学習能力の大切さを知る(雨の京都にて)
2003年3月1日 あいにくの雨模様。ではあったが、今日は京都大へ取材に出掛けた。
京都大に足を運ぶのは初めてである。阪急・河原町からタクシーに乗り、主務・帖佐和人から送って貰っていたFAXの地図を見せたのだが、全く違う場所で降ろされた…。おかげで
「スミマセン、野球部のグラウンドはどこですかねぇ?」
と、生協のオッチャンや学生らしき若者に聞きながら、雨中を20分以上も歩き回るハメになったやないかいっ!(-_-メ)
やっとの思いで辿り着いたグラウンドでは京都大−大阪大のOP戦が既に始まっている。しかし、3回を迎えた時点で雨足がさらに激しくなり。雨天コールドゲームとなってしまった。
グラウンドの一塁側後方にある部室に招かれ、まずは新監督に就任したばかりの村井保雄に挨拶をする。
村井は興国高の野球部監督として、68年の全国高校野球選手権で初出場初優勝に導いた実績を持つ名将。96年に監督を退いた村井は近畿大OBということで、関西学生リーグの理事(総務担当理事)に名を連ねていた。しかし、京都大の前任監督・来田宣幸(余談ながら、僕と同学年で学生時代に対戦したことがある)が研究職に専念するので、次期監督候補の1人として村井の名前が挙がる。68歳という年齢や家族の反対もあったが、村井は要請を受諾。自身の次男が京都大のエースを務めていた際に
「リーグ戦で1勝しただけやけやねんけれども、みんなで大泣きしたで」
という言葉に、京都大の追い求める野球に“純粋な姿”を感じていたし、連盟理事時代にも京都大の戦い振りに心を揺り動かされていた。
「この年齢になっても、結局は野球が大好きなんですわ」
深いシワに刻まれてはいるが、少年のような屈託のない笑顔はまさに“永遠の野球小僧”。
「大学生を指導するんは初めてやから不安は多いんやけれども、野球の基本は変わらない。そのことを伝えて行きたいんですわ。基本が出来ていれば、無駄な失点は防げる。そうなれば、実力差があっても、良い勝負が出来るはずや」
そう語る村井に、今シーズンの京都大のビジョン、輪郭が浮かび上がって来る。現に、京都大はエース・河村浩輔投手、変則右腕・土屋真司投手が残り、投手陣の軸は固定。谷口真一捕手も経験を積んでいるうえに、課題であった盗塁阻止の為にスローイング精度も高くなって来ている。バッテリーが例年以上にシッカリしているので、あとはバックが村井の理想を噛み砕けば。というところがポイントになるだろう。
昨シーズンも、京都大は粘り強い戦いで、関西学院大(春)や立命館大(秋)から勝ち点を奪っている。それだけに新監督・村井の手腕にも期待が掛かる。
次に、新主将の藤田慎也外野手のインタビュー。なんせ部室なので、他の部員が着替えていたり、食事をしている。多少、やり辛さもあったのだけれども…^_^;
藤田の印象は
「やっぱり頭がええなぁ〜」
の一言に尽きる。勉強が出来るのは当たり前のことではあるが、とにかく喋っている内容が理路整然としている。ちゃんと起承転結が成り立っているのだ。
テープ起こしをすると、よく分かるのだけれども。人間の会話なんてメチャクチャ“ええ加減”なもの。話題がポンポンと、飛躍しているし、接続詞なんか適当である。僕なんかも質問事項を用意しているにも関わらず、しばしば流れから“脱線”していることが多い。ホンマ、自己嫌悪に陥ってしまうくらいに“ええ加減”…。だから、テープ起こしという作業が嫌いなのだ。と、喋りだけでなく、書いていることも“脱線”しがちだ(苦笑)。
藤田もごく普通の“野球小僧”であった。地元(滋賀県大津市)南郷小のスポーツ少年団で野球に出会い、エースで4番。
「あんまり強くないチームでしたけれどもね」
と、南郷中に進んでも同様に中心選手であった。
「深くは考えていなかったんですけれども、高校野球はやりたい。憧れていた部分はありました」
進学校の膳所高に進むことが決まると、春休みから野球部の練習に参加。しかし、5月になると、勉学と部活の両立のペースが掴めず、心臓を患い、入院をする羽目に。
「どっちも全力で打ち込んでいましたからね」
知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていたらしい。しかし、新チーム1年生秋には外野手のレギュラーに定着。
