日本選手権大会雑感

2004年11月27日
 よくよく考えてみれば幸せだ。
 シダックスの試合でバルセロナ、アトランタ、シドニー五輪で猛打を奮ったオレステス・キンデラン内野手とアントニオ・パチェコ内野手を間近で観ることが出来るんやからなぁ。

 多分、間違いないと思うのだが…キンデランは毎打席、バットを変えていた。今大会は調子が悪かったので試行錯誤していたということもあるのかも知れへんけれども。
 これに気付いている人間は何人いるんやろう?

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 8日間、大阪ドームに缶詰。知らず知らずのうちに口ずさんでいるのは印象に残っているチームの応援歌。

♪それ行けJR〜(JR西日本)
♪VIVA!サンワード!!(サンワード貿易)
♪今だ燃やせぇ、燃やせぇ〜(大阪ガス)

 その他、多数。

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 本日の準決勝で敗れたNTT西日本(×JFE西日本)。
 残念ではあったけれども、今大会はホンマにイキの良い若手選手(ルーキー)の活躍が目立った。

 惜敗後のベンチ裏。誰もが無言の中、幾つかの“すすり泣き”の声が聴こえる。活躍した若手選手たちが悔し涙を流していたのだ。
 高校野球では見慣れた光景であるが、社会人野球では非常に珍しい。
(高校野球の場合は…もうこのメンバーで野球が出来ないという“センチメンタル”なものも多いが)

「必死でやって来たという証拠ですよ。それを感じるでしょう。伝わって来るでしょう。彼らにはこの涙を活かして貰わないと。いや、絶対に活きますから」
 NTT西日本の村本忠秀監督は敗戦という悔しい現実を受け止めながらも、確かな手応えを掴んでいるようであった。

 来季…一冬越えて、レベルアップしたNTT西日本の戦いが楽しみだ。

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