽しいんやけど…。現在、テレビの横に1月分から、50?くらいの高さになって平積みされている状態。一応、重要な資料なもので(結構、役に立つもの)。スポーツ新聞だけでも後片付けに困っていると言うのに(@_@)
毎朝のように
「あぁ、僕は関西に住んでいるんやなぁ」
寝呆け眼をこすりながら認識させられる。
関西の新聞(ここでは勿論、スポーツ新聞のこと)は基本的に“虎一色”。そう、一面はタイガース関連の記事で飾られる。バファローズの“いてまえ打線”が爆発して大勝しようとも、ブルーウェーブが泥沼の連敗街道を突っ走ろうとも。
まぁ、確実に、タイガースを一面に持って来たら、新聞は売れるからなんやろうけれどもね。この場で改めて、そのことをわざわざ追求する必要もないだろう。
ちょうど1年前。タイガースファン御用達のデイリースポーツ編集局及び、タイガース担当(虎番)を取材する仕事があった。
サッカーW杯期間中(しかも、この時期を境にタイガースは下降線)にも関わらず、デイリースポーツは虎、トラ、とら、TORA―。
これは、デイリースポーツが神戸新聞を母体として、地域性を重視しているから。タイガースを前面に押し出すというスタイルが原点なのは存分に納得出来る。
それにしても、笑ったなぁ。(良い意味で)
他紙がW杯中心の紙面作りであったのに、試合のなかった翌日(6月11日)は
《桧山・川藤 男の約束 V旅行行きます!》
ビールジョッキ片手に乾杯する桧山進次郎外野手(タイガース)と川藤幸三(野球評論家)の対談が一面に。桧山は遠慮がちに笑みを浮かべているだけであるが、川藤は完全に出来上がっている。顔は真っ赤で目は虚ろ(爆笑)。このような写真を掲載するセンスがホンマに素晴らしい。
また、スワローズ戦が中止になった翌日(6月25日)の一面は
《選手会長・桧山が立ち上がった 決起集会》
と、力強くて大きな文字。で、肝心な本文は
「焼肉屋に全員集合せよ!スタミナ蓄えて、頑張るでぇ〜!!」
という内容(爆笑)。
結構、僕はこういうノリが好きやけどね。
ただ、最近、気付いたことがある。
週末(金曜〜日曜)にタイガースが負けると、競馬の記事が一面に来ることが多い。とても分かり易い図式(笑)。となると、6月2日の一面も競馬なんかなぁ???僕的にはタイガースで行くべきやと思うんやけれども。だって、今シーズンのタイガースには、一面を飾るだけの価値はあるはず。1つ、2つ負けたからって…何事もなかったかのように、素知らぬ振りをするのは嫌やな。各紙、徹底してタイガースを伝えるべき。
(注:バファローズやブルーウェーブに価値がない。と、言っている訳ではない)
僕が定期購読しているのは、日刊スポーツ。(←感謝しろよ、近間康隆!?)他紙も取りたいし、取るべきなんやろうけれどもねぇ。
だが、6月1日から一般誌の朝日新聞も届くように。ビール券(枚数多し)に目がくらみ、3ヶ月だけ購読することになってしまったのだ(苦笑)。一般紙を購読するのは就職活動時以来である。
“活字中毒者”の僕にとっては、スポーツ新聞と一般紙を読むことはそれなりに楽しいんやけど…。現在、テレビの横に1月分から、50?くらいの高さになって平積みされている状態。一応、重要な資料なもので(結構、役に立つもの)。スポーツ新聞だけでも後片付けに困っていると言うのに(@_@)
SF入試
2003年6月3日 6月2日、関西圏のスポーツ新聞一面は好投したルーキー・久保田智之投手(タイガース)に関するものが大半であった。一安心。(前日の日記を参照)
さて、『Number』577号(文藝春秋)を読んでいたのであるが、あるページの広告に目が止まった。
新たなフィールドへ
関西大学スポーツ・フロンティア入学試験
関西大学は、優れたスポーツ実績・能力を持つ高校生を対象に、37のスポーツで『スポーツ・フロンティア(SF)入試』を実施しています。関西大学における学生文化のフロント・ランナーとして、その活躍と飛躍に期待します。
というものである。
早稲田大は運動部の低迷を反省して、99年に『スポーツ振興協議会』を設立する。大学側からの支援(補助金)が出るようになり、マスコミへの露出も活発化。また、入試制度も変更され、若干名ながらも書類選考、面接で入学することが出来る。(今秋のドラフト会議注目の鳥谷敬内野手や清水大輔投手が、その制度で初の適用者)
このような流れが確立して、まだ日は浅いけれども。早稲田大は着々と、その成果を見せ始めている。そして、尚、今後の動向に注目が集まるところだ。
関西大も一足遅れたものの、早稲田大と同じようなムーブメントが起きつつある。
僕がよく取材する硬式野球部も、ここ数年、優秀な人材を集めている。加えて、日々のトレーニング環境(グラウンドやトレーニングジムなど)も急速に整備している次第。要するに、ソフトとハードの両面を充実させているのである。
学生の本分は学業。これは当然の話し。でも、スポーツ振興が学校自体を多いに盛り上げる役目も担っていることも忘れてはならない。
事実、このSF入試たる制度で入学した学生は、一般受験で入学して来た学生よりも学力は劣っているかも知れない。だけど、得意とするスポーツの環境を整えてあげることで、そこそこの学力レベル(言い方は悪いが…)に達するようにも思える。まぁ、その辺の資質がSF入試対象者にあるかどうかを、書類選考や面接などで判断するのだろう。
僕自身、スポーツライターという仕事をしていることもあるので、この関西大のSF入試には好印象を持っている。そして、成功して欲しいとも思っている。関西大自体の発展。及び関西の学生スポーツ界全体の起爆剤になるであろうから、きっと。
今度、どこかの出版社で、このネタを扱ってくれへんかな?是非、詳細を取材。もっと実態を把握したいものである。
さて、『Number』577号(文藝春秋)を読んでいたのであるが、あるページの広告に目が止まった。
新たなフィールドへ
関西大学スポーツ・フロンティア入学試験
関西大学は、優れたスポーツ実績・能力を持つ高校生を対象に、37のスポーツで『スポーツ・フロンティア(SF)入試』を実施しています。関西大学における学生文化のフロント・ランナーとして、その活躍と飛躍に期待します。
というものである。
早稲田大は運動部の低迷を反省して、99年に『スポーツ振興協議会』を設立する。大学側からの支援(補助金)が出るようになり、マスコミへの露出も活発化。また、入試制度も変更され、若干名ながらも書類選考、面接で入学することが出来る。(今秋のドラフト会議注目の鳥谷敬内野手や清水大輔投手が、その制度で初の適用者)
このような流れが確立して、まだ日は浅いけれども。早稲田大は着々と、その成果を見せ始めている。そして、尚、今後の動向に注目が集まるところだ。
関西大も一足遅れたものの、早稲田大と同じようなムーブメントが起きつつある。
僕がよく取材する硬式野球部も、ここ数年、優秀な人材を集めている。加えて、日々のトレーニング環境(グラウンドやトレーニングジムなど)も急速に整備している次第。要するに、ソフトとハードの両面を充実させているのである。
学生の本分は学業。これは当然の話し。でも、スポーツ振興が学校自体を多いに盛り上げる役目も担っていることも忘れてはならない。
事実、このSF入試たる制度で入学した学生は、一般受験で入学して来た学生よりも学力は劣っているかも知れない。だけど、得意とするスポーツの環境を整えてあげることで、そこそこの学力レベル(言い方は悪いが…)に達するようにも思える。まぁ、その辺の資質がSF入試対象者にあるかどうかを、書類選考や面接などで判断するのだろう。
僕自身、スポーツライターという仕事をしていることもあるので、この関西大のSF入試には好印象を持っている。そして、成功して欲しいとも思っている。関西大自体の発展。及び関西の学生スポーツ界全体の起爆剤になるであろうから、きっと。
今度、どこかの出版社で、このネタを扱ってくれへんかな?是非、詳細を取材。もっと実態を把握したいものである。
悩んだなぁ、パ・リーグの遊撃手
2003年6月4日 今シーズンもプロ野球の“夢の球宴”ことオールスター戦が開催される。
報道側の過剰かつトンチンカン!?な演出、FA制度導入後のセ・リーグ優位の展開などで、非難される機会も多いのだが、野球ファンにとっては夢のような舞台である。
7月15日(大阪ドーム)、7月16日(千葉マリンスタジアム)の2試合制。(両日、パ・リーグの本拠地球場なのは何でやろう???)
尚、ファン投票の〆切りは6月22日である。残念ながら投票を済ませていない野球ファンは是非!まだまだ間に合います。
勿論、僕は投票済み。インターネット投票と、コンビニエンス・ストアに置いてある用紙を利用して。
今回、ファン投票で話題になっているのは、タイガースの“球宴ジャック”などだろう。
チームの調子も良いし、ポジション別にノミネートされている選手の成績自体も相応のもの。過去の企業絡みの組織票とは無縁のようだ。熱狂的なタイガースファンの大半が
「オールスターでタテジマばかりのユニフォームやったら。最高やなぁ、快感やなぁ」
と、大きな夢を抱いて、投票している結果が現在のタイガース勢の“票の伸び”に反映されているに違いない。
これを否定するつもりはサラサラない。ファン心理もよく分かる。だけど、もっと広い視野でプロ野球界を見渡した方が、よりタイガースというチームの素晴らしい部分、足りない部分を認識出来るのではないだろうか?そして、野球はさらに面白くなるはずなんやけれどもな。
単純に、タイガースのレギュラー選手陣を並べてしまうのは、逆に“タイガース愛”が欠落しているように思えて仕方がない。(“ジャイアンツ愛”ってのはあったけれども、“タイガース愛”はなかったか…)
ファン投票するにあたって。僕は、頭の中でダイヤモンド&電光掲示板のメンバー表を思い描いて、たくさんの選手を当てはめてみた。大袈裟ではなく正味の話しで、三日三晩、思い悩んだのだが、至福の時間であったことは言うまでもない。
その中で、最も時間を割いたのが、パ・リーグの遊撃手。
僕的には、松井稼頭央(ライオンズ)の“華麗さ”、川?宗則(ホークス)の“若い勢い”、小坂誠(マリーンズ)の“通に受ける巧さ、渋さ”、金子誠(ファイターズ)の“スローイングでの見せ場”。4選手それぞれの個性が捨て難かったのだ。(おいおい、バファローズとブルーウェーブはどないした?スミマセン…)
で、最終的に決断を下すのに三日三晩を費やしたという訳。ある意味、平和で幸せやね(苦笑)。
さて、果たして僕は。激戦のパ・リーグ遊撃手に誰を選んだのか?まぁ、それはいまのところは内緒ということで御容赦。ただ、僕の野球観を理解している人間は、簡単に分かるんと違うかな?正解はファン投票の最終結果が出た後に、この日記で発表。正解者へのプレゼントは…特に、考えていない(苦笑)。ゴメンなさいm(_ _)m
報道側の過剰かつトンチンカン!?な演出、FA制度導入後のセ・リーグ優位の展開などで、非難される機会も多いのだが、野球ファンにとっては夢のような舞台である。
7月15日(大阪ドーム)、7月16日(千葉マリンスタジアム)の2試合制。(両日、パ・リーグの本拠地球場なのは何でやろう???)