「投手としても自信はあったんです。コントロールも良かったし、球威もそこそこあるはず。でも、高校に入って『俺、球速くないんや…』って、気付きました。ちょっと限界を感じるのが遅かったんですかね」
と、藤田は頭を掻いた。
高校時代の通算本塁打は8本。滋賀県大会でもベスト4まで進んだのが最高である。最後の夏の地方予選2回戦で敗れると
「人生で最も勉強した時期ですね」
猛勉強の末、京都大法学部の難関を現役合格。しかも、“京都大一本”であったのだから、驚きである。
「現役で合格したならば野球を続けよう。浪人したら野球は諦めよう」
という風に考えていたので、京都大でも硬式野球部の門を叩く。
「でも、高校時代にスタートでつまづいていますからね(苦笑)。大学では生活のペースを掴んでから、野球部に入りました。5月くらいです」
う〜ん、学習能力があるなぁ。賢い、賢い。
「野球も勉強もダラダラやっても効果がない。メリハリと集中力が大事やと思うんです」
京都大は主将が練習メニューの大筋を決定する。現在、藤田は自身の主張を反映させ、短期集中のメニューを提案、作成、実施している次第だ。
「野球は今年が最後です。司法書士の試験を受けることも考えていますし。一応、法学部の学生ですから(笑)」
だからこそ、藤田は野球の楽しさを満喫したいという想いが人並み以上に強い。
「チームとしては最下位脱出。これは絶対ですし、チャンスはあります。個人的には良い成績を残したい。昨年が散々でしたからね。でも、数字よりも走攻守の全てでチームに貢献出来るプレーが最優先。その辺の役割は心得ています」
最後に主将らしい言葉でまとめてくれた。
「我が母校・関西学院大もウカウカ出来へんな」
まだ雨が降り続く京都の街を眺めながら、帰路に着くが、田んぼの中でも歩いて来たかのように靴がドロドロになってしまっている。タクシーに乗る前に、まずはウェットティッシュで靴の汚れを落とした。
以前、悪天候の際、汚れたままの靴で帰らざるを得ないことがあった。それなので、今日はこのような反省を活かして、予めウェットティッシュを持参していたのである。藤田程ではないにしろ、僕にも少しは学習能力がある!???
原稿を書くのも短期集中でありたいものなんやけれどもなぁ…。
京都大に足を運ぶのは初めてである。阪急・河原町からタクシーに乗り、主務・帖佐和人から送って貰っていたFAXの地図を見せたのだが、全く違う場所で降ろされた…。おかげで
「スミマセン、野球部のグラウンドはどこですかねぇ?」
と、生協のオッチャンや学生らしき若者に聞きながら、雨中を20分以上も歩き回るハメになったやないかいっ!(-_-メ)
やっとの思いで辿り着いたグラウンドでは京都大−大阪大のOP戦が既に始まっている。しかし、3回を迎えた時点で雨足がさらに激しくなり。雨天コールドゲームとなってしまった。
グラウンドの一塁側後方にある部室に招かれ、まずは新監督に就任したばかりの村井保雄に挨拶をする。
村井は興国高の野球部監督として、68年の全国高校野球選手権で初出場初優勝に導いた実績を持つ名将。96年に監督を退いた村井は近畿大OBということで、関西学生リーグの理事(総務担当理事)に名を連ねていた。しかし、京都大の前任監督・来田宣幸(余談ながら、僕と同学年で学生時代に対戦したことがある)が研究職に専念するので、次期監督候補の1人として村井の名前が挙がる。68歳という年齢や家族の反対もあったが、村井は要請を受諾。自身の次男が京都大のエースを務めていた際に
「リーグ戦で1勝しただけやけやねんけれども、みんなで大泣きしたで」
という言葉に、京都大の追い求める野球に“純粋な姿”を感じていたし、連盟理事時代にも京都大の戦い振りに心を揺り動かされていた。
「この年齢になっても、結局は野球が大好きなんですわ」
深いシワに刻まれてはいるが、少年のような屈託のない笑顔はまさに“永遠の野球小僧”。
「大学生を指導するんは初めてやから不安は多いんやけれども、野球の基本は変わらない。そのことを伝えて行きたいんですわ。基本が出来ていれば、無駄な失点は防げる。そうなれば、実力差があっても、良い勝負が出来るはずや」
