誠にありがたいことなのですが、今週、やること多過ぎ…(疲)。日記もろくに書く時間がない…(涙)。

 幸いなことに『こちアマ』http://www.kochiama.com/は松倉雄太が頑張ってくれているのと、皆様からの書き込みがあるので助かっている次第。

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 朝から同志社大のN君から電話&メール攻勢。皮肉ではなく、僕を上手に使っている。たいしたものだ。

 自由獲得枠(横浜ベイスターズ)の会見を控えた染田賢作投手(同志社大)ともメールでやり取り。2〜3時間前から《汗が止まらない。多分、噛みまくります》というのが染ちゃんらしい(笑)。

 夜は広池浩司投手(カープ)から電話を貰い、久々に話しをする。長男(浩成)の誕生でこれまで以上に期するものがあるようであった。頑張って欲しい。

日記を書く時間が…

2004年11月5日
 言い訳ですが週明けまでテンテコマイ…。
 今日も劇的な試合を観たし、思うところもたくさんある。
 でも、一度、帰宅も再び大阪へ。
 これから7日(日)に行われるトーク・イベント
『激論スタジアム!〜これで明るい野球計画』
 の事前最終打ち合わせ。

 横着をしているようですが…試合やイベント詳細は『こちアマ』http://www.kochiama.com/にて。是非、御覧下さい。

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《名言・迷言》
 
 ○藤田一也内野手(近畿大)
 よく周囲の人に言われるんですよ。
 お前の野球人生は
 ちゃんと麺は入っているのに、
 最後の玉子とか、ワカメとか、キツネとかが入っていない。
 素ウドンやないかい!って(苦笑)。

 今後は是非、天麩羅ウドンに!

 ○染田賢作投手(同志社大)
 ※人伝なのですが…
 染田の母親から見た我が息子は
「パンツのゴムが伸び切ったような男ですわ」
 とのこと(笑)。

 さすが関西のオカンです。
 実にユニーク!

 でも、染ちゃんはホンマにシッカリしています。
 プロ(ベイスターズ自由獲得枠)では
 パンツのゴムをビシッと締めて、
 結果を出してくれることを保証しますっ!

雑感

2004年11月6日
 今日も南港中央球場へ。
 試合詳細は『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照下さい。

 明日の『第2回関西地区大学野球選手権大会兼第35回明治神宮野球大会関西地区代表決定戦』(長っ…)の決勝戦は
 阪南大(近畿学生)×佛教大(京滋大学)
 で、12:00プレーボール。開催球場は南港中央球場。

 あくまでも私見であるが、関西5リーグ対抗戦や代表決定戦を観ていると…全般的に関西学生と関西六大学はバットを振らないような気がしてしまう。
 いや、バットは振っているのやけれども、何か巧く打とうとか、キレイなヒットを打とうみたいなスイングなのである。ちょっと躊躇している感じ。迷いがある。
 その点、阪神大学、近畿学生、京滋大学は非常に思いっ切りが良い。(粗さが同居するということもあるが)
 大阪体育大の高木啓充投手なんかでもバットが届く範囲に球が来たら、気持ちが良いくらいフルスイングしていた。(結果は右翼越えタイムリー二塁打)
  
 よく“野球は投手が球を投げないと始まらない”と言うが、“打者もバットを振らないと打球は飛ばない”。ちょっと強引な結び付け方やけどね。

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 ライオンズの件はノーコメントとさせて戴きます…。

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 TVで日米野球を観ていて気になったんが…赤星憲之外野手(タイガース)のことを実況、解説者共に“あかぼし”、“あかぼし”と連呼していたこと。
 選手名鑑を調べてみたら“あかほし”やしなぁ。
 そんな時にサンケイスポーツの虎番・伊藤雅哉から電話が掛かって来たので
「赤星って、“あかほし”やんねぇ?」
 と質問すると
「はい、ユニフォームの背中も“AKAHOSHI”です」
 との返答。

 えーっ、今日の中継ではベンチリポーターやったかな!?
“世界のM下”(※自称)も“あかぼし”言うてたなぁ…面目丸潰れやん??? それとも、解説のH氏、T氏に気を遣っていたのか?
 真相は謎である…深い。

 どうでも良い話しやけれども。
 もしも赤松真人外野手(立命館大)が今ドラフトでタイガースから指名を受けたら…“レッドスター”と“レッドパイン”で売り出すんやろうか!???