尚、ファン投票の〆切りは6月22日である。残念ながら投票を済ませていない野球ファンは是非!まだまだ間に合います。
勿論、僕は投票済み。インターネット投票と、コンビニエンス・ストアに置いてある用紙を利用して。
今回、ファン投票で話題になっているのは、タイガースの“球宴ジャック”などだろう。
チームの調子も良いし、ポジション別にノミネートされている選手の成績自体も相応のもの。過去の企業絡みの組織票とは無縁のようだ。熱狂的なタイガースファンの大半が
「オールスターでタテジマばかりのユニフォームやったら。最高やなぁ、快感やなぁ」
と、大きな夢を抱いて、投票している結果が現在のタイガース勢の“票の伸び”に反映されているに違いない。
これを否定するつもりはサラサラない。ファン心理もよく分かる。だけど、もっと広い視野でプロ野球界を見渡した方が、よりタイガースというチームの素晴らしい部分、足りない部分を認識出来るのではないだろうか?そして、野球はさらに面白くなるはずなんやけれどもな。
単純に、タイガースのレギュラー選手陣を並べてしまうのは、逆に“タイガース愛”が欠落しているように思えて仕方がない。(“ジャイアンツ愛”ってのはあったけれども、“タイガース愛”はなかったか…)
ファン投票するにあたって。僕は、頭の中でダイヤモンド&電光掲示板のメンバー表を思い描いて、たくさんの選手を当てはめてみた。大袈裟ではなく正味の話しで、三日三晩、思い悩んだのだが、至福の時間であったことは言うまでもない。
その中で、最も時間を割いたのが、パ・リーグの遊撃手。
僕的には、松井稼頭央(ライオンズ)の“華麗さ”、川?宗則(ホークス)の“若い勢い”、小坂誠(マリーンズ)の“通に受ける巧さ、渋さ”、金子誠(ファイターズ)の“スローイングでの見せ場”。4選手それぞれの個性が捨て難かったのだ。(おいおい、バファローズとブルーウェーブはどないした?スミマセン…)
で、最終的に決断を下すのに三日三晩を費やしたという訳。ある意味、平和で幸せやね(苦笑)。
さて、果たして僕は。激戦のパ・リーグ遊撃手に誰を選んだのか?まぁ、それはいまのところは内緒ということで御容赦。ただ、僕の野球観を理解している人間は、簡単に分かるんと違うかな?正解はファン投票の最終結果が出た後に、この日記で発表。正解者へのプレゼントは…特に、考えていない(苦笑)。ゴメンなさいm(_ _)m
不正バット雑感
2003年6月5日 今朝のスポーツ新聞にデカデカと、
《ソーサ 不正バット使用で退場》
という文字が踊っていた。
96年:1イニング2本塁打(メジャー記録)
97年:右翼手最多となるシーズン16捕殺
98年:66本塁打、ナ・リーグMVP
99年:63本塁打
01年:64本塁打
03年:通算500本塁打達成
本塁打王2回、打点王2回
などの輝かしい実績を持ち、日本の野球ファンの間でも馴染み深いサミー・ソーサ外野手(カブス)。
6月3日(日本時間4日)のデビルレイズ戦(リグレーフィールド)。1回裏、ソーサが二ゴロを放った際、折れたバットの断面からコルク材(空気を内包しており、弾力性に富んでいる)の破片が見付かる。公認野球規則にある
・バットは1本の木材で作られるべき
・打球の飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせる改造、加工は厳禁
に触れた為に、ソーサは即刻、退場を命じられたのである。
試合後、ソーサは会見に臨み、バットの不正使用を認める。但し、
「試合前の打撃練習で遠くへ飛ばすと、ファンが喜ぶから使用していた」
と、意図的ではなく、あくまでも練習用のバットを間違って使用してしまったという旨を強調。そして、
「今回の事件は、自分にとって大きな存在であったファンを失うことになるかも知れない。チームメート、ファンには心より誤りたい。また、コミッショナーにも謝罪したい。2度と不正バットは使用しない。約束する」
そのように語り、会見を締めくくったようだ。
実は、僕も不正バットを作り、使ったことがある。勿論、練習の場で。
グリップ部にヒビの入った木製バットを、まず強度の優れたビニールテープでグルグル巻きにする。これで、グリップ部のヒビはたいして気にならない。次に、バットの先端を電気ドリルで刳り抜く。15?くらいかな!?そして、スーパーボール4〜5個をバーナーで溶かして(臭かったなぁ…)、空洞になったところへ流し込む。あとは、溶かした液状のスーパーボールが固まるのを待つだけ。元々、試合で使うつもりなんかはサラサラないから、バットの先端部にフタをする必要もない。
「スーパーバットの完成っ!」
と、早速、(得意満面に、アホやな…)打撃練習で使ってみた。いやぁ〜、ホンマによく飛んだなぁ。カーブマシンから出て来る球にわざと泳いで、拾うだけで打球はポンポン飛んで行く。推定15〜20?は飛ぶんと違うかな。また、バットの重量自体も、マスコットバットのように重たくない。ほぼ正規のバットと同じ感覚でのバットコントロールも可能。ストレス解消にもなったかな!???
「試合で使いてぇ〜!」
ダメダメ打者であった僕はそう思ったけれども、やっぱり無理であったことは言うまでもないだろう。
ちなみにこのスーパーバットを作ったのは、当時、日本のあるプロ野球チームに在籍している外国人選手が勝負所で使用しているのではないか?(あくまでも噂)と、噂が立っていたから。好奇心旺盛な僕としては、実験してみたかったのだ。
真実は分からない。僕も経験があるだけにソーサの
「練習用のバットであった。間違えただけだ」
という言葉を信じたい。
「練習用であっても、そんなバットを作ること自体が間違っている」
と、言われてしまえばそれまでやけれども…。な〜んとなく、分かるような気もするんだな。人間には“遊び心”ってのがあるんやから。まぁ、実際に、試合で使用してしまったことに関しては“遊び心”では片付けられないけれど。
殿堂入り確実と、言われているソーサの不祥事。どのような結末になるのか?
あとは正々堂々と。ソーサは自身の力で本塁打を量産すれば、今回のことは“笑い話し”で済むんやろうなぁ。それを期待している。だって、ソーサは不正バットに頼らなくても、素晴らしい技量と力で本塁打が打てるはず。僕はそう確信しているから。
尚、中村紀洋内野手(バファローズ)などがやっているグリップエンド部に、テーピングをグルグル巻き。もしくは土橋勝征内野手(スワローズ)らのバットを短く持つ為の“目印テーピング”は…。
加工と言えば、加工やけれども。どう考えても、飛距離の伸びや反発力には関係ないからOKなんやろうね。勉強になったよ。
《ソーサ 不正バット使用で退場》
という文字が踊っていた。
96年:1イニング2本塁打(メジャー記録)
97年:右翼手最多となるシーズン16捕殺
98年:66本塁打、ナ・リーグMVP
99年:63本塁打
01年:64本塁打
03年:通算500本塁打達成
本塁打王2回、打点王2回
などの輝かしい実績を持ち、日本の野球ファンの間でも馴染み深いサミー・ソーサ外野手(カブス)。
6月3日(日本時間4日)のデビルレイズ戦(リグレーフィールド)。1回裏、ソーサが二ゴロを放った際、折れたバットの断面からコルク材(空気を内包しており、弾力性に富んでいる)の破片が見付かる。公認野球規則にある
・バットは1本の木材で作られるべき
・打球の飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせる改造、加工は厳禁
に触れた為に、ソーサは即刻、退場を命じられたのである。
試合後、ソーサは会見に臨み、バットの不正使用を認める。但し、
「試合前の打撃練習で遠くへ飛ばすと、ファンが喜ぶから使用していた」
と、意図的ではなく、あくまでも練習用のバットを間違って使用してしまったという旨を強調。そして、
「今回の事件は、自分にとって大きな存在であったファンを失うことになるかも知れない。チームメート、ファンには心より誤りたい。また、コミッショナーにも謝罪したい。2度と不正バットは使用しない。約束する」
そのように語り、会見を締めくくったようだ。
実は、僕も不正バットを作り、使ったことがある。勿論、練習の場で。
グリップ部にヒビの入った木製バットを、まず強度の優れたビニールテープでグルグル巻きにする。これで、グリップ部のヒビはたいして気にならない。次に、バットの先端を電気ドリルで刳り抜く。15?くらいかな!?そして、スーパーボール4〜5個をバーナーで溶かして(臭かったなぁ…)、空洞になったところへ流し込む。あとは、溶かした液状のスーパーボールが固まるのを待つだけ。元々、試合で使うつもりなんかはサラサラないから、バットの先端部にフタをする必要もない。
「スーパーバットの完成っ!」
と、早速、(得意満面に、アホやな…)打撃練習で使ってみた。いやぁ〜、ホンマによく飛んだなぁ。カーブマシンから出て来る球にわざと泳いで、拾うだけで打球はポンポン飛んで行く。推定15〜20?は飛ぶんと違うかな。また、バットの重量自体も、マスコットバットのように重たくない。ほぼ正規のバットと同じ感覚でのバットコントロールも可能。ストレス解消にもなったかな!???
「試合で使いてぇ〜!」
ダメダメ打者であった僕はそう思ったけれども、やっぱり無理であったことは言うまでもないだろう。
ちなみにこのスーパーバットを作ったのは、当時、日本のあるプロ野球チームに在籍している外国人選手が勝負所で使用しているのではないか?(あくまでも噂)と、噂が立っていたから。好奇心旺盛な僕としては、実験してみたかったのだ。
真実は分からない。僕も経験があるだけにソーサの
「練習用のバットであった。間違えただけだ」
という言葉を信じたい。
「練習用であっても、そんなバットを作ること自体が間違っている」
と、言われてしまえばそれまでやけれども…。な〜んとなく、分かるような気もするんだな。人間には“遊び心”ってのがあるんやから。まぁ、実際に、試合で使用してしまったことに関しては“遊び心”では片付けられないけれど。
殿堂入り確実と、言われているソーサの不祥事。どのような結末になるのか?
あとは正々堂々と。ソーサは自身の力で本塁打を量産すれば、今回のことは“笑い話し”で済むんやろうなぁ。それを期待している。だって、ソーサは不正バットに頼らなくても、素晴らしい技量と力で本塁打が打てるはず。僕はそう確信しているから。
尚、中村紀洋内野手(バファローズ)などがやっているグリップエンド部に、テーピングをグルグル巻き。もしくは土橋勝征内野手(スワローズ)らのバットを短く持つ為の“目印テーピング”は…。
加工と言えば、加工やけれども。どう考えても、飛距離の伸びや反発力には関係ないからOKなんやろうね。勉強になったよ。
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食事の予定
2003年6月6日 今日は6月6日。
外見とは不釣合いながら、幼児性の抜け切っていない部分がある僕(苦笑)。ついつい、
“6月6日にUFOが〜♪”
『ドラえもん絵描き唄』の一節を口ずさんでしまう…^_^;
今夜、タイガースの林威助(りん・うぇいつー)外野手と食事をする約束をした。仕事抜きのプライベート。
林が近畿大野球部に在籍している頃から、
「美味しいゴハンでも一緒に食べに行こうなぁ」
そのように僕は誘っていたし、タイガースの編成・畑山俊二が
「リハビリ中(右膝の故障)で、ちょっとストレスも溜まっている感じやな。鳴尾浜(寮・虎風荘)からも、ほとんど出ていないみたいやから」
とも語っていたので、林の気分転換にでもなってくれれば幸い。お互いに楽しい時間を過越したいものだ。
「練習は17:00には終わるはずです。あと、杉山(直久、投手)も誘って良いですかね?」
と、林が心地良い丁寧な日本語で尋ねて来る。
「それだったら、練習が終わった後に電話してね。杉山君も連れておいでよ」
意識している訳ではないが、林と話しをしていると僕も丁寧(いつもより)な口調になる。
「はい。でも、杉山も予定があるかも知れないので、どうなるかは分からないです」
西宮界隈で、タイガースのルーキー選手を連れ歩く“怪しく巨大な人物”。決して、タニマチではない。だって、林、杉山の方が高給取りなんやもん(苦笑)。まぁ、行きつけの『安芸』での食事代くらいは払うけれどもね。
時期を逃して、書けずにいるネタって、意外に多いんだよなぁ。だから、日記は難しい。一応、ストックはしているんやけれどもね。
あと、“精神状態”、“健康状態”から“気力”が欠ける時も…。こんなことに左右されてしまっているようではアカンよなぁ。要反省。
外見とは不釣合いながら、幼児性の抜け切っていない部分がある僕(苦笑)。ついつい、
“6月6日にUFOが〜♪”
『ドラえもん絵描き唄』の一節を口ずさんでしまう…^_^;
今夜、タイガースの林威助(りん・うぇいつー)外野手と食事をする約束をした。仕事抜きのプライベート。
林が近畿大野球部に在籍している頃から、
「美味しいゴハンでも一緒に食べに行こうなぁ」
そのように僕は誘っていたし、タイガースの編成・畑山俊二が
「リハビリ中(右膝の故障)で、ちょっとストレスも溜まっている感じやな。鳴尾浜(寮・虎風荘)からも、ほとんど出ていないみたいやから」
とも語っていたので、林の気分転換にでもなってくれれば幸い。お互いに楽しい時間を過越したいものだ。
「練習は17:00には終わるはずです。あと、杉山(直久、投手)も誘って良いですかね?」
と、林が心地良い丁寧な日本語で尋ねて来る。
「それだったら、練習が終わった後に電話してね。杉山君も連れておいでよ」
意識している訳ではないが、林と話しをしていると僕も丁寧(いつもより)な口調になる。
「はい。でも、杉山も予定があるかも知れないので、どうなるかは分からないです」
西宮界隈で、タイガースのルーキー選手を連れ歩く“怪しく巨大な人物”。決して、タニマチではない。だって、林、杉山の方が高給取りなんやもん(苦笑)。まぁ、行きつけの『安芸』での食事代くらいは払うけれどもね。
時期を逃して、書けずにいるネタって、意外に多いんだよなぁ。だから、日記は難しい。一応、ストックはしているんやけれどもね。
あと、“精神状態”、“健康状態”から“気力”が欠ける時も…。こんなことに左右されてしまっているようではアカンよなぁ。要反省。
右翼スタンドに突き刺せっ!