そう語る村井に、今シーズンの京都大のビジョン、輪郭が浮かび上がって来る。現に、京都大はエース・河村浩輔投手、変則右腕・土屋真司投手が残り、投手陣の軸は固定。谷口真一捕手も経験を積んでいるうえに、課題であった盗塁阻止の為にスローイング精度も高くなって来ている。バッテリーが例年以上にシッカリしているので、あとはバックが村井の理想を噛み砕けば。というところがポイントになるだろう。
昨シーズンも、京都大は粘り強い戦いで、関西学院大(春)や立命館大(秋)から勝ち点を奪っている。それだけに新監督・村井の手腕にも期待が掛かる。
次に、新主将の藤田慎也外野手のインタビュー。なんせ部室なので、他の部員が着替えていたり、食事をしている。多少、やり辛さもあったのだけれども…^_^;
藤田の印象は
「やっぱり頭がええなぁ〜」
の一言に尽きる。勉強が出来るのは当たり前のことではあるが、とにかく喋っている内容が理路整然としている。ちゃんと起承転結が成り立っているのだ。
テープ起こしをすると、よく分かるのだけれども。人間の会話なんてメチャクチャ“ええ加減”なもの。話題がポンポンと、飛躍しているし、接続詞なんか適当である。僕なんかも質問事項を用意しているにも関わらず、しばしば流れから“脱線”していることが多い。ホンマ、自己嫌悪に陥ってしまうくらいに“ええ加減”…。だから、テープ起こしという作業が嫌いなのだ。と、喋りだけでなく、書いていることも“脱線”しがちだ(苦笑)。
藤田もごく普通の“野球小僧”であった。地元(滋賀県大津市)南郷小のスポーツ少年団で野球に出会い、エースで4番。
「あんまり強くないチームでしたけれどもね」
と、南郷中に進んでも同様に中心選手であった。
「深くは考えていなかったんですけれども、高校野球はやりたい。憧れていた部分はありました」
進学校の膳所高に進むことが決まると、春休みから野球部の練習に参加。しかし、5月になると、勉学と部活の両立のペースが掴めず、心臓を患い、入院をする羽目に。
「どっちも全力で打ち込んでいましたからね」
知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていたらしい。しかし、新チーム1年生秋には外野手のレギュラーに定着。
「投手としても自信はあったんです。コントロールも良かったし、球威もそこそこあるはず。でも、高校に入って『俺、球速くないんや…』って、気付きました。ちょっと限界を感じるのが遅かったんですかね」
と、藤田は頭を掻いた。
高校時代の通算本塁打は8本。滋賀県大会でもベスト4まで進んだのが最高である。最後の夏の地方予選2回戦で敗れると
「人生で最も勉強した時期ですね」
猛勉強の末、京都大法学部の難関を現役合格。しかも、“京都大一本”であったのだから、驚きである。
「現役で合格したならば野球を続けよう。浪人したら野球は諦めよう」
という風に考えていたので、京都大でも硬式野球部の門を叩く。
「でも、高校時代にスタートでつまづいていますからね(苦笑)。大学では生活のペースを掴んでから、野球部に入りました。5月くらいです」
う〜ん、学習能力があるなぁ。賢い、賢い。
「野球も勉強もダラダラやっても効果がない。メリハリと集中力が大事やと思うんです」
京都大は主将が練習メニューの大筋を決定する。現在、藤田は自身の主張を反映させ、短期集中のメニューを提案、作成、実施している次第だ。
「野球は今年が最後です。司法書士の試験を受けることも考えていますし。一応、法学部の学生ですから(笑)」
だからこそ、藤田は野球の楽しさを満喫したいという想いが人並み以上に強い。
「チームとしては最下位脱出。これは絶対ですし、チャンスはあります。個人的には良い成績を残したい。昨年が散々でしたからね。でも、数字よりも走攻守の全てでチームに貢献出来るプレーが最優先。その辺の役割は心得ています」
最後に主将らしい言葉でまとめてくれた。
「我が母校・関西学院大もウカウカ出来へんな」
まだ雨が降り続く京都の街を眺めながら、帰路に着くが、田んぼの中でも歩いて来たかのように靴がドロドロになってしまっている。タクシーに乗る前に、まずはウェットティッシュで靴の汚れを落とした。
以前、悪天候の際、汚れたままの靴で帰らざるを得ないことがあった。それなので、今日はこのような反省を活かして、予めウェットティッシュを持参していたのである。藤田程ではないにしろ、僕にも少しは学習能力がある!???