ふぅ〜っ

2004年11月9日
 この7日(日)と8日(月)はまさに怒濤の2日間であった。

 7日は南港中央球場で阪南大−佛教大を観た後、日本橋へ。
 で、トークイベントで盛り上がり、終了後はなんばで打ち上げ。
 メッチャ楽しかったです。
 
 8日は久々にラッシュアワーの電車に揺られ、関西テレビへ。
 そして、ロケバスの乗り、藤井寺球場へ。
『ほんじゃに!』(関西テレビ)のロケであった。

 関西ジャニ8の面々とも何度か仕事をしているので緊張もせず。
 何度か仕事で会っている亀山つとむ、湯舟敏郎のお二方とも結構、話しが出来た。
 また、池田親興とも話すことが出来たうえに、投球を受ける機会にも恵まれた。ホンマに凄い球筋でした。キャッチャーミットも良い音を鳴らしてくれたので良かった。
 村上隆之とは打者、捕手の時くらいしか話せんかった。

 陽が沈み、ロケも終了。既に全身筋肉痛…。

 尚、ロケの手伝いをしてくれた
○某大学硬式野球部、軟式野球部の計7名
○米田甚也(報徳学園高−近畿大、現在は役者)
○小西美加(チーム・アミノバリュー、女子硬式野球クラブチームBless所属)
 に感謝!

 夜は大阪にて打ち上げ。
 疲れもあったのか…気分は悪くならなかったが、ベロベロになった。脳ミソ、グチャグチャ状態!???
 それにしても、よく電車で帰って来たなぁ。

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 ドラフト会議を17日に控えているということもあり、急な仕事の依頼が何件かある。原稿執筆であったり、コメントであったり。ホンマにありがたい限り。

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 落ち着きたいのだが、それなりにやることがあったり、予定がある。
 取り急ぎ、今はまず部屋を片付けたい。珍しく!?嵐でも過ぎ去ったかのような有様…。

御参考までに

2004年11月9日
 親交のある野球博士・江本雅朗よりメールが来る。
 分配ドラフトのポジション別分析(整理)であった。
 僕の知り合いはこのような作業が好きな人が多いので助かります(笑)。

 ☆オリックスバファローズ(67人)
 旧Bu/投手12 捕手3 内野手8 外野手5 合計28
 旧BW/投手17 捕手5 内野手10 外野手7 合計39

 ☆東北楽天ゴールデンイーグルス(40人)
 旧Bu/投手11 捕手4 内野手6 外野手6 合計27
 旧BW/投手6 捕手1 内野手2 外野手4 合計13

 御参考までに。
 どぅでも良いことやけど、普通に暮らしているだけで。
 一応、新札全てが財布の中に揃った。
 ただ、あまりにも見慣れない…深い。

 尚、野球界で新札を作ったら、どないなるんやろう?

悲鳴を上げるぅ〜…

2004年11月11日
 スミマセン…飲み日記です(苦笑)。

 昨日、昼間は大事な用事で大阪へ。
 この件に関しては時期を見計らって、この日記で書きたいと思う。

 夜は西宮市内で関西学院大OBの関西学生リーグの審判団の飲み会に招かれる!?
 顔ぶれは藤野真、田口克己、羽渕繁、大井秀太。皆、大先輩であり、藤野には学生時代から可愛がって貰っているし、羽渕は1回生の時の4回生主務で入部時をはじめ色々と世話になった。
 大井は2学年上で遠征時などに同部屋になったこともある。
 田口は学生時代こそ関わりはなかったが、今ではホンマに良くして貰っている。尚、田口壮外野手(カージナルス)の実兄でもあり、ホンマにソックリ。目の前で飲んでいると妙に不思議な感じになってしまう。