2003年6月7日 昨日の日記にも書いたように、林威助外野手(阪神)と食事をする。杉山直久投手(阪神)は風邪気味だったらしく、今回は来ることが出来なかった。
学生時代(近畿大)より少し短く切り揃えた髪型と、日焼けした顔が一層に林の表情を凛々しくさせていた。また、黒のTシャツにジーンズ。右腕にタグ・ホイヤーの腕時計をはめただけの華美でないシンプルな格好が、いかにも林らしい。
『安芸』へ行き、まずはビールで乾杯する。
「好き嫌いはないですね」
と、林が言うので、僕は適当に料理を注文。そして、色々な話しをした。
プロ生活、寮の環境、休日の過越し方、仲の良い選手、優しい先輩選手、故郷、母親の料理、大学時代の思い出、ナショナルチーム(チャイニーズ・タイペイ)について…などなど。少し焦りはあるけれども、右膝の回復具合も順調のよう。林は終始、にこやかな表情を浮かべながら箸を口へ運び、適度に麦焼酎水割りのグラスも傾ける。また、ちょうど店内にあるテレビで、スワローズ×タイガース(神宮球場)のナイター中継をやっていたこともあり、真面目な野球談義は勿論、選手のちょっとしたこぼれ話しなども。途中、同期入団の江草貴仁投手から林の携帯電話に連絡も入る。用件は
「寮へ帰って来る時、コンビニに寄って買い物して来てよ」
とのこと(笑)。
その後、野球博士・江本雅朗も合流。
「曽我部さん(直樹、外野手)には可愛がって貰っています」
林が応えると、すぐに曽我部の球歴などをスラスラと、語る江本。また、林が近畿大入学早々に、リーグ戦の首位打者を獲得した後の『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)のグラビアも持って来る用意周到ぶり。シッカリと、サインを書いて貰っていたなぁ。
タイガースへ入団する前から知っている。インタビューをしたこともあるので、野球の原風景も僕なりに把握しているつもり。そして、仕事抜きでこのような機会を持つこともある。そんな贔屓目もあるのかも知れない。ただ、間違いなく、林は野球選手に大切な何かを持っているような気がしてならない。
予備知識もなく、初めて林のプレーを観た時。ピーンと、感じるものがあった。特に、打席へ立つ姿には胸がときめいた。そして、放たれた打球を見て、さらに驚く。確か、最初に観た打席では二ゴロであったと記憶している。でも、打球の質が並ではなかった。
少々、右脇が甘い感があるが、手首が立ったままバットが出て来る。俗に言う、リストが効いたスイング。で、球をミートする際に“ガチッ”というような音と共にリストが返る。そして、球とバットが衝突した以上の勢いがある打球。
早く一軍で活躍する林を観たいものだ。本拠地・甲子園球場の浜風をものともせず、鋭い打球を右翼スタンドに突き刺すシーンを思い描いていると…携帯電話が鳴る。
「昨日はありがとうございました。僕も頑張りますので、島尻さんも頑張って下さい。また、ゴハン行きましょう」
林からであった。
学生時代(近畿大)より少し短く切り揃えた髪型と、日焼けした顔が一層に林の表情を凛々しくさせていた。また、黒のTシャツにジーンズ。右腕にタグ・ホイヤーの腕時計をはめただけの華美でないシンプルな格好が、いかにも林らしい。
『安芸』へ行き、まずはビールで乾杯する。
「好き嫌いはないですね」
と、林が言うので、僕は適当に料理を注文。そして、色々な話しをした。
プロ生活、寮の環境、休日の過越し方、仲の良い選手、優しい先輩選手、故郷、母親の料理、大学時代の思い出、ナショナルチーム(チャイニーズ・タイペイ)について…などなど。少し焦りはあるけれども、右膝の回復具合も順調のよう。林は終始、にこやかな表情を浮かべながら箸を口へ運び、適度に麦焼酎水割りのグラスも傾ける。また、ちょうど店内にあるテレビで、スワローズ×タイガース(神宮球場)のナイター中継をやっていたこともあり、真面目な野球談義は勿論、選手のちょっとしたこぼれ話しなども。途中、同期入団の江草貴仁投手から林の携帯電話に連絡も入る。用件は
「寮へ帰って来る時、コンビニに寄って買い物して来てよ」
とのこと(笑)。
その後、野球博士・江本雅朗も合流。
「曽我部さん(直樹、外野手)には可愛がって貰っています」
林が応えると、すぐに曽我部の球歴などをスラスラと、語る江本。また、林が近畿大入学早々に、リーグ戦の首位打者を獲得した後の『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)のグラビアも持って来る用意周到ぶり。シッカリと、サインを書いて貰っていたなぁ。
タイガースへ入団する前から知っている。インタビューをしたこともあるので、野球の原風景も僕なりに把握しているつもり。そして、仕事抜きでこのような機会を持つこともある。そんな贔屓目もあるのかも知れない。ただ、間違いなく、林は野球選手に大切な何かを持っているような気がしてならない。
予備知識もなく、初めて林のプレーを観た時。ピーンと、感じるものがあった。特に、打席へ立つ姿には胸がときめいた。そして、放たれた打球を見て、さらに驚く。確か、最初に観た打席では二ゴロであったと記憶している。でも、打球の質が並ではなかった。
少々、右脇が甘い感があるが、手首が立ったままバットが出て来る。俗に言う、リストが効いたスイング。で、球をミートする際に“ガチッ”というような音と共にリストが返る。そして、球とバットが衝突した以上の勢いがある打球。
早く一軍で活躍する林を観たいものだ。本拠地・甲子園球場の浜風をものともせず、鋭い打球を右翼スタンドに突き刺すシーンを思い描いていると…携帯電話が鳴る。
「昨日はありがとうございました。僕も頑張りますので、島尻さんも頑張って下さい。また、ゴハン行きましょう」
林からであった。
天才に学ぶ
2003年6月8日 よくあることだが…時折、野球日記の主旨から外れてしまう。
僕は現在、あるものにハマっている。それは手塚治虫の漫画。
幼少時から、手塚漫画は大好きであった。特に、『ブラック・ジャック』は何度も読み返したくらいだ。
昨日は『アドルフに告ぐ』を読んだ。大学時代に読破したことがある作品だが、面白さは不変。いや、僕も少しは人生経験を積んだので、より味わい深いものに。
手塚漫画で最も何を感じ取ることが出来るか?これは各自の主観が異なるので、一概に言い切れないが。僕的には“人間臭さ”が堪らない。様々な背景やテーマの中で、人間(アトムはロボットやけれどもね)の持つ強さ、弱さの葛藤。完全でないというところが自己投影に繋がり易いのかも知れない。そして、何よりも。どんな登場人物も根底に優しさを抱えている。
とにかく手塚の“天才ぶり”を改めて、痛感した次第。分野も違うし、僕の才能は到底、手塚の域には及ばない。でも、学ぶべきところはたくさんある。その成果を少しでも反映させたいものだ。無意識にね。
僕は現在、あるものにハマっている。それは手塚治虫の漫画。
幼少時から、手塚漫画は大好きであった。特に、『ブラック・ジャック』は何度も読み返したくらいだ。
昨日は『アドルフに告ぐ』を読んだ。大学時代に読破したことがある作品だが、面白さは不変。いや、僕も少しは人生経験を積んだので、より味わい深いものに。
手塚漫画で最も何を感じ取ることが出来るか?これは各自の主観が異なるので、一概に言い切れないが。僕的には“人間臭さ”が堪らない。様々な背景やテーマの中で、人間(アトムはロボットやけれどもね)の持つ強さ、弱さの葛藤。完全でないというところが自己投影に繋がり易いのかも知れない。そして、何よりも。どんな登場人物も根底に優しさを抱えている。
とにかく手塚の“天才ぶり”を改めて、痛感した次第。分野も違うし、僕の才能は到底、手塚の域には及ばない。でも、学ぶべきところはたくさんある。その成果を少しでも反映させたいものだ。無意識にね。
童心
2003年6月9日 平日の月曜日。しかも真っ昼間から…。時折、顔を出す西宮北口のバーを経営する夫婦より
「シマジィさん、武庫川沿いでBBQすんねんけど。来ぇへんか?」
という連絡が入る。
そろそろ東京へ行く(全国大学野球選手権大会)準備も済まさないとイケナイのだが、河川敷でのBBQは魅力的。すぐに自転車にまたがって、武庫川の上武庫橋をやや北上したところ(西宮寄り)へ向かった。
バーを経営する夫婦には、小学生の男の子が3人いる。本来、彼らは学校へ行っているはずなのだが、先週の土曜日は父兄参観日であったらしい。だから、今日は振替休日。という訳で、武庫川の河川敷では小学生3人衆は元気良く遊んでいた。
BBQは最高♪
あらゆる肉を、えのき茸を、ニンニクを、キムチを。ムシャムシャ食す。珍しくアルコールは控え目に。で、これだけ食べたら、あとは運動しなくてはならない。
食後の運動も最高♪
キャッチボールを、遠投を、トスバッティングを、ノックを。
「シマジィ、なかなか野球巧いやないか。昔ちょっとはやってたんか?」
「遠慮せんと、思いっ切り投げてや」
「もうバテバテなんちゃう?」
小学生3人衆に、好き勝手言われつつも(←関西の子供って、こんなんです)大奮闘。我ながら、よく頑張った(はず)。
そして、最後の締めはキックベース。僕、バーのマスター、バーの従業員・タケちゃんはハンディキャップを与えられ、キックは左足でのみ。まぁ、大人の男やからね。でも、左右のバランスが良い(戸惑わずに右足でも、左足でも蹴れる)僕には、あまり意味を成さないラッキーなハンディキャップ。バコン、バコンと、蹴りまくる。(←大人気ないわ…)おかげで、ダイヤモンドを何周も掛け回ることに。最後は汗ダク、泥だらけで、息もゼーゼー。おまけに膝もガクガク…という有様。だけど、心地良いくらい無邪気に、童心を満喫することが出来た。
思い返せば、自分が小学生の時。毎日がこのような感じやった。学校から帰宅して、カバン(体の大きな小学生だったので、ランドセルは2年生くらいまでしか使わなかった)を放り投げると、バットとグラブ。もしくはサッカーボールを抱えては、6段変則ギアの自転車に飛び乗って、公園や河川敷のグラウンドに。そして、真っ暗になるまで遊び呆けていた。
子供の遊ぶ場所が少ない。そのように言われて久しくない。確かに、それは事実なのかも知れないけれども、遊び場所が皆無という訳でもないだろう。是非、子供達には自分のホームグラウンドを幾つか見付けて欲しい。そう、君達にはまだまだ可能性がある。きっと、そこから、もっと大きな舞台へ羽ばたけるに違いない。また、僕のようなオッサンになった際も。自身も童心へ帰れるだろうし、子供達に何かを伝えることが出来るかも。それは、人生において、とても有意義であるように思えるのだが。
「シマジィさん、武庫川沿いでBBQすんねんけど。来ぇへんか?」
という連絡が入る。
そろそろ東京へ行く(全国大学野球選手権大会)準備も済まさないとイケナイのだが、河川敷でのBBQは魅力的。すぐに自転車にまたがって、武庫川の上武庫橋をやや北上したところ(西宮寄り)へ向かった。
バーを経営する夫婦には、小学生の男の子が3人いる。本来、彼らは学校へ行っているはずなのだが、先週の土曜日は父兄参観日であったらしい。だから、今日は振替休日。という訳で、武庫川の河川敷では小学生3人衆は元気良く遊んでいた。
BBQは最高♪
あらゆる肉を、えのき茸を、ニンニクを、キムチを。ムシャムシャ食す。珍しくアルコールは控え目に。で、これだけ食べたら、あとは運動しなくてはならない。
食後の運動も最高♪
キャッチボールを、遠投を、トスバッティングを、ノックを。
「シマジィ、なかなか野球巧いやないか。昔ちょっとはやってたんか?」
「遠慮せんと、思いっ切り投げてや」
「もうバテバテなんちゃう?」
小学生3人衆に、好き勝手言われつつも(←関西の子供って、こんなんです)大奮闘。我ながら、よく頑張った(はず)。
そして、最後の締めはキックベース。僕、バーのマスター、バーの従業員・タケちゃんはハンディキャップを与えられ、キックは左足でのみ。まぁ、大人の男やからね。でも、左右のバランスが良い(戸惑わずに右足でも、左足でも蹴れる)僕には、あまり意味を成さないラッキーなハンディキャップ。バコン、バコンと、蹴りまくる。(←大人気ないわ…)おかげで、ダイヤモンドを何周も掛け回ることに。最後は汗ダク、泥だらけで、息もゼーゼー。おまけに膝もガクガク…という有様。だけど、心地良いくらい無邪気に、童心を満喫することが出来た。