原稿を書くのも短期集中でありたいものなんやけれどもなぁ…。
佳境
2003年3月2日 いよいよ各誌の原稿締切も佳境を迎える。
今日も一日中、パソコンと向かい合っていた記憶しかない。ホンマ、目がチカチカするわ(*_*) でも、5日までは頑張らにゃ〜!
昼間、タイガース−バファローズのOP戦をテレビ中継を観ていたのだが、原稿を書き(打ち)ながら…。だから、ちゃんと観れていない(>_<)
井川慶投手(タイガース)は新球のカーブ、チェンジアップが多かったなぁ。でも、中村紀洋内野手(バファローズ)を三球三振(見逃し)に仕留めた、アウトコースいっぱいのストレートが放れるのだから、調整、テストの意味合いが強かったに違いない。この2〜3年で、恐ろしい投手に成長したものだ。先発投手として試合の流れを作るという観点からは、日本球界でもトップクラスやろうなぁ。
来週半ば以降になれば、落ち着く予定。プロ、社会人、大学、高校のOP戦の“観戦三昧”と、行きたいところ。今年は東京スポニチ大会(社会人)も行けなさそうやし。
ベイスターズは関西圏でOP戦をするんかな? ペナントレース開幕前に、古木克明内野手の打撃を是非、肉眼で観ておきたい。
さぁ、これから『Sportiva』(集英社)の原稿を加筆修正。ベッド(無駄にダブルベッド)に倒れ込んだら、寝てしまうはずやし(苦笑)。
今日も一日中、パソコンと向かい合っていた記憶しかない。ホンマ、目がチカチカするわ(*_*) でも、5日までは頑張らにゃ〜!
昼間、タイガース−バファローズのOP戦をテレビ中継を観ていたのだが、原稿を書き(打ち)ながら…。だから、ちゃんと観れていない(>_<)
井川慶投手(タイガース)は新球のカーブ、チェンジアップが多かったなぁ。でも、中村紀洋内野手(バファローズ)を三球三振(見逃し)に仕留めた、アウトコースいっぱいのストレートが放れるのだから、調整、テストの意味合いが強かったに違いない。この2〜3年で、恐ろしい投手に成長したものだ。先発投手として試合の流れを作るという観点からは、日本球界でもトップクラスやろうなぁ。
来週半ば以降になれば、落ち着く予定。プロ、社会人、大学、高校のOP戦の“観戦三昧”と、行きたいところ。今年は東京スポニチ大会(社会人)も行けなさそうやし。
ベイスターズは関西圏でOP戦をするんかな? ペナントレース開幕前に、古木克明内野手の打撃を是非、肉眼で観ておきたい。
さぁ、これから『Sportiva』(集英社)の原稿を加筆修正。ベッド(無駄にダブルベッド)に倒れ込んだら、寝てしまうはずやし(苦笑)。
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ひなまちゅり
2003年3月3日 本日は桃の節句―ひな祭り。一応、日記のタイトルも可愛らし〜く!???“ひなまちゅり”としてみたが、恐らく…多分…いや、絶対に本文とタイトルは関係ない。
3月18日発売の『週刊漫画アクション』(双葉社)より、野球モノのコラムを連載開始することは書いたが、まだタイトルが決まっていない。
そもそも、タイトルに限らず、ネーミングというのは難しい。この日記にタイトルを付けるのにも苦労しているくらいだ。まぁ、結局はなんとなく付けていることがほとんどなのであるけれども…^_^;
そこで、センスが良さそうな放送作家の森脇尚志に相談。早々にタイトルの候補案がメールで送られて来る。ただ、肝心なことに『漫画アクション』的には硬派と言うか、読み物の定番を求めている旨を説明し忘れた…。
・《プロ野球こぼれパスボール話》
・《シマジョーの4塁ベース増設計画》
・《やっぱり球が好き》(男好きキャラと間違われる)
などなど、コントを得意分野とする放送作家ならではの発案。でも、これ以外の2つは僕の案とも加えて、担当編集者にFAXを送った次第。果たして、どれに決まるのか???