 1次会、2次会と楽しい時間を過越し、僕と田口は3次会に突入。えーっ、意識朦朧(苦笑)。粗相はしていなかったやんな???あとで御礼も兼ねて電話しとかな。

 最近、飲む機会が非常に多い。しかも相当の深酒…。肝臓が悲鳴を上げそうだ。
 もう30過ぎなので気を付けなアカン。だいぶ弱くなって来ていることやし。反省。
 問い合わせが非常に多かったので。
 以下、先週のトークイベント『激論スタジアム!〜これで明るい野球計画』の概要。

 司会/笑福亭銀瓶
 パネラー/小関順二、服部健太郎、島尻譲
 SPゲスト/染田賢作投手(同志社大)、藤田一也内野手(近畿大)

 ☆こんなオールスターが見たい!
 ☆野球界を変えてくれる男たち
 ☆SPゲストへ質問
 ☆プロ野球、こんなファンサービスをして欲しい!
 (来場者からのアンケートを集計)

 というような感じで約2時間半がアッと言う間に過ぎた。

 小関、服部、島尻の選んだオールスター人選は
『こちアマ』http://www.kochiama.com/
 にて発表したいと思います。
 下の日記でトークイベントのオールスターを
『こちアマ』で発表するとしたが、やっぱり日記で(笑)。
 尚、時間の関係で発表出来なかったものもあり。
※所属チームはイベント開催時(分配ドラフト前)のもの。

 まずは高卒VS大卒 ※社会人出身者は最終学歴
《小関》
(高卒)       (大卒)
投・松坂(L)     投・上原(G)
捕・城島(H)     捕・阿部(G)
一・福浦(M)     一・木元(F)
二・荒木(D)     二・井口(H)
三・岩村(S)     三・小久保(G)
遊・川崎(H)     遊・二岡(G)
外・村松(H)     外・金本(T)
外・新庄(F)     外・真中(S)
外・多村(YB)    外・高橋(G)

《服部》
(高卒)       (大卒)
投・松坂(L)     投・上原(G)
捕・城島(H)     捕・矢野(T)
一・清原(G)     一・野村(C)
二・立浪(D)     二・仁志(G)
三・中村(Bu)     三・二岡(G)
遊・元木(G)     遊・宮本(S)
外・鈴木尚(YB)    外・金本(T)
外・新庄(F)     外・高橋(G)
外・前田(C)     外・桧山(T)

《島尻》
(高卒)       (大卒)
投・須永(F)     投・川島(S)
捕・白濱(C)     捕・田中(M)
一・尾崎(F)     一・稲田(F)
二・筧(Bu)      二・尾形(C)
三・坂(Bu)      三・比嘉(C)
遊・長田(G)     遊・岩舘(G)
外・城所(H)     外・大西(Bu)
外・吉良(H)     外・青木(S)
外・松坂健(L)    外・林(T)
右打ちVS左打ち

《小関》
(右打ち)      (左打ち)
投・松坂(L)     投・井川(T)
捕・城島(H)     捕・阿部(G)
一・清原(G)     一・松中(H)
二・井口(H)     二・藤本(T)
三・小久保(G)    三・小笠原(F)
遊・中島(L)     遊・川崎(H)
外・和田(L)     外・金本(T)
外・谷(BW)      外・高橋(G)
外・多村(YB)    外・福留(D)

《服部》
(右打ち)      (左打ち)
投・桑田(G)     投・斉藤(YB)
捕・城島(H)     捕・阿部(G)
一・清原(G)     一・小笠原(F)
二・村田(YB)     二・川崎(H)
三・中村(Bu)     三・岩村(S)
遊・二岡(G)     遊・小坂(M)
外・ラミレス(S)   外・鈴木尚(YB)
外・谷(BW)      外・赤星(T)
外・和田(L)     外・福留(D)

《島尻》
(右打ち)      (左打ち)
投・川上(D)     投・井川(T)
捕・高橋信(F)    捕・日高(BW)
一・新井(C)     一・松中(H)
二・井口(H)     二・高木浩(L)
三・今岡(T)     三・立浪(D)
遊・井端(D)     遊・川崎(H)
外・新庄(F)     外・金本(T)
外・佐藤友(L)    外・柴原(H)
外・谷(BW)     外・礒部(Bu)
年俸5000万円未満VS5000万円以上