思い返せば、自分が小学生の時。毎日がこのような感じやった。学校から帰宅して、カバン(体の大きな小学生だったので、ランドセルは2年生くらいまでしか使わなかった)を放り投げると、バットとグラブ。もしくはサッカーボールを抱えては、6段変則ギアの自転車に飛び乗って、公園や河川敷のグラウンドに。そして、真っ暗になるまで遊び呆けていた。
子供の遊ぶ場所が少ない。そのように言われて久しくない。確かに、それは事実なのかも知れないけれども、遊び場所が皆無という訳でもないだろう。是非、子供達には自分のホームグラウンドを幾つか見付けて欲しい。そう、君達にはまだまだ可能性がある。きっと、そこから、もっと大きな舞台へ羽ばたけるに違いない。また、僕のようなオッサンになった際も。自身も童心へ帰れるだろうし、子供達に何かを伝えることが出来るかも。それは、人生において、とても有意義であるように思えるのだが。
神宮にやって来ました
2003年6月11日 朝一番の新幹線(新大阪6:00発)で東京へ。
車中で爆睡しようと思うも、なかなかベストな態勢(勿論、寝る為の)を見付けることが出来ず…。ほとんど寝れんかった(苦笑)。新幹線が浜松を通過するくらいまでの記憶は確実にあったもんなぁ。
JR信濃町駅のコインロッカーに荷物を入れ、明治神宮野球場へ直行。受付にてパス(取材証)を貰ってから、記者席へ行く。
デイリースポーツ・大加戸康一、スポーツ報知・武田泰淳、共同通信社・白石智絵、朝日新聞社・野村周平と、関西で顔馴染みの新聞記者も多くて、妙な安心感を覚える。尚、日刊スポーツ・前田健吾に、サンケイスポーツ・伊藤雅哉とも名刺交換をする。
伊藤は本来、アマチュア担当ではなく虎番(タイガース担当)。今回はドラフト会議を控えた取材ということで神宮へ来ていたのだ。そして、この日記もチェックしてくれているようで
「やっとお会いすることが出来ました」
と、僕を恥ずかしがらせてくれた。まぁ、正直、嬉しいのやけれども(笑)。
大会の運営を手伝う学生達も、関西大・千田治彦、近畿大・重松紗和、立命館大・河内山洋一、神戸学院大・田部博也、大阪経済大・白石和也らが。(この日記で最多出場と、噂される近畿大・古谷純一はこの日、チームに帯同だったので神宮には現れず)
みんな、ちょっとセンスが良くない!?緑色のシャツを着て、仕事をしていたのが印象的。
2試合目は京都産業大(関西六大学)×東北福祉大(仙台六大学)。
序盤は京都産業大ペース。但し、本塁が遠い。
3回表の1死満塁のチャンスも、5番打者・堀裕之内野手の打球は二塁手へのライナーであった。走者はライナーバックで帰塁するが、ちょっとスライスの掛かった打球の処理に手こずった二塁手は落球。だが、これが幸いして併殺プレーが成立。飛球でないから、インフィールドフライが宣告されない。このような“ハードラック”が手痛かった。
東北福祉大もリーグMVP、変則横手右腕・森田竜平投手をなかなか攻略出来ない。
「どうなんですか、今日の森田は?」
試合の途中、野村が尋ねて来るので、
「うん、球は特別に走っている訳ではないけれども、丁寧には投げている。あと、千草(捕手)のリードが良いなぁ。福祉の打者は崩されているでしょ。恐いのは失策、四死球やな」
僕はそのように応える。そして、不思議なことに試合結果は僕の予想通りになってしまい、京都産業大0×1東北福祉大でゲームセット。
試合後、京都産業大・勝村法彦監督は
「元々、打ち勝って来たチームではないので。守り切れれば、勝機はあるとおもっていたのですが。まぁ、積極的なエラーだったので責めません。これを糧にして、白紙に戻して、再挑戦です」
と、悔しい敗戦も前向きに受け止めていた。
好投が報われなかった森田も
「緩急を使えたのは良かったし、走者を背負っても粘り強く。千草のリードを信頼して、持ち味はそれなりに出せたと思う。ただ、秋に向けて、ストレートをもっと速くしたい。(この日の最速は128?)全国制覇が目標やったから悔しいです」
と、丁寧に応えてくれた。
東北福祉大の投手陣の印象は―。
先発・竹中はストレートに力があるのだけれども…“こういう球を投げますよ”みたいな感じ。それにスタミナ面に不安が残った。
ポイントは4回表。結果的には3者凡退に抑えたのだが、フォームのバラツキ(腕と顔が離れる)が目立ち始める。球もシュート回転が多くなる。
「このままやったら、京都産業大にもチャンスありますねぇ」
と、吉村と話していたのである。ところが、さすが東北福祉大。その辺の判断力はあったようだ。5回表からエース・岸田を投入。前半は変化球中心で、後半は140?前後のストレート主体の投球。狙い球を絞らせずに、許した安打は内野安打1本のみ。打者17人に対して、10奪三振は圧巻であった。
躍動感のあるフォームで、球にキレがある。立命館大から日本新薬に進んだ村田智徳投手に似たタイプ。でも、球持ちが良くない。アッサリ投げているのだ。そのことはドラゴンズ編成の米村理も指摘していた。
3戦目の福岡大(九州六大学)×亜細亜大(東都大学)。
反頭一臣投手(亜細亜大)はコンディションがイマイチやったんかな???要所は締めていたけれども。僕的には、少し消化不良。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)は両校共に“イケイケドンドン”の野球を展開。盗塁、エンドランなどの仕掛けは早いし、打者がファーストストライクから積極的にスイングして行く。普段、見慣れている関西学生や関西六大学とは好対照な野球で、非常に面白く思えた。
夜は異常に眠かったのだが、伊藤、千田、河内山。そして、古谷と合流して、軽く食事&飲み。重松は明日のアナウンスの練習に備えて、ホテル(新高輪プリンス)へ直帰した。
本当は四谷三丁目の『あぶさん』へ行きたかったのだけれども、団体客が多く、入店出来ないとのこと。(ちなみに某在阪球団の編成陣は早々に、神宮を退散して飲んでいたよう…そんなんやから弱いねん!???)で、結局は水道橋の『949』(クシキュー)という居酒屋へ。
個人的にちょっとムシャクシャしたこと(後日の日記に)があったので、この食事&飲みでリフレッシュ。フラフラに酔っ払い、東京での常宿となりつつある『水道橋グリーンホテル』でチェックインを済ませた後は…バタンキューやった。
車中で爆睡しようと思うも、なかなかベストな態勢(勿論、寝る為の)を見付けることが出来ず…。ほとんど寝れんかった(苦笑)。新幹線が浜松を通過するくらいまでの記憶は確実にあったもんなぁ。
JR信濃町駅のコインロッカーに荷物を入れ、明治神宮野球場へ直行。受付にてパス(取材証)を貰ってから、記者席へ行く。
デイリースポーツ・大加戸康一、スポーツ報知・武田泰淳、共同通信社・白石智絵、朝日新聞社・野村周平と、関西で顔馴染みの新聞記者も多くて、妙な安心感を覚える。尚、日刊スポーツ・前田健吾に、サンケイスポーツ・伊藤雅哉とも名刺交換をする。
伊藤は本来、アマチュア担当ではなく虎番(タイガース担当)。今回はドラフト会議を控えた取材ということで神宮へ来ていたのだ。そして、この日記もチェックしてくれているようで
「やっとお会いすることが出来ました」
と、僕を恥ずかしがらせてくれた。まぁ、正直、嬉しいのやけれども(笑)。
大会の運営を手伝う学生達も、関西大・千田治彦、近畿大・重松紗和、立命館大・河内山洋一、神戸学院大・田部博也、大阪経済大・白石和也らが。(この日記で最多出場と、噂される近畿大・古谷純一はこの日、チームに帯同だったので神宮には現れず)
みんな、ちょっとセンスが良くない!?緑色のシャツを着て、仕事をしていたのが印象的。
2試合目は京都産業大(関西六大学)×東北福祉大(仙台六大学)。
序盤は京都産業大ペース。但し、本塁が遠い。
3回表の1死満塁のチャンスも、5番打者・堀裕之内野手の打球は二塁手へのライナーであった。走者はライナーバックで帰塁するが、ちょっとスライスの掛かった打球の処理に手こずった二塁手は落球。だが、これが幸いして併殺プレーが成立。飛球でないから、インフィールドフライが宣告されない。このような“ハードラック”が手痛かった。
東北福祉大もリーグMVP、変則横手右腕・森田竜平投手をなかなか攻略出来ない。
「どうなんですか、今日の森田は?」
試合の途中、野村が尋ねて来るので、
「うん、球は特別に走っている訳ではないけれども、丁寧には投げている。あと、千草(捕手)のリードが良いなぁ。福祉の打者は崩されているでしょ。恐いのは失策、四死球やな」
僕はそのように応える。そして、不思議なことに試合結果は僕の予想通りになってしまい、京都産業大0×1東北福祉大でゲームセット。
試合後、京都産業大・勝村法彦監督は
「元々、打ち勝って来たチームではないので。守り切れれば、勝機はあるとおもっていたのですが。まぁ、積極的なエラーだったので責めません。これを糧にして、白紙に戻して、再挑戦です」
と、悔しい敗戦も前向きに受け止めていた。
好投が報われなかった森田も
「緩急を使えたのは良かったし、走者を背負っても粘り強く。千草のリードを信頼して、持ち味はそれなりに出せたと思う。ただ、秋に向けて、ストレートをもっと速くしたい。(この日の最速は128?)全国制覇が目標やったから悔しいです」
と、丁寧に応えてくれた。
東北福祉大の投手陣の印象は―。
先発・竹中はストレートに力があるのだけれども…“こういう球を投げますよ”みたいな感じ。それにスタミナ面に不安が残った。
ポイントは4回表。結果的には3者凡退に抑えたのだが、フォームのバラツキ(腕と顔が離れる)が目立ち始める。球もシュート回転が多くなる。
「このままやったら、京都産業大にもチャンスありますねぇ」
と、吉村と話していたのである。ところが、さすが東北福祉大。その辺の判断力はあったようだ。5回表からエース・岸田を投入。前半は変化球中心で、後半は140?前後のストレート主体の投球。狙い球を絞らせずに、許した安打は内野安打1本のみ。打者17人に対して、10奪三振は圧巻であった。
躍動感のあるフォームで、球にキレがある。立命館大から日本新薬に進んだ村田智徳投手に似たタイプ。でも、球持ちが良くない。アッサリ投げているのだ。そのことはドラゴンズ編成の米村理も指摘していた。
3戦目の福岡大(九州六大学)×亜細亜大(東都大学)。
反頭一臣投手(亜細亜大)はコンディションがイマイチやったんかな???要所は締めていたけれども。僕的には、少し消化不良。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)は両校共に“イケイケドンドン”の野球を展開。盗塁、エンドランなどの仕掛けは早いし、打者がファーストストライクから積極的にスイングして行く。普段、見慣れている関西学生や関西六大学とは好対照な野球で、非常に面白く思えた。
夜は異常に眠かったのだが、伊藤、千田、河内山。そして、古谷と合流して、軽く食事&飲み。重松は明日のアナウンスの練習に備えて、ホテル(新高輪プリンス)へ直帰した。
本当は四谷三丁目の『あぶさん』へ行きたかったのだけれども、団体客が多く、入店出来ないとのこと。(ちなみに某在阪球団の編成陣は早々に、神宮を退散して飲んでいたよう…そんなんやから弱いねん!???)で、結局は水道橋の『949』(クシキュー)という居酒屋へ。
個人的にちょっとムシャクシャしたこと(後日の日記に)があったので、この食事&飲みでリフレッシュ。フラフラに酔っ払い、東京での常宿となりつつある『水道橋グリーンホテル』でチェックインを済ませた後は…バタンキューやった。
“近畿の雄”大敗
2003年6月12日 雨の為、1戦目10:00開始が…様子を見るとのことで1時間遅れに。
たいして天候に変化はなかったが、奈良産業大(近畿学生)×東亜大(中国地区)はプレーボールした。
奈良産業大のエース・大島一也投手は昨秋からリーグ戦で、50イニング連続無失点という、右手スリークォーターの好投手。140?を超えるストレートは重そうで、カットボールも効果的。だが、中盤で体が一塁側に倒れ始めてから、抜け球が多くなる。そこを攻められて、まさかの大量失点に繋がり、1×11の6回コールドゲームに終わる。
奈良産業大・藤原忠理監督は
「経験のなさ。力不足。投手の一人相撲。瀬戸際のプレーが出来ない。悪天候は関係ない」
と、コメント。
大島は
「東亜大は野球が巧かった。ボール球を振ってくれない。気負いはなかったけれども、悪天候によるマウンドのぬかるみが気になった。特に、軸足で踏ん張れなかった。でも、相手も同じ条件ですから」
若干、藤原監督のコメントと食い違う部分はあったけれども、それがプレーする選手の本音なのか?言い訳なのか?
