そんな時代も

2003年3月23日
 やや天候には恵まれなかったけれども、昨日はセンバツの開会式。花火の音が大きすぎて驚いた。しかも、外野の芝生が燃えそうやった。阪神園芸のオッチャンらが怒りよるで。
 行進曲の“大きな古時計”も平井堅調ではなく完全に童謡調。まぁ、確かに、そっちの方が行進はし易いんやろうけれどもね。
 でも、福井高主将・金森将平外野手の宣誓はムッチャ良かった。自然と、胸の鼓動は高鳴る。

(柏崎高1−2斑鳩高)
 初出場同志の試合展開は実にハイテンポで、試合時間はおよそ1時間30分。スコアを付けるのが大変やった。
 ちなみに“柏崎高特別取材班”という腕章をした人間をたくさん見掛けた。“蓮池薫特別取材班”ではマズかったのだろうか???
 斑鳩高の応援は、我が母校・関西学院大の応援がベースになっていたようだ。スコアを書きながら、ついつい口ずさんでしまう。それにしても、斑鳩高の“I”の人文字は細すぎっす。幅、4〜5名程度だったのではないか? さらに、VICTORYを表す“V”の字はメッチャ申し訳なさそうなくらいに謙虚。次の試合は是非、堂々とした人文字を!

(福井高2−3桐蔭学園高)
 福井高・藤井宏海、桐蔭学園高・平野貴志の両投手が好投を見せる。
 藤井はブレーキが利いた縦気味のスライダー。平野は横滑りのスライダーらしいスライダーを軸に三振の山を築く。(共に11奪三振)今後は左打者への攻め方が課題かな!?
 それにしても、あんなアンラッキーな内野安打が勝負を分けるとは。野球って、深い…。

(智弁和歌山高6−5東邦高)
 逆転、同点、延長戦、再逆転という手に汗握る白熱した試合。
 智弁和歌山高・打者陣の積極的な姿勢に好感を抱く。基本的にスタンスを広く取り、トップの位置が高い。そこから最短距離でバットを振り下ろしてミートする打法は、金属バットの特性を活かし、スライダー全盛である現在の高校野球に相応しい打法なんかな?


 3試合、全て1点差試合。
 1点を是が非でも取りに行く。及び、1点を守ろうと必死になる姿に、野球の原点を感じた。
 甲子園に出場した経験こそないが、僕も元・高校球児。そういう野球をやっていたはずである。そのことに気が付くと、高校時代のチームメートの顔を思い浮かべていた。
「そんな時代もあったんだよなぁ」
 感慨に耽りながら、帰路に着く。だが、阪急今津線が車両トラブルでストップ。寒風が吹きすさぶホームで待たされ、凍える思い…(T_T)
 明日はどうか暖かくなりますように。


 久々の早起きで疲れています…。せっかく、センバツが始まったのに、こんな内容で申し訳ないっす。


 今日はホンマに色々な方とお会いした。列挙して行くとキリがないので、割愛させて戴きます。
 皆様、今後も何卒宜しくお願い申し上げます。

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