《小関》
(5000万未満)  (5000万以上)
投・大竹(C)   投・松坂(L)
捕・石原(C)   捕・城島(H)
一・大島(L)   一・松中(H)
二・内川(YB)   二・井口(H)
三・今江(M)   三・小久保(G)
遊・中島(L)   遊・宮本(S)
外・英智(D)   外・金本(T)
外・志田(S)   外・高橋(G)
外・嶋(C)    外・福留(D)

《服部》
(5000万未満)  (5000万以上)
投・石毛(T)   投・伊良部(T)
捕・柳沢(D)   捕・中村(YB)
一・原(G)    一・清原(G)
二・尾形(C)   二・元木(G)
三・関本(T)   三・片岡(T)
遊・川相(D)   遊・石井(YB)
外・桜井(T)   外・金本(T)
外・嶋(C)     外・緒方(C)
外・宮地(L)   外・ペタジーニ(G)

《島尻》
(5000万未満)  (5000万以上)
投・朝倉(D)   投・工藤(G)
捕・小野(S)   捕・城島(H)
一・栗原(C)   一・清原(G)
二・内川(YB)   二・仁志(G)
三・村田(YB)   三・小久保(G)
遊・中島(L)   遊・宮本(S)
外・多村(YB)   外・清水(G)
外・嶋(C)     外・緒方(C)
外・村松(BW)  外・桧山(T)
日本人VS外国人

《小関》
(日本人)    (外国人)
投・松坂(L)   投・ドミンゴ(D)
捕・城島(H)   捕・ウッズ(YB)
一・小笠原(F)  一・カブレラ(L)
二・井口(H)   二・ラロッカ(C)
三・岩村(S)   三・フェルナンデス(L)
遊・川崎(H)   遊・シーツ(C)
外・谷(BW)    外・ローズ(G)
外・高橋(G)   外・アレックス(D)
外・福留(D)   外・ラミレス(S)

《服部》
(日本人)    (外国人)
投・上原(G)   投・ウィリアムス(T)
捕・城島(H)   捕・キンケード(T)
一・中村(Bu)   一・ウッズ(YB)
二・仁志(G)   二・リナレス(D)
三・岩村(S)   三・アリアス(T)
遊・井口(H)   遊・シーツ(C)
外・谷(BW)    外・バルデス(H)
外・新庄(F)   外・アレックス(D)
外・福留(D)   外・ローズ(G)

《島尻》
(日本人)    (外国人)
投・和田(H)   投・ミラバル(F)
捕・阿部(G)   捕・ウッズ(YB)
一・小笠原(F)  一・カブレラ(L)
二・荒木(D)   二・ラロッカ(C)
三・岩村(S)   三・フェルナンデス(L)
遊・二岡(G)   遊・シーツ(C)
外・赤星(T)    外・ローズ(G)
外・高橋(G)   外・アレックス(D)
外・福留(D)   外・ラミレス(S)
 昨日は奈良へ。
 遂に関西で発足した女子硬式野球チーム・Blessの練習をお手伝い。(2度目)
 えーっ、実にブザマな巨漢となった僕ではあるが(亀山つとむ曰く『日々成長』)、3秒だけは俊敏な動きが出来る!?自分で言うたらあれやけれども、少しは役に立ったのでは。

 関わっているという贔屓目はあるかも知れないが、絶対に女子硬式野球の時代は来まっせ!そう断言しておこう。
 現に先週の藤井寺ロケの時も元プロ野球選手も感心していたことやし、全国各地でも動き始めている。
 決して“イロモノ的”な物珍しさではない。確かに男子と比べて、体力的なハンディがある部分も否めないが、その精神的なタフさと野球への想い。そして、技量の高さは“目からウロコ”。

 約半年という短い期間ではあるが。おかげさまで女子硬式野球に関わる選手や関係者とも親しくなった。

>報道各位の皆様
 女子硬式野球に関することは。
 是非、僕に聞いて下さいっ!?