2戦目は札幌大(札幌学生)×静岡産業大(東海地区大学)。
ゆっくり観たかったのだけれども、近畿大の試合前取材や在阪新聞記者と情報交換。また、田中雅彦捕手(近畿大)の取材に来ていた長島三奈に挨拶していたので。正直、ほとんど観ていない…(>_<)
試合結果は11×1で、札幌大の勝利。
札幌大が20安打(1試合チーム最多安打、大会タイ記録)、池野康史外野手(札幌大)が4盗塁(1試合最多盗塁、大会タイ記録)が特記事項といったところ。
そして、3戦目の近畿大(関西学生)×九州共立大(福岡六大学)。
大会1回戦屈指の好カードと前評判も高く、注目が集まった試合。悪天候にも関わらず、プロ注目の糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の投げ合いが観られるということもあって、多くの学生野球ファンも神宮に駆け付けていたのだが、結末はあまりにも予想外。
「昨年は5失策で初戦敗退。今年は9回までも野球をやらせて貰えない始末。ホンマにお恥ずかしい限り。申し訳ないです」
近畿大・榎本保監督が深々と、頭を下げたように0×14の5回コールドゲーム。近畿大の大会でのコールド負けは第6回(57年、対関西大)以来で、14失点はチーム最多失点である。
既に、新聞報道などもあるので、敢えて試合展開の詳細には触れない。まぁ、野球という勝負事の恐さとでも言えば良いのか。このような経験をしたことのない近畿大ベンチの様子が痛々しかった。榎本監督も指示の出しようがない。ナインに檄を飛ばす、主将・田中の大声が虚しくグラウンドに響くばかり。
この試合後、囲み取材時に。ちょっとしたハプニングが発生。ある意味、ビッグニュース。ただ、こればかりは今は書けない。僕が覚えていたら、年末にでも書きたいと思う。
夜、ライオンズ担当・小林光男(ベースボールマガジン社)と水道橋で食事。ホテルに戻ってから、大学時代のチームメート・橋本隆之と軽く一杯やってから、『あぶさん』へ。同業者の衛藤雅美、久々に会う村林隆志。そして、村林を介して知人になった青木崇泰。また、沖縄からやって来た団体とも盛り上がる。夜が終わらん…。
たいして天候に変化はなかったが、奈良産業大(近畿学生)×東亜大(中国地区)はプレーボールした。
奈良産業大のエース・大島一也投手は昨秋からリーグ戦で、50イニング連続無失点という、右手スリークォーターの好投手。140?を超えるストレートは重そうで、カットボールも効果的。だが、中盤で体が一塁側に倒れ始めてから、抜け球が多くなる。そこを攻められて、まさかの大量失点に繋がり、1×11の6回コールドゲームに終わる。
奈良産業大・藤原忠理監督は
「経験のなさ。力不足。投手の一人相撲。瀬戸際のプレーが出来ない。悪天候は関係ない」
と、コメント。
大島は
「東亜大は野球が巧かった。ボール球を振ってくれない。気負いはなかったけれども、悪天候によるマウンドのぬかるみが気になった。特に、軸足で踏ん張れなかった。でも、相手も同じ条件ですから」
若干、藤原監督のコメントと食い違う部分はあったけれども、それがプレーする選手の本音なのか?言い訳なのか?
2戦目は札幌大(札幌学生)×静岡産業大(東海地区大学)。
ゆっくり観たかったのだけれども、近畿大の試合前取材や在阪新聞記者と情報交換。また、田中雅彦捕手(近畿大)の取材に来ていた長島三奈に挨拶していたので。正直、ほとんど観ていない…(>_<)
試合結果は11×1で、札幌大の勝利。
札幌大が20安打(1試合チーム最多安打、大会タイ記録)、池野康史外野手(札幌大)が4盗塁(1試合最多盗塁、大会タイ記録)が特記事項といったところ。
そして、3戦目の近畿大(関西学生)×九州共立大(福岡六大学)。
大会1回戦屈指の好カードと前評判も高く、注目が集まった試合。悪天候にも関わらず、プロ注目の糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の投げ合いが観られるということもあって、多くの学生野球ファンも神宮に駆け付けていたのだが、結末はあまりにも予想外。
「昨年は5失策で初戦敗退。今年は9回までも野球をやらせて貰えない始末。ホンマにお恥ずかしい限り。申し訳ないです」
近畿大・榎本保監督が深々と、頭を下げたように0×14の5回コールドゲーム。近畿大の大会でのコールド負けは第6回(57年、対関西大)以来で、14失点はチーム最多失点である。
既に、新聞報道などもあるので、敢えて試合展開の詳細には触れない。まぁ、野球という勝負事の恐さとでも言えば良いのか。このような経験をしたことのない近畿大ベンチの様子が痛々しかった。榎本監督も指示の出しようがない。ナインに檄を飛ばす、主将・田中の大声が虚しくグラウンドに響くばかり。
この試合後、囲み取材時に。ちょっとしたハプニングが発生。ある意味、ビッグニュース。ただ、こればかりは今は書けない。僕が覚えていたら、年末にでも書きたいと思う。
夜、ライオンズ担当・小林光男(ベースボールマガジン社)と水道橋で食事。ホテルに戻ってから、大学時代のチームメート・橋本隆之と軽く一杯やってから、『あぶさん』へ。同業者の衛藤雅美、久々に会う村林隆志。そして、村林を介して知人になった青木崇泰。また、沖縄からやって来た団体とも盛り上がる。夜が終わらん…。
僕の心は曇り空(訂正版)
2003年6月13日 心境は…今日の日記のタイトル通りである。現在の梅雨空のように灰色で、スッキリしない。それは大阪体育大(阪神大学)が早稲田大(東京六大学)に逆転負けを喫して、近畿勢が17年振りに大会初戦敗退になってしまったことは、あまり関係ない。(残念は残念やけれどもね)
6月11日の日記でムシャクシャしたことがあった。と、書いたが、それは神宮の記者席でのこと。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)が終わった後、
「島尻さん、ちょっと良いですか」
岡本朋祐(ベースボールマガジン社)から呼び止められた。そして、
「言い難いんですけど…今回、島尻さんはウチのパスで取材に来ている訳じゃないですか。で、分かっているとは思うんですけど、ウチは雑誌媒体。記者クラブに属していないんです。本来は、記者席に入れない。要するに、記者席へ入れさせて貰っている立場なんです。島尻さん、スタンドに行ったりで出入りが多いじゃないですか。それ自体は悪くないと、自分は思うんですけど。席にカバンを置きっ放しとかだと困るんですよね。そのことを指摘していた記者さんもいたので。普段のリーグ戦と違って、記者さんもたくさん来ていることですし。その辺を心得て貰いたいんですけどね」
と、忠告される。
岡本の言うことはよく理解出来る。まぁ、バッジ(記者バッジ)を持っていない“しがない身”としては
「そうですねぇ。チョロチョロして、ホンマに申し訳ないです。以後、留意します」
ここは、便宜を図って貰っているベースボールマガジン社に迷惑も掛けられない。素直に謝るのがベスト。でも…“ひがみ根性”なんかな!?魚の小骨が喉に引っ掛かったような気がするのも正直なところ。
全てのバッジ保有者に当てはめるつもりはない。熱心に、真面目に取材に励む記者も多い。でも、神宮に来て、ガッカリしたのは一部の記者の態度だ。
ある大手スポーツ新聞の女性記者。恐らく、年齢は僕と同じくらいで、東京のアマチュア野球担当であろう。ということもあり、地方の系列社からやって来た記者に指示を出している。デスクやカメラマンとの電話連絡も大半が彼女。重要なポジションである。
「この試合、雑感20行で充分だね」
「ホームラン打った子のコメントは絶対に入れるから」
「この子は注目選手だから、写真を抑えておいてね」
一見、バリバリ仕事が出来る女性であるかのような彼女。ただ、全く試合を観ていないんだよなぁ…。
確かに、彼女。スコアだけは記入している。しかし、それで試合を観ているとは言えない。ベンチの様子を伺ったり、守備位置を確認したり。選手のちょっとした仕草や表情を観察することも忘れてはならない。そう、彼女は数字(結果)しか把握しようとしない。ついでに言わせて貰えば、選手の名前も覚えようとしないし、プレースタイルに関心も示さないのだ。
記者は大変だ。僕なんかのようなライターよりも時間に追われながら原稿を仕上げなければならない。また、本当は…他の部署で仕事がしたいのかも知れない。
「なんで、私がアマチュア野球なんか。本当はプロ野球の担当をしたいのに」
などと。でも、それは自身が選んだ道(就職ということに関して)なのだから、プロフェッショナルに徹する必要があることは言うまでもない。
アマチュア野球。殊に、大学野球、社会人野球は記事の扱いも小さい。ある程度の“やっつけ仕事”でも通用する可能性は高い。だけど、その小さい記事を心待ちにしている人間がたくさんいることも忘れてはイケナイ。やっぱり“やっつけ仕事”は許されることではないのだ。
「こんなヤツに僕の行為が指摘されていたとしたら…」
そう思うと、腹が立つし、辛いし、悲しいし、やり切れない。また、同時に体制に守られることのない僕自身が惨めで不安になって来る。野球を観るのは楽しいが、この場(記者席)にいることが耐えられなくなる。薄暗く、身をかがめないと頭がぶつかってしまう低い天井の神宮記者席が一層に、その想いを強くする。言い訳になってしまうけれども、とても集中して野球なんか観れる訳がない。
「僕は何しに東京へ来たんやろう?」
という訳である。勝手な批判と自己嫌悪を感じながら…。
夕方、連載をさせて貰っている双葉社へ足を運ぶ。『週刊漫画アクション』の編集長・大沢紀寛、担当・坂井克司と打ち合わせ。僕がこれまでに書き溜めたモノをまとめることについて。
本決まりではないが、望みはあると感じている。週明けにもう1度、シッカリとしたコンセプト、インパクトのあるタイトル候補を幾つか打ち出すつもりだ。この話しが実現して、心に晴れ間が射し込めば良いのだが。
ベースボールマガジン社にも立ち寄り、ケーキを差し入れ。ブルーウェーブ、カープ担当・江口義忠、バファローズ担当・佐藤康夫としばし語らい、ホテルへ戻る。
心身共に疲れている。たまには酒を抜こう。
6月11日の日記でムシャクシャしたことがあった。と、書いたが、それは神宮の記者席でのこと。
4戦目の国際武道大(千葉県大学)×上武大(関甲新学生)が終わった後、
「島尻さん、ちょっと良いですか」
岡本朋祐(ベースボールマガジン社)から呼び止められた。そして、
「言い難いんですけど…今回、島尻さんはウチのパスで取材に来ている訳じゃないですか。で、分かっているとは思うんですけど、ウチは雑誌媒体。記者クラブに属していないんです。本来は、記者席に入れない。要するに、記者席へ入れさせて貰っている立場なんです。島尻さん、スタンドに行ったりで出入りが多いじゃないですか。それ自体は悪くないと、自分は思うんですけど。席にカバンを置きっ放しとかだと困るんですよね。そのことを指摘していた記者さんもいたので。普段のリーグ戦と違って、記者さんもたくさん来ていることですし。その辺を心得て貰いたいんですけどね」
と、忠告される。
岡本の言うことはよく理解出来る。まぁ、バッジ(記者バッジ)を持っていない“しがない身”としては
「そうですねぇ。チョロチョロして、ホンマに申し訳ないです。以後、留意します」
ここは、便宜を図って貰っているベースボールマガジン社に迷惑も掛けられない。素直に謝るのがベスト。でも…“ひがみ根性”なんかな!?魚の小骨が喉に引っ掛かったような気がするのも正直なところ。
全てのバッジ保有者に当てはめるつもりはない。熱心に、真面目に取材に励む記者も多い。でも、神宮に来て、ガッカリしたのは一部の記者の態度だ。
ある大手スポーツ新聞の女性記者。恐らく、年齢は僕と同じくらいで、東京のアマチュア野球担当であろう。ということもあり、地方の系列社からやって来た記者に指示を出している。デスクやカメラマンとの電話連絡も大半が彼女。重要なポジションである。
「この試合、雑感20行で充分だね」
「ホームラン打った子のコメントは絶対に入れるから」
「この子は注目選手だから、写真を抑えておいてね」
一見、バリバリ仕事が出来る女性であるかのような彼女。ただ、全く試合を観ていないんだよなぁ…。
確かに、彼女。スコアだけは記入している。しかし、それで試合を観ているとは言えない。ベンチの様子を伺ったり、守備位置を確認したり。選手のちょっとした仕草や表情を観察することも忘れてはならない。そう、彼女は数字(結果)しか把握しようとしない。ついでに言わせて貰えば、選手の名前も覚えようとしないし、プレースタイルに関心も示さないのだ。
記者は大変だ。僕なんかのようなライターよりも時間に追われながら原稿を仕上げなければならない。また、本当は…他の部署で仕事がしたいのかも知れない。
「なんで、私がアマチュア野球なんか。本当はプロ野球の担当をしたいのに」
などと。でも、それは自身が選んだ道(就職ということに関して)なのだから、プロフェッショナルに徹する必要があることは言うまでもない。
アマチュア野球。殊に、大学野球、社会人野球は記事の扱いも小さい。ある程度の“やっつけ仕事”でも通用する可能性は高い。だけど、その小さい記事を心待ちにしている人間がたくさんいることも忘れてはイケナイ。やっぱり“やっつけ仕事”は許されることではないのだ。
「こんなヤツに僕の行為が指摘されていたとしたら…」
そう思うと、腹が立つし、辛いし、悲しいし、やり切れない。また、同時に体制に守られることのない僕自身が惨めで不安になって来る。野球を観るのは楽しいが、この場(記者席)にいることが耐えられなくなる。薄暗く、身をかがめないと頭がぶつかってしまう低い天井の神宮記者席が一層に、その想いを強くする。言い訳になってしまうけれども、とても集中して野球なんか観れる訳がない。
「僕は何しに東京へ来たんやろう?」
という訳である。勝手な批判と自己嫌悪を感じながら…。
夕方、連載をさせて貰っている双葉社へ足を運ぶ。『週刊漫画アクション』の編集長・大沢紀寛、担当・坂井克司と打ち合わせ。僕がこれまでに書き溜めたモノをまとめることについて。
本決まりではないが、望みはあると感じている。週明けにもう1度、シッカリとしたコンセプト、インパクトのあるタイトル候補を幾つか打ち出すつもりだ。この話しが実現して、心に晴れ間が射し込めば良いのだが。
ベースボールマガジン社にも立ち寄り、ケーキを差し入れ。ブルーウェーブ、カープ担当・江口義忠、バファローズ担当・佐藤康夫としばし語らい、ホテルへ戻る。
心身共に疲れている。たまには酒を抜こう。
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情緒不安定なんかなぁ!???
