11月17日。
 ドラフト会議当日。
 僕は『スポーツナビ』http://sportsnavi.yahoo.co.jp/
の依頼で藤田一也内野手(近畿大)の“密着取材”。
 大事な日にも関わらず、ワガママな僕の行動に御理解を示してくれた藤田、榎本保監督、岸本秀樹投手に心より感謝申し上げます。

 僕が指名を受けた訳ではないが、ドラフトの臨場感というものをこれまで以上に感じた。一生、忘れられない日になるだろう。

 帰宅後、原稿を仕上げて、HPの更新を済ませ…もうこんな時間っす(疲)。

『写真館』http://www.alfoo.org/diary/shimajoe/は18、19日中には更新する予定。
“密着取材”に関しても、日記で必ず書きますっ!!

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 今年のドラフトは取材をしたことのある選手が実に多く指名された。
 関西を拠点にして3年目ということで、相当の思い入れもあるし、メールを送ってくれる選手もいたり。ホンマに嬉しい。

う〜ん…

2004年11月18日
 疲れがドッと出た。目が覚めても体が動かない…年齢やなぁ(苦笑)。

 スポーツ新聞を開けば、ドラフトネタ満載。特に取材をさせて貰ったことのある選手の記事は“親のような心境”で読み込んでしまう。中でも、ベタ記事やったけれども…2年前に指名されなかった光原逸裕投手(JR東海)と平石洋介外野手(トヨタ自動車)は感慨深いものがあった。
 勝負の世界であるから、挫折する選手もいるだろう。でも、ホンマ、みんなに頑張って欲しい!これ本心である。

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 早いものでもう1年後のドラフト。05年の有望選手リストたるものが各紙や『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)などに掲載されている。
 何人かの知人から電話を貰ったり、『こちアマ』宛てに何通もメールが来ていたのだが…その主旨は
《なんで平野の名前がないねん?》
 であった。

 平野佳寿投手(京都産業大)は3回生秋まで通算21勝の正統派の上手右腕。これまでにもこの日記や『こちアマ』で大絶賛していたので知っている方も多いと思う。
 この平野の名前が05年有望選手リストに掲載されていないのはなぜか?
 恐らく、小関順二が観ていないというのが一番の理由であろう。
 これは平野が神宮と縁遠いというのが大きい。実際、3勝を挙げた2回生春には大学選手権に出場しているのだが、登板機会はなかった。

 今秋、京都産業大は関西六大学リーグを制したが、代表決定戦1回戦で立命館大に0-1のサヨナラ負け。またもや平野は神宮のマウンドに立てなかった。
 関西の大学球界にはリストに掲載されている好投手はたくさんいるが、ネット裏の評価が一番高いのは間違いなく平野である。
「平野に神宮で投げさせてあげたかった」
 とプロ野球のスカウト陣が口々に言えば、社会人野球のスカウト陣は
「平野は獲れないわ。格が違う。上(プロの自由獲得枠…来年はこの制度があるかどうかは分からないが)で消える」
 と鼻から諦めている節もあるのだ。

 これ程の逸材がなぜリストから漏れる?
 小関は悪くない。僕も小関とはお付き合いがあるので、氏の凄いところはビンビン感じる。明らかに悪いのは報じる側の勉強不足なのだ。
“ドラフトと言えば小関順二”。ドラフト情報の第一人者であり、数字を出しての解説は説得力がある。ただ、それに頼り切ってしまっているのも事実。でも、小関にだって限界はある。知らない選手だっているだろう。それでも、報じる側は小関の情報のみを鵜呑みにしてしまっているのが現状だ。

 多少の嫉みもあるのかも知れないが、僕だってこうして関西を根城にして、アマチュア野球を観ている。僕にも参考にまで尋ねて来たらええのにね?
 また、『こちアマ』を立ち上げたのはアマチュア野球ファン、プレーしている選手や関係者の為というのが大半であるが、報じる側の人間にも閲覧して欲しいという願望もあった。
 ところが、あまり報じる側の人間は閲覧してくれていないみたいだ。
「よくHP見ていますよ」
 と言ってくれる記者・編集者が5人いるくらい。
 やはり、そういう記者・編集者の記事は気になるから、目を通す。で、お互いに勉強になる。これが報じる側の切磋琢磨なのでは。

 まぁ、ここでこれ以上、愚痴っても仕方がないので終了(苦笑)。

 この日記及び『こちアマ』を御覧戴いている方は
 平野佳寿という京都産業大のエースの名前は絶対に覚えておいて下さいっ!! 

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