 それにしても、今日は筋肉痛がほとんどない。
 先週も動いていたから大丈夫なのか?
 それとも、明日以降に襲われるのか?
 微妙なところや(苦笑)。
 えーっ、僕も参加した(3度目)
『ほんじゃに!』(関西テレビ)藤井寺ロケのOA日時は下記の通り。

【関西テレビ】
 12/1(水)24:35〜
 12/8(水)24:35〜

【BSフジ】
 11/30(火)22:00〜
 12/7 (火)22:00〜

コラム

2004年11月15日
 親交のある会社勤めの人がコラムニストとして活躍している!

 僕の携帯電話はDoCoMoなので閲覧することは出来ないのだが、vodafoneの公式サイト!?にて文筆を奮っているとのこと。アクセス数も相当なものらしい。

「是非、読んでみたいっす!」
 という僕のワガママに対して…数作品を見繕って、早々にメールを送って来てくれた。コラムのフィールドは“野球と芸能”。思わず納得である(笑)。

○女優誕生の瞬間Vol.1
○女優誕生の瞬間Vol.2
○ゴールデン・グラブ賞あれこれVol.1
○ゴールデン・グラブ賞あれこれVol.2
○こちらもいっぱい、野球選手と女子アナVol.1
○こちらもいっぱい、野球選手と女子アナVol.2
○“はやしいすけ”ではありません。
○92年入団ドラ4組はすごいぞ!
○また来るのか、福嗣ハリケーン、信子も一緒だ
○祝!2年連続日本シリーズ出場!
○頑張れ!ジャイアンツのイチロー
○日本ハム ゴレンジャー外野陣、こんな人まで
○関西限定違和感、岡江と水野
○史上7人目の三冠王をもっと評価しよう
○楽天、幻の監督就任に仰天
○でかした黒田、アイドルをゲット
○こんなにいる 野球選手と芸能人
○当代一子役対決 美山VS山内

 これらの秀作を読むのに約1時間を費やす。(僕は基本的に早読みなのだが、ジックリと読んだ)
 納得、爆笑、発見を繰り返した実に楽しい一時。
 書き手の幅広い知識と教養と研究熱心さが存分に伝わって来たし、僕が提供した小ネタもあったのは嬉しかった。
 いやぁ、僕のような若輩者が言うのも何だが、サラリーマンにしておくのが勿体ない感性だ。

 是非、vodafoneユーザーの方は読んでみて下さい。
※書き手も僕も閲覧の仕方が分からんのですが(苦笑)。 
 11月17日。
 ドラフト会議当日。
 僕は『スポーツナビ』http://sportsnavi.yahoo.co.jp/
の依頼で藤田一也内野手(近畿大)の“密着取材”。
 大事な日にも関わらず、ワガママな僕の行動に御理解を示してくれた藤田、榎本保監督、岸本秀樹投手に心より感謝申し上げます。

 僕が指名を受けた訳ではないが、ドラフトの臨場感というものをこれまで以上に感じた。一生、忘れられない日になるだろう。

 帰宅後、原稿を仕上げて、HPの更新を済ませ…もうこんな時間っす(疲)。

『写真館』http://www.alfoo.org/diary/shimajoe/は18、19日中には更新する予定。
“密着取材”に関しても、日記で必ず書きますっ!!

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 今年のドラフトは取材をしたことのある選手が実に多く指名された。
 関西を拠点にして3年目ということで、相当の思い入れもあるし、メールを送ってくれる選手もいたり。ホンマに嬉しい。

う〜ん…

2004年11月18日
 疲れがドッと出た。目が覚めても体が動かない…年齢やなぁ(苦笑)。

 スポーツ新聞を開けば、ドラフトネタ満載。特に取材をさせて貰ったことのある選手の記事は“親のような心境”で読み込んでしまう。中でも、ベタ記事やったけれども…2年前に指名されなかった光原逸裕投手(JR東海)と平石洋介外野手(トヨタ自動車)は感慨深いものがあった。
 勝負の世界であるから、挫折する選手もいるだろう。でも、ホンマ、みんなに頑張って欲しい!これ本心である。