2003年6月14日 明治神宮野球場に立ち寄ってから、帰ろうと思うが。『水道橋グリーンホテル』でチェックアウトを済ませた後、JR水道橋駅横のマクドナルドへ。ホットコーヒーをすすりながら、神宮に寄らないで帰宅することを決意。まぁ、『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)から依頼された原稿も仕上げなければならないし。なんとなく…一刻も早く、東京を離れたい気持ちで一杯。9:30過ぎには東京駅に着いていた。
帰りの新幹線は意外に込んでいた。結婚式に列席する人間が多いようだ。
車内で僕は原稿を仕上げる為の、チャキチャキと、資料を整理。柄でもないけれども。
それにしても、周囲が騒がしすぎる。通路を挟んだ座席は30代半ばの男性団体客が居酒屋状態。
「朝から、結婚式前から、こんなに飲んじゃって良いのかなぁ〜?」
「大丈夫、大丈夫、余裕のヨッちゃんだよ」
(うるさいんじゃ、ボケ!シバくぞ。それに“余裕のヨッちゃん”って、何やねん?)
後ろの座席のオバさんは携帯電話でベチャクチャと、くっちゃべっている。僕は立ち上がり、振り返る。そして、無言で親指を突き出してデッキ方向を指し示す。オバさん、余程、恐かったんやろうなぁ。頭をペコペコ下げながら、デッキへすっ飛んで行った。
さらに、斜め後ろの家族連れ。小学生低学年くらいの姉妹がケンカを始める。
「お嬢ちゃん、新幹線の中でケンカしたらアカンで。僕みたいなコワ〜イお兄ちゃんにド突かれるよ」
と、注意することに。って、親がケンカくらい、止めてくれや…。
資料の整理も一段落。名古屋駅を過ぎてから、車窓には雨模様の景色が広がる。特別な思い入れはないが、
♪雨は冷たいけど 濡れていた〜いの
森高千里の『雨』のメロディーが頭の中で、リフレイン。このおかげかどうかは分からないが、少しは穏やかな気持ちになったかな???
ちょっと情緒不安定やな…。
今日は母親の誕生日。おめでとう。親不孝者だけれども、頑張ります。応援していて下さい。
あと、僕と彼女にとって特別な日。これからも支え合って、仲良くしよう。
帰りの新幹線は意外に込んでいた。結婚式に列席する人間が多いようだ。
車内で僕は原稿を仕上げる為の、チャキチャキと、資料を整理。柄でもないけれども。
それにしても、周囲が騒がしすぎる。通路を挟んだ座席は30代半ばの男性団体客が居酒屋状態。
「朝から、結婚式前から、こんなに飲んじゃって良いのかなぁ〜?」
「大丈夫、大丈夫、余裕のヨッちゃんだよ」
(うるさいんじゃ、ボケ!シバくぞ。それに“余裕のヨッちゃん”って、何やねん?)
後ろの座席のオバさんは携帯電話でベチャクチャと、くっちゃべっている。僕は立ち上がり、振り返る。そして、無言で親指を突き出してデッキ方向を指し示す。オバさん、余程、恐かったんやろうなぁ。頭をペコペコ下げながら、デッキへすっ飛んで行った。
さらに、斜め後ろの家族連れ。小学生低学年くらいの姉妹がケンカを始める。
「お嬢ちゃん、新幹線の中でケンカしたらアカンで。僕みたいなコワ〜イお兄ちゃんにド突かれるよ」
と、注意することに。って、親がケンカくらい、止めてくれや…。
資料の整理も一段落。名古屋駅を過ぎてから、車窓には雨模様の景色が広がる。特別な思い入れはないが、
♪雨は冷たいけど 濡れていた〜いの
森高千里の『雨』のメロディーが頭の中で、リフレイン。このおかげかどうかは分からないが、少しは穏やかな気持ちになったかな???
ちょっと情緒不安定やな…。
今日は母親の誕生日。おめでとう。親不孝者だけれども、頑張ります。応援していて下さい。
あと、僕と彼女にとって特別な日。これからも支え合って、仲良くしよう。
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せっかくだから
2003年6月15日 2日続けて、ネガティブな日記を綴ってしまった…。
せっかく全日本大学野球選手権大会を観に行ったのだから。日頃、観る機会に恵まれない、気になった選手を数人、挙げておこう。
○甲斐俊治内野手(九州共立大)
フットワークの良い遊撃守備に、非力さがなくなった打撃
○グレアム義孝外野手(関東学院大)
スピードがあるプレー、男前(笑)
○大松尚逸外野手(東海大)
結果は芳しくなかったが、雰囲気は抜群
○菊地和正投手(上武大)
立ち上がり不安も、丁寧な投球
○岸田護投手(東北福祉大)
テンポが良く、球にキレ、制球も良し
僕の独断と偏見ではあるけれども、名前を覚えておいて損はないと思う。
ただ、今回は相当、集中力に欠けていたので…節穴っす。あまり参考にはならんかも知れない(・・;)
せっかく全日本大学野球選手権大会を観に行ったのだから。日頃、観る機会に恵まれない、気になった選手を数人、挙げておこう。
○甲斐俊治内野手(九州共立大)
フットワークの良い遊撃守備に、非力さがなくなった打撃
○グレアム義孝外野手(関東学院大)
スピードがあるプレー、男前(笑)
○大松尚逸外野手(東海大)
結果は芳しくなかったが、雰囲気は抜群
○菊地和正投手(上武大)
立ち上がり不安も、丁寧な投球
○岸田護投手(東北福祉大)
テンポが良く、球にキレ、制球も良し
僕の独断と偏見ではあるけれども、名前を覚えておいて損はないと思う。
ただ、今回は相当、集中力に欠けていたので…節穴っす。あまり参考にはならんかも知れない(・・;)
溜まっている
2003年6月16日 ストレス、怒り、欲望でもない。ましてや、お金でも…。
そう、家を空けていたので、日記同様に新聞の切り抜きが溜まっているのである。
東京でもスポーツ新聞は購入していたのだが、いつも関西版のスポーツ新聞をスクラップしているものだから…。
関東圏と関西圏の両方に住んだことがある人間は分かるだろうが。記事の構成、目線は関東と関西でだいぶ異なる。たかが新聞の切り抜きではあるけれども、それが要因で、スクラップの一貫性が崩れるのは“A型人間”としては許せないのだ。
ただ新聞を切り抜いて、ノートに貼っ付けるだけならば、そんなに労力は要さない。でも、僕は一応、メモを書き添えるので。レイアウトなども考えなければならない。って、たいしたスクラップではないんやけれどもね。まぁ、自己満足の世界っす。
とは言っても、このスクラップは多いに役立つ。仕事の資料になるのは当然のこと、日記のネタになることもしばしば。
であるから、まずはこれを片付けることが先決。そうしたら、腰を据えて、日記にも取り掛かれるはず!???
そう、家を空けていたので、日記同様に新聞の切り抜きが溜まっているのである。
東京でもスポーツ新聞は購入していたのだが、いつも関西版のスポーツ新聞をスクラップしているものだから…。
関東圏と関西圏の両方に住んだことがある人間は分かるだろうが。記事の構成、目線は関東と関西でだいぶ異なる。たかが新聞の切り抜きではあるけれども、それが要因で、スクラップの一貫性が崩れるのは“A型人間”としては許せないのだ。
ただ新聞を切り抜いて、ノートに貼っ付けるだけならば、そんなに労力は要さない。でも、僕は一応、メモを書き添えるので。レイアウトなども考えなければならない。って、たいしたスクラップではないんやけれどもね。まぁ、自己満足の世界っす。
とは言っても、このスクラップは多いに役立つ。仕事の資料になるのは当然のこと、日記のネタになることもしばしば。
であるから、まずはこれを片付けることが先決。そうしたら、腰を据えて、日記にも取り掛かれるはず!???
花の48年会
2003年6月17日♪PL〜、青学〜、東芝〜、ツ〜ボ〜イ〜〜!
タイガースからファイターズに移籍しても、応援歌は変わっていない。そして、坪井智哉外野手(ファイターズ)は新天地で活躍している。
ちなみに坪井は74年2月19日生まれで、僕と“同学年”である。どうしても、気になる存在である。という訳で“同学年”に当たる73年4月2日〜74年4月1日生まれの、現役選手を調べてみることにした。(外国人選手は除く)
(ジャイアンツ)川中基嗣内野手、清水隆之外野手
(スワローズ)鮫島秀旗捕手、城石憲之内野手
(ドラゴンズ)平松一宏投手
(タイガース)谷中真二投手、カツノリ捕手、中村豊外野手、早川健一郎外野手
(カープ)小林幹英投手、広池浩司投手
(ベイスターズ)三浦大輔投手、杉本友投手、山田博士投手、富岡久貴投手
(ライオンズ)三井浩二投手、細身和史投手、?木大成内野手、カズ外野手
(バファローズ)岡本晃投手、門倉健投手、中村紀洋内野手、武藤孝司内野手、永池恭男内野手、益田大介外野手、礒部公一外野手、鷹野史寿外野手
(ホークス)水田章雄投手、岡本克道投手、松中信彦内野手
(マリーンズ)薮田安彦投手、黒木知宏投手、舩木聖士投手、小坂誠内野手、代田建憲外野手
(ファイターズ)荒井修光捕手、渡邉孝男捕手、小笠原道大内野手、林孝哉内野手、坪井智哉外野手、上田佳範外野手
(ブルーウェーブ)川越英隆投手、岩下修一投手、萩原淳投手、潮崎真内野手
(マリナーズ)イチロー外野手
(ドジャース)石井一久投手
セ・リーグ:15名
パ・リーグ:30名
メジャーリーグ:2名
総勢47名と、結構な数になる。
ポジション別の内訳は
投手:21名
捕手:4名
内野手:11名
外野手:11名
学生時代に対戦している選手もいれば、
「えっ、“同学年”やったんやぁ〜!」
意外な選手もいるものだ。このように選手名鑑のページをめくるのも、なかなか楽しい。
中堅からベテランと呼ばれる域に差し掛かった“同学年”の選手達。実際に野球界をグイグイと、牽引している選手も多く、非常に励みになる。
残念だけれども、これから“同学年”の現役選手が増えることは…まずないだろう。それでも、僕はこの学年に生まれ、特別な感情移入が出来ることを誇りに思う。是非、“同学年”の選手達には素晴らしい野球人生を歩んで貰いたいものだ。
近い将来―。“同学年”の監督、コーチとかも出て来るんやろうなぁ。その時は、どのような気持ちになるんやろう?