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 早いものでもう1年後のドラフト。05年の有望選手リストたるものが各紙や『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)などに掲載されている。
 何人かの知人から電話を貰ったり、『こちアマ』宛てに何通もメールが来ていたのだが…その主旨は
《なんで平野の名前がないねん?》
 であった。

 平野佳寿投手(京都産業大)は3回生秋まで通算21勝の正統派の上手右腕。これまでにもこの日記や『こちアマ』で大絶賛していたので知っている方も多いと思う。
 この平野の名前が05年有望選手リストに掲載されていないのはなぜか?
 恐らく、小関順二が観ていないというのが一番の理由であろう。
 これは平野が神宮と縁遠いというのが大きい。実際、3勝を挙げた2回生春には大学選手権に出場しているのだが、登板機会はなかった。

 今秋、京都産業大は関西六大学リーグを制したが、代表決定戦1回戦で立命館大に0-1のサヨナラ負け。またもや平野は神宮のマウンドに立てなかった。
 関西の大学球界にはリストに掲載されている好投手はたくさんいるが、ネット裏の評価が一番高いのは間違いなく平野である。
「平野に神宮で投げさせてあげたかった」
 とプロ野球のスカウト陣が口々に言えば、社会人野球のスカウト陣は
「平野は獲れないわ。格が違う。上(プロの自由獲得枠…来年はこの制度があるかどうかは分からないが)で消える」
 と鼻から諦めている節もあるのだ。

 これ程の逸材がなぜリストから漏れる?
 小関は悪くない。僕も小関とはお付き合いがあるので、氏の凄いところはビンビン感じる。明らかに悪いのは報じる側の勉強不足なのだ。
“ドラフトと言えば小関順二”。ドラフト情報の第一人者であり、数字を出しての解説は説得力がある。ただ、それに頼り切ってしまっているのも事実。でも、小関にだって限界はある。知らない選手だっているだろう。それでも、報じる側は小関の情報のみを鵜呑みにしてしまっているのが現状だ。

 多少の嫉みもあるのかも知れないが、僕だってこうして関西を根城にして、アマチュア野球を観ている。僕にも参考にまで尋ねて来たらええのにね?
 また、『こちアマ』を立ち上げたのはアマチュア野球ファン、プレーしている選手や関係者の為というのが大半であるが、報じる側の人間にも閲覧して欲しいという願望もあった。
 ところが、あまり報じる側の人間は閲覧してくれていないみたいだ。
「よくHP見ていますよ」
 と言ってくれる記者・編集者が5人いるくらい。
 やはり、そういう記者・編集者の記事は気になるから、目を通す。で、お互いに勉強になる。これが報じる側の切磋琢磨なのでは。

 まぁ、ここでこれ以上、愚痴っても仕方がないので終了(苦笑)。

 この日記及び『こちアマ』を御覧戴いている方は
 平野佳寿という京都産業大のエースの名前は絶対に覚えておいて下さいっ!! 
 第31回社会人野球日本選手権大会。
 2日目は異〜常に長かった…。
 朝から晩まで…13時間半もおったら、気ぃ狂いそうになりますわ(苦笑)。試合が面白いのは幸いなんやけど。

 書きたいことはイッパイあるのだが。
『こちアマ』http://www.kochiama.com/の更新や写真の整理などなど。残念ながらゆっくりと日記を書いている時間がないという現状。御了承下さいませ。

***************
(ドラゴンズ)     (ライオンズ)
 正津英志投手  ⇔  大友進外野手
 宮越徹投手   ⇔  玉野宏昌内野手

 交換トレードが発表された。

 僕がスポーツライターとしてデビューしたのは4年前の『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)の“にんげんドキュメント/野球浪漫”。主人公は大友であった。
 やはり、取材した選手。ましてやデビュー作の選手であるのだから、ズーッと大友の動向は気になっていた。
 是非、新天地で新たなる一歩を。
 97、98年はゴールデングラブを受賞。
 再び輝きを取り戻して欲しい。