余談ながら、スワローズのケビン・ホッジス投手とトッド・ベッツ内野手も。僕と“同学年”であった。尚、付け加えると、ホッジスとベッツの生年月日(73年6月24日)は同じ。って、要らん知識やわ(苦笑)。
タイガースからファイターズに移籍しても、応援歌は変わっていない。そして、坪井智哉外野手(ファイターズ)は新天地で活躍している。
ちなみに坪井は74年2月19日生まれで、僕と“同学年”である。どうしても、気になる存在である。という訳で“同学年”に当たる73年4月2日〜74年4月1日生まれの、現役選手を調べてみることにした。(外国人選手は除く)
(ジャイアンツ)川中基嗣内野手、清水隆之外野手
(スワローズ)鮫島秀旗捕手、城石憲之内野手
(ドラゴンズ)平松一宏投手
(タイガース)谷中真二投手、カツノリ捕手、中村豊外野手、早川健一郎外野手
(カープ)小林幹英投手、広池浩司投手
(ベイスターズ)三浦大輔投手、杉本友投手、山田博士投手、富岡久貴投手
(ライオンズ)三井浩二投手、細身和史投手、?木大成内野手、カズ外野手
(バファローズ)岡本晃投手、門倉健投手、中村紀洋内野手、武藤孝司内野手、永池恭男内野手、益田大介外野手、礒部公一外野手、鷹野史寿外野手
(ホークス)水田章雄投手、岡本克道投手、松中信彦内野手
(マリーンズ)薮田安彦投手、黒木知宏投手、舩木聖士投手、小坂誠内野手、代田建憲外野手
(ファイターズ)荒井修光捕手、渡邉孝男捕手、小笠原道大内野手、林孝哉内野手、坪井智哉外野手、上田佳範外野手
(ブルーウェーブ)川越英隆投手、岩下修一投手、萩原淳投手、潮崎真内野手
(マリナーズ)イチロー外野手
(ドジャース)石井一久投手
セ・リーグ:15名
パ・リーグ:30名
メジャーリーグ:2名
総勢47名と、結構な数になる。
ポジション別の内訳は
投手:21名
捕手:4名
内野手:11名
外野手:11名
学生時代に対戦している選手もいれば、
「えっ、“同学年”やったんやぁ〜!」
意外な選手もいるものだ。このように選手名鑑のページをめくるのも、なかなか楽しい。
中堅からベテランと呼ばれる域に差し掛かった“同学年”の選手達。実際に野球界をグイグイと、牽引している選手も多く、非常に励みになる。
残念だけれども、これから“同学年”の現役選手が増えることは…まずないだろう。それでも、僕はこの学年に生まれ、特別な感情移入が出来ることを誇りに思う。是非、“同学年”の選手達には素晴らしい野球人生を歩んで貰いたいものだ。
近い将来―。“同学年”の監督、コーチとかも出て来るんやろうなぁ。その時は、どのような気持ちになるんやろう?
余談ながら、スワローズのケビン・ホッジス投手とトッド・ベッツ内野手も。僕と“同学年”であった。尚、付け加えると、ホッジスとベッツの生年月日(73年6月24日)は同じ。って、要らん知識やわ(苦笑)。
オイオイ!とりあえずは4連発
2003年6月18日「オイオイ!」
えーっ、要するに“ツッコミ”やね。
○オールスターファン投票の中間発表
川崎憲次郎投手(ドラゴンズ)が投手部門トップに
《オイオイ!1発目》
もう何と言ったら良いんやろう。純粋な応援票という受け取り方もあるが、2年以上、故障(右肩痛)で放っていない投手が票を最も集めるなんて…。
インターネット投票の盲点を付いた大量投票が原因と言われており、運営委員会は
「投票の最中に投票方法は変えられない。来季以降、検討したい。今は良識ある投票を呼び掛けるしかない」
とのこと。
記名投票(身元を明らかにする)にでもなるんかな?まぁ、僕的には困らないし、それで行くべきやと思うんやけれども…手間が増えて、投票総数は減るやろうな。せっかく野球ファンに与えられた権利なのにぃ。
○無断外出しようと寮の2階から飛び降り
ホークスの新人 右足骨折
《オイオイ!2発目》
報道されているので、敢えて選手名を伏せる必要もないんやけれども。
ホークスの新人選手が、無断外出しようと寮の2階から飛び降りて…右足を骨折する。って、この選手、2月にも門限破りのうえに交通事故で負傷している始末。
意識が低いと言うか、学習能力がないと言うか…。まぁ、ある意味では大物やけどなぁ(苦笑)。
2度あることは3度ある???野球で結果を残すしかないんやろうけれども、周囲の目がさらに厳しくなることは必至。これだけで消えないことを祈る。選手名鑑を見る限り、大器のようなんやし。
○現役高校、大学野球部員 アマチュア資格に触れる
MLB・マーリンズなどの入団テストを受験
《オイオイ!3発目》
概容は把握しているつもりだが…なんせスポーツ新聞もベタ記事なので、実情は分からない。
とにかく問題であるのは、
「野球をやりたい!野球で成功したい!」
という若者を利用して、金儲けしようする輩の存在。
僕もこのような仕事をしているので、怪しい“野球ゴロ”(=選手の進路などを斡旋して、報酬を得るゴロツキ)の話しはよく耳にする。
単に、アマチュア資格に触れる、触れないという問題ではなく、徹底究明する必要があるのではないか。立山輝氏が『甲子園だけが野球じゃない日記』で語っているように、プロアマの垣根が日本の野球界成長を妨げているというのも踏まえながら。
○6月17日のホークス21×11ブルーウェーブ(盛岡)
両チーム総得点32 リーグ9回最長4時間54分
《オイオイ!4発目》
勝負事やから、こういう試合もたまにはあるだろう。でもなぁ…テーブルスコアを見て、呆れるしかない。プロなんやからねぇ。ホークスもダブルスコアに近い形で勝利しているが、11失点やもん。
尚、ブルーウェーブの21失点は球団ワーストタイ(99年9月5日、対バファローズ戦)で、今季7度目の3連敗。借金も今季最多タイの18となる。先が見えんよ…ブルーウェーブ。(ベイスターズの低迷も問題だが、若手の台頭による期待は大きい)
まだまだ“ツッコミ”どころはあるのだろうが、今日はこれくらいで止めておこう。
>小林光男(ベースボールマガジン社)
“夢追人”(平尾博嗣内野手・ライオンズ)読んだよぉ〜!
そして、良かった!!(ありきたりな言い方やけれども)
特に、締めの文章。
〈ギラギラしていた。心がギザギザにささくれ立っていた。(中略)ひび割れた日々から楽しき日々。力あふれ、すべてに感謝しながら平尾は前進する。〉
には、シビレたね。
平尾は2学年下で、高校時代から知っていたから気になる選手。
(昨日の日記に書いた“同学年”とは別やけれども、似たような感覚)
それに、こういうポジションの選手って、自身の生き方と比較、投影し易いんだよなぁ。 まぁ、それがこのコーナーのコンセプトなんやろうけれども。
当然、スター選手も様々な苦労を重ね、葛藤しているはず。
でも、陳腐なサクセス・ストーリーで終わってしまう可能性も高いから…。
難しいもんやね。(一応、シミジミ)
(お知らせ)
本日発売の『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)
Amateur Baseball Field(P.98)に“どうした?関西勢”を寄稿。
大学野球(特に、関西圏の)に御関心のある方は是非。
上記、小林君の“夢追人”も必読です。
また、ホークス担当・岡本朋祐がパン作りに励んでいる姿も深いなぁ。
えーっ、要するに“ツッコミ”やね。
○オールスターファン投票の中間発表
川崎憲次郎投手(ドラゴンズ)が投手部門トップに
《オイオイ!1発目》
もう何と言ったら良いんやろう。純粋な応援票という受け取り方もあるが、2年以上、故障(右肩痛)で放っていない投手が票を最も集めるなんて…。
インターネット投票の盲点を付いた大量投票が原因と言われており、運営委員会は
「投票の最中に投票方法は変えられない。来季以降、検討したい。今は良識ある投票を呼び掛けるしかない」
とのこと。
記名投票(身元を明らかにする)にでもなるんかな?まぁ、僕的には困らないし、それで行くべきやと思うんやけれども…手間が増えて、投票総数は減るやろうな。せっかく野球ファンに与えられた権利なのにぃ。
○無断外出しようと寮の2階から飛び降り
ホークスの新人 右足骨折
《オイオイ!2発目》
報道されているので、敢えて選手名を伏せる必要もないんやけれども。
ホークスの新人選手が、無断外出しようと寮の2階から飛び降りて…右足を骨折する。って、この選手、2月にも門限破りのうえに交通事故で負傷している始末。
意識が低いと言うか、学習能力がないと言うか…。まぁ、ある意味では大物やけどなぁ(苦笑)。
2度あることは3度ある???野球で結果を残すしかないんやろうけれども、周囲の目がさらに厳しくなることは必至。これだけで消えないことを祈る。選手名鑑を見る限り、大器のようなんやし。
○現役高校、大学野球部員 アマチュア資格に触れる
MLB・マーリンズなどの入団テストを受験
《オイオイ!3発目》
概容は把握しているつもりだが…なんせスポーツ新聞もベタ記事なので、実情は分からない。
とにかく問題であるのは、
「野球をやりたい!野球で成功したい!」
という若者を利用して、金儲けしようする輩の存在。
僕もこのような仕事をしているので、怪しい“野球ゴロ”(=選手の進路などを斡旋して、報酬を得るゴロツキ)の話しはよく耳にする。
単に、アマチュア資格に触れる、触れないという問題ではなく、徹底究明する必要があるのではないか。立山輝氏が『甲子園だけが野球じゃない日記』で語っているように、プロアマの垣根が日本の野球界成長を妨げているというのも踏まえながら。
○6月17日のホークス21×11ブルーウェーブ(盛岡)
両チーム総得点32 リーグ9回最長4時間54分
《オイオイ!4発目》
勝負事やから、こういう試合もたまにはあるだろう。でもなぁ…テーブルスコアを見て、呆れるしかない。プロなんやからねぇ。ホークスもダブルスコアに近い形で勝利しているが、11失点やもん。
尚、ブルーウェーブの21失点は球団ワーストタイ(99年9月5日、対バファローズ戦)で、今季7度目の3連敗。借金も今季最多タイの18となる。先が見えんよ…ブルーウェーブ。(ベイスターズの低迷も問題だが、若手の台頭による期待は大きい)
まだまだ“ツッコミ”どころはあるのだろうが、今日はこれくらいで止めておこう。
>小林光男(ベースボールマガジン社)
“夢追人”(平尾博嗣内野手・ライオンズ)読んだよぉ〜!
そして、良かった!!(ありきたりな言い方やけれども)
特に、締めの文章。
〈ギラギラしていた。心がギザギザにささくれ立っていた。(中略)ひび割れた日々から楽しき日々。力あふれ、すべてに感謝しながら平尾は前進する。〉
には、シビレたね。
平尾は2学年下で、高校時代から知っていたから気になる選手。
(昨日の日記に書いた“同学年”とは別やけれども、似たような感覚)
それに、こういうポジションの選手って、自身の生き方と比較、投影し易いんだよなぁ。 まぁ、それがこのコーナーのコンセプトなんやろうけれども。
当然、スター選手も様々な苦労を重ね、葛藤しているはず。
でも、陳腐なサクセス・ストーリーで終わってしまう可能性も高いから…。
難しいもんやね。(一応、シミジミ)
(お知らせ)
本日発売の『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)
Amateur Baseball Field(P.98)に“どうした?関西勢”を寄稿。
大学野球(特に、関西圏の)に御関心のある方は是非。
上記、小林君の“夢追人”も必読です。
また、ホークス担当・岡本朋祐がパン作りに励んでいる姿も深いなぁ。
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“総合関関戦”
2003年6月19日(更新前)
寝ようと思っていたのに…。
コンフェデ杯をシッカリ観てしまった。
本日の日記は今夜早々に更新致します。
御容赦の程を。
で、
(更新後)
“総合関関戦”。関西大と関西学院大が毎年、開催している体育会各部の対抗戦。今年で26回目であり、会場が近所の関西学院大ということもあったので、観戦に出掛ける。まぁ、結局は野球の試合を観に行った訳やけれども。
それにしても、“関関戦”という呼称は都合が良い。有名なところで東の“早慶戦”(早稲田大と慶應大)。また、“同立戦”(同志社大と立命館大)や産龍戦(京都産業大と龍谷大)などもあるが…慶應大サイドは“慶早戦”と呼び、同様に立命館大、龍谷大は“立同戦”、“龍産戦”と、自校の頭を先に呼ぶ。でも、“関関戦”はどちらを先に呼ぼうと“関関戦”やからね。
試合前、関西学院大・本荘雅章監督に
「今日は来てくれない思っとったから、電話して呼んだろうかと(笑)」
関西大・高岡淳監督には
「東京(全日本大学野球選手権大会)、お疲れ様やったね」
と、声を掛けられる。そうや、そうやった。2人共、日記の読者やった。僕の行状は筒抜けなんや(苦笑)。
14:00プレーボール。小雨模様の中、試合は始まる。
観客は両校の“お偉いさん風”の面々に、学生の体育会執行部の者。それに、講義に出ていない!???学生達が中心のよう。普段のリーグ戦よりも多いんちゃうか?