細工

2004年11月24日
『こちアマ』http://kochiama.com/を御覧になっている方はお分かりでしょうが、春・夏の甲子園、都市対抗、日本選手権の取材はホンマに疲れます。
 でも、好ゲームを一気に観ることが出来るうえに、選手、監督、ファンなどから色々な話しを聴くことも可能であるのは嬉しい。

 書きたいことはたくさんあるのだが…簡潔にワンエピソード。

 JR東日本東北戦で逆転三塁打を放った石田拓郎内野手(日本生命)からコメントを取っていたのだが、話しはその次打席のスリーバント失敗にまで及んだ。
「あれはですねぇ、細工してしまったんですよね」
「細工とは?」
「向こうのバントシフトがハッキリしていたでしょう」

 確かに。
 石田が逆転打を放つ前に日本生命は藤田和生捕手が無死走者2塁で送りバントを試みたが、JR東日本東北内野陣の猛プレッシャーで走者を進められずにいた。
「初球は確認の為にわざとバントをファールしたんです。やっぱり、一塁手も三塁手もプレッシャーがきつかった。じゃあ、次はバスターしたろうと。でも、それもファールになってしまって。で、結局はスリーバント失敗ですよ。これは計算外(苦笑)」

 素人考えで
「送りバントも一発で決められんと…次はバスターで、最後は走者を進められずに」
 と思っていたが、ベンチのサインではなく、石田自身の判断。しかも、そのような伏線があってのプレーだということに驚かされた。だから、野球は面白い。また、石田の思惑通りにならないところも野球の深いところだ。

2塁に走者を置いた時

2004年11月24日
 本日の日本選手権第2試合目(シダックス×三菱重工名古屋)でジャイアンツ自由獲得枠の野間口貴彦投手(シダックス)が登板した。
 130球を投げて、被安打3本、与四球1個、奪三振6個で完封勝利。
 一見、ナイスピッチングのように思えてしまうが、野間口本来の投球ではなかったというのが率直なところだ。

 僕はあまりスピードガンを“信仰”していないのやけれども、この試合でのMAXは145?。常時135、6?であったので正直、物足りなさを覚えた。
 また、野間口自身も試合中に何度も小首をかしげ、白球を必要以上にこねる仕草が目立った。
 これは何よりも本人が満足していない証し。(試合後のコメントもそうであった)それなのに、平気な顔をして
「ナイスピッチングでしたね」
 と言ってしまう新聞記者の観察力って???

 野間口が本調子でなかったのは、これまでのノーワインドアップからワインドアップに。そして、得意な球でもあるフォークを封印。そういう背景もあったのだろうが、明らかに他に原因があったと僕は確信していた。

 実は野間口の投球の大半を京都産業大の勝村法彦監督と話し(基本的には野球論議)をしながら観ていた。そして、気付いたことは野間口の重心が背中に掛かっていたということである。
 念の為にカメラマン席などでも確認すると、やはり重心は背中側であった。
 セットポジションの際も打者側の左足を少しクロスにしているのでクローズド状態になっている。だが、重心が背中側に掛かっているので…左肩が開いているとまでは言わないが、投球時に必然的に開きが早くなる。だから、本来の球威も出ない。そのように勝村と分析していたのだ。

「光原(逸裕投手、JR東海→今ドラフトでオリックス2巡目指名)なんかもそういう時があるんですよ。でも、走者を2塁に置くとセットポジションで2塁走者を見るでしょう。それによって重心が前に掛かるようになって、左肩が開かない。良い球が行くんですよ。光原は得点圏に走者を置いた方が良いピッチングをした(笑)」
 勝村の話しに僕はセットポジションの格好をして、2塁走者を見る動作を試みる。
「なるほどぉ、確かにそうですね」
 と納得することしきり。

 で、以下、こじつけではなく。
 野間口がMAX145?を出したのは…7回裏一死走者2塁の時であった。セットポジションから2塁走者を見て、すぐに投球動作へ入った時。僕は思わず
「あっ!」
 と大声を出してしまった。野間口の重心が背中側に掛かっていなかったのである。それでバックスクリーンの電光掲示板に目を向けると【145km/h】と表示された。

 これ、実話でっせ!

 次の登板の機会にこの点を野間口は修正出来ているだろうか?非常に興味深い。

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