試合展開はリーグ戦と違い、テンポが良かった。バッテリーも打者も若いカウントから勝負。観ている立場からは非常にありがたい。
スターティング・オーダーは基本的に、両校共にリーグ戦とほぼ同じで、若干の入れ替えがあった程度。ただ、関西大が期待の1回生・日浅衛内野手を4番に据えていたのは高岡淳監督の期待の表れやったんかな?
「今日はストレートのキレ、コントロールが良かったです」
関西学院大のエース・新谷泰隆投手はストレート主体の素晴らしい投球内容。
かたや関西大の左腕・岩田稔投手はややフォームを崩していたよう。頭が突っ込んで、球離れが早く、球が上ずっていた。
「気分良く投げれませんでした。特に、カーブがダメでした…」
と、試合後に本人も反省の弁。
関西学院大は再三、チャンスがあったのだが、得点に結び付いたのは3回裏の2点のみ。走塁面に課題を残す。
関西大は好調であった新谷の前に成す術もないような感。最終回に3安打こそ連ねたが、及ばず。守備での3失策(失点に絡む)、攻撃での3併殺が響き、敗戦(0×2)となってしまった。
前述したように、リーグ戦とは違う雰囲気の試合を観ることが出来たので満足。ただ、もっと色々な選手を観たかった(新人戦で活躍したと聞く、関学大・増田崇彦捕手など)ような気もする。まぁ、こればかりは試合展開もあるし。ということで、リーグ戦の楽しみにしておこう。
どうでも良い話しやけれども。
ちょくちょく立ち寄っている母校のキャンパス。でも、学生が溢れている時期に行くのは久々のこと。いつも、取材は春季休暇中か夏季休暇中やもんなぁ。
女子大生が多く、無意味に緊張。水着と見間違える程の“キャミ姿”の嵐には…30男としては“目のやり場”に困るやんか(苦笑)。ブレザー、ジャージ、スエットは見慣れているから良いけれども。
寝ようと思っていたのに…。
コンフェデ杯をシッカリ観てしまった。
本日の日記は今夜早々に更新致します。
御容赦の程を。
で、
(更新後)
“総合関関戦”。関西大と関西学院大が毎年、開催している体育会各部の対抗戦。今年で26回目であり、会場が近所の関西学院大ということもあったので、観戦に出掛ける。まぁ、結局は野球の試合を観に行った訳やけれども。
それにしても、“関関戦”という呼称は都合が良い。有名なところで東の“早慶戦”(早稲田大と慶應大)。また、“同立戦”(同志社大と立命館大)や産龍戦(京都産業大と龍谷大)などもあるが…慶應大サイドは“慶早戦”と呼び、同様に立命館大、龍谷大は“立同戦”、“龍産戦”と、自校の頭を先に呼ぶ。でも、“関関戦”はどちらを先に呼ぼうと“関関戦”やからね。
試合前、関西学院大・本荘雅章監督に
「今日は来てくれない思っとったから、電話して呼んだろうかと(笑)」
関西大・高岡淳監督には
「東京(全日本大学野球選手権大会)、お疲れ様やったね」
と、声を掛けられる。そうや、そうやった。2人共、日記の読者やった。僕の行状は筒抜けなんや(苦笑)。
14:00プレーボール。小雨模様の中、試合は始まる。
観客は両校の“お偉いさん風”の面々に、学生の体育会執行部の者。それに、講義に出ていない!???学生達が中心のよう。普段のリーグ戦よりも多いんちゃうか?
試合展開はリーグ戦と違い、テンポが良かった。バッテリーも打者も若いカウントから勝負。観ている立場からは非常にありがたい。
スターティング・オーダーは基本的に、両校共にリーグ戦とほぼ同じで、若干の入れ替えがあった程度。ただ、関西大が期待の1回生・日浅衛内野手を4番に据えていたのは高岡淳監督の期待の表れやったんかな?
「今日はストレートのキレ、コントロールが良かったです」
関西学院大のエース・新谷泰隆投手はストレート主体の素晴らしい投球内容。
かたや関西大の左腕・岩田稔投手はややフォームを崩していたよう。頭が突っ込んで、球離れが早く、球が上ずっていた。
「気分良く投げれませんでした。特に、カーブがダメでした…」
と、試合後に本人も反省の弁。
関西学院大は再三、チャンスがあったのだが、得点に結び付いたのは3回裏の2点のみ。走塁面に課題を残す。
関西大は好調であった新谷の前に成す術もないような感。最終回に3安打こそ連ねたが、及ばず。守備での3失策(失点に絡む)、攻撃での3併殺が響き、敗戦(0×2)となってしまった。
前述したように、リーグ戦とは違う雰囲気の試合を観ることが出来たので満足。ただ、もっと色々な選手を観たかった(新人戦で活躍したと聞く、関学大・増田崇彦捕手など)ような気もする。まぁ、こればかりは試合展開もあるし。ということで、リーグ戦の楽しみにしておこう。
どうでも良い話しやけれども。
ちょくちょく立ち寄っている母校のキャンパス。でも、学生が溢れている時期に行くのは久々のこと。いつも、取材は春季休暇中か夏季休暇中やもんなぁ。
女子大生が多く、無意味に緊張。水着と見間違える程の“キャミ姿”の嵐には…30男としては“目のやり場”に困るやんか(苦笑)。ブレザー、ジャージ、スエットは見慣れているから良いけれども。
どちらかと言えば“消す派”
2003年6月20日 やっぱり、自宅でナイター中継を観る機会は多い。
食事をしながら、仕事をしながら…というように、“ながら”が多いのだけれども。
仕事をしている時は、机の左斜め横3?横にテレビがある。よって、視界にはナイター中継の映像がしばしば飛び込んで来る。
元々、注意力は散漫気味なので“ながら”は良くないのだけれども。こればかりは、なかなか改められないでいる悪癖だ。
映像よりも音声に頼っている傾向が強い。それならば、最初からラジオを聴けば良いんやけれどもね。でも、テレビとラジオがあったら、テレビを使うのが“現代人の性”というものだ。
で、気になってしまうのが実況者と解説者の言い間違え。
『おぉ、打ったぁ!大きい、入るか、入るか。あーっ、ライトフェンス最上段に当たり、ホームランにはならずぅ〜!!』
えーっ、ライトフェンスの最上段って???最上部やんね。
実況者『どのような結末になりそうですかね?』
解説者『そうですねぇ。まぁ、より多く点を取ったチームが勝つでしょうね』
えーっ、えーっ、多く点を取ったチームが勝つのは当たり前やねんけれども。
『読売×ジャイアンツ。ジャイアンツがリードしております』
えーっ、えーっ、えーっ、訳分からん。
などなど、僕は“人間が小さい”ので…このような些細なことが気になってしまう次第。
人間なので、咄嗟の判断で言い間違えることはある。現に、僕なんかは見直す時間があるというのに書き間違えが多いし…。だから、その点を非難するつもりはない。ただ、何で気になるかと言うと、某局の実況解説(どこの局だかは分かるでしょう)の目線が嫌だから。情報は偏り、私情(好きなチームへの)が挟まっているかのように感じてしまう。あくまでも公正な立場やねんからさぁ。
という訳で、最近はナイター中継を観る時は音を消していることが多い。あと、これは意見が分かれるところではあるが、副音声でタレントなどが気楽なお喋りをしていれば。迷わずにそちらを選択する。割り切って、観る(聴く)ことが出来るから。
フジテレビの中継で、時折、小関順二がアナリストとして登場する。喋りのプロではないが、ポイント(求められていることに対して)は的確に突いているように思える。確実に、選手のアマチュア時代を観ているのがプラスになっているのだろう。
実況者『○○選手はどのような選手なんですか?』
解説者『(少し間があって)そうですね、若い選手です。ちょっと小柄ですけれども、将来が楽しみですよ』
えーっ、えーっ、えーっ、えーっ、そんなん解説になってないやん…。
第52回全国大学野球選手権は、出場2度目の日本文理大が亜細亜大を下して、初優勝の栄冠を掴む。
僕的には、突出したスター不在ではありながら、シッカリした野球をする亜細亜大の方が地力があるように感じていたのだけれども。でも、そこはトーナメント大会。勢いとかにも左右されるんかな?まぁ、僕は予想屋ではないし。
日本文理大の中村壽博監督とは昨年の大会時、挨拶する機会があった。(向こうは忘れているかも知れんけれども、名刺交換はしているしね)
早稲田大在籍時代、首位打者にも輝いた(95年秋)好選手が、指導者として頑張っている姿に好感を抱いたものだ。また、僕同様、体も大きくなっていることに共感を覚えた!?←要らん情報やったな…。
結構、HIT数を気にしている僕。
おかげさまで50,000HIT超え。何度も書いているが、とても励みになっている。
今後も何卒宜しくお願い致します。
極力、毎日、マメに更新しますので。(たまにズレますが…。日記を書いている人は分かると思いますけれども。結構、大変なんですよねぇ、日記も)
食事をしながら、仕事をしながら…というように、“ながら”が多いのだけれども。
仕事をしている時は、机の左斜め横3?横にテレビがある。よって、視界にはナイター中継の映像がしばしば飛び込んで来る。
元々、注意力は散漫気味なので“ながら”は良くないのだけれども。こればかりは、なかなか改められないでいる悪癖だ。
映像よりも音声に頼っている傾向が強い。それならば、最初からラジオを聴けば良いんやけれどもね。でも、テレビとラジオがあったら、テレビを使うのが“現代人の性”というものだ。
で、気になってしまうのが実況者と解説者の言い間違え。
『おぉ、打ったぁ!大きい、入るか、入るか。あーっ、ライトフェンス最上段に当たり、ホームランにはならずぅ〜!!』
えーっ、ライトフェンスの最上段って???最上部やんね。
実況者『どのような結末になりそうですかね?』
解説者『そうですねぇ。まぁ、より多く点を取ったチームが勝つでしょうね』
えーっ、えーっ、多く点を取ったチームが勝つのは当たり前やねんけれども。
『読売×ジャイアンツ。ジャイアンツがリードしております』
えーっ、えーっ、えーっ、訳分からん。
などなど、僕は“人間が小さい”ので…このような些細なことが気になってしまう次第。
人間なので、咄嗟の判断で言い間違えることはある。現に、僕なんかは見直す時間があるというのに書き間違えが多いし…。だから、その点を非難するつもりはない。ただ、何で気になるかと言うと、某局の実況解説(どこの局だかは分かるでしょう)の目線が嫌だから。情報は偏り、私情(好きなチームへの)が挟まっているかのように感じてしまう。あくまでも公正な立場やねんからさぁ。
という訳で、最近はナイター中継を観る時は音を消していることが多い。あと、これは意見が分かれるところではあるが、副音声でタレントなどが気楽なお喋りをしていれば。迷わずにそちらを選択する。割り切って、観る(聴く)ことが出来るから。
フジテレビの中継で、時折、小関順二がアナリストとして登場する。喋りのプロではないが、ポイント(求められていることに対して)は的確に突いているように思える。確実に、選手のアマチュア時代を観ているのがプラスになっているのだろう。
実況者『○○選手はどのような選手なんですか?』
解説者『(少し間があって)そうですね、若い選手です。ちょっと小柄ですけれども、将来が楽しみですよ』
えーっ、えーっ、えーっ、えーっ、そんなん解説になってないやん…。
第52回全国大学野球選手権は、出場2度目の日本文理大が亜細亜大を下して、初優勝の栄冠を掴む。
僕的には、突出したスター不在ではありながら、シッカリした野球をする亜細亜大の方が地力があるように感じていたのだけれども。でも、そこはトーナメント大会。勢いとかにも左右されるんかな?まぁ、僕は予想屋ではないし。
日本文理大の中村壽博監督とは昨年の大会時、挨拶する機会があった。(向こうは忘れているかも知れんけれども、名刺交換はしているしね)
早稲田大在籍時代、首位打者にも輝いた(95年秋)好選手が、指導者として頑張っている姿に好感を抱いたものだ。また、僕同様、体も大きくなっていることに共感を覚えた!?←要らん情報やったな…。
結構、HIT数を気にしている僕。
おかげさまで50,000HIT超え。何度も書いているが、とても励みになっている。
今後も何卒宜しくお願い致します。
極力、毎日、マメに更新しますので。(たまにズレますが…。日記を書いている人は分かると思いますけれども。結構、大変なんですよねぇ、日記も)
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