そうそう、
・《ドカベソ》
というのもあった。これを聞いて、僕の彼女も大爆笑。しかも注釈付きで(《ドカベン》と間違えて読んでくれたらラッキー!)って、水島新司先生に怒られてしまいますやん。中西球道イラスト入りサイン色紙まで頂戴していると言うのに…。
ちなみに『漫画アクション』では《ルパン?世》や《キューティー・ハニー》も連載中。
・《ルパソ?世》
・《キョーテー・ハニー》(競艇のCM、エンクミこと遠藤久美子で使っているなぁ)
も許される???
さぁ、バカげたことを書いていないで(嫌いじゃないけれども)『Sportiva』(集英社)の原稿をチャキチャキと、片付けなければ!昨日の日記にも書いたっけなぁ…(苦笑)。
>森脇さん、ホンマにありがとうございます。
やっぱり、“センスありあり”でした(爆笑)。
3月18日発売の『週刊漫画アクション』(双葉社)より、野球モノのコラムを連載開始することは書いたが、まだタイトルが決まっていない。
そもそも、タイトルに限らず、ネーミングというのは難しい。この日記にタイトルを付けるのにも苦労しているくらいだ。まぁ、結局はなんとなく付けていることがほとんどなのであるけれども…^_^;
そこで、センスが良さそうな放送作家の森脇尚志に相談。早々にタイトルの候補案がメールで送られて来る。ただ、肝心なことに『漫画アクション』的には硬派と言うか、読み物の定番を求めている旨を説明し忘れた…。
・《プロ野球こぼれパスボール話》
・《シマジョーの4塁ベース増設計画》
・《やっぱり球が好き》(男好きキャラと間違われる)
などなど、コントを得意分野とする放送作家ならではの発案。でも、これ以外の2つは僕の案とも加えて、担当編集者にFAXを送った次第。果たして、どれに決まるのか???
そうそう、
・《ドカベソ》
というのもあった。これを聞いて、僕の彼女も大爆笑。しかも注釈付きで(《ドカベン》と間違えて読んでくれたらラッキー!)って、水島新司先生に怒られてしまいますやん。中西球道イラスト入りサイン色紙まで頂戴していると言うのに…。
ちなみに『漫画アクション』では《ルパン?世》や《キューティー・ハニー》も連載中。
・《ルパソ?世》
・《キョーテー・ハニー》(競艇のCM、エンクミこと遠藤久美子で使っているなぁ)
も許される???
さぁ、バカげたことを書いていないで(嫌いじゃないけれども)『Sportiva』(集英社)の原稿をチャキチャキと、片付けなければ!昨日の日記にも書いたっけなぁ…(苦笑)。
>森脇さん、ホンマにありがとうございます。
やっぱり、“センスありあり”でした(爆笑)。
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野球のツボを押しましょう!!
2003年3月4日 この日記、真夜中に書いて(打って)います。だから、厳密に言うと、3月4日の日記ではない…。
今日も1日中、家にこもって原稿に四苦八苦。世の中のニュースもよく分からん。
何度か携帯電話が鳴る。彼女からの電話以外は100%仕事の連絡だ。
嬉しいことに仕事が2つ内定。しばらくの間はボーッと、していたい気持ちはあるのだけれども、よくよく冷静に考えてみれば
「そんな余裕はないっ!」
の一言である。
「暇なフリー程、コワイものはないねんで」
彼女の言葉もゴモットモ。
今は一つずつ丁寧に仕事をこなして行く時期なのだろう。
『週刊漫画アクション』(双葉社)で連載するコラムのタイトルも決定。
《野球のツボを押しましょう!!》
タイトルは“おちゃらけ風”だけれども、内容は硬派路線。一応???多分???
ちなみに締切は今日中。正直、シンドイ…。龍谷大(滋賀県瀬田の野球部グラウンド)まで取材に行かなアカンしね(@_@)
尚、放送作家・森脇尚志のアイデアであった
《球心》〜野球狂によく効く薬のようなコラム
は最終選考で漏れてしまった。せっかく、キュ〜シン、キュ〜シン♪ のメロディーで御馴染みの『救心』と掛かっていたのにぃ(笑)。
連日、このような脱力感溢れる日記になってしまい…本当に申し訳ないっす。
3月6日、GS神戸にブルーウェーブ−カープのOP戦を観に行く予定。だから、どうした!
嗚呼、一体、今日の日記って…。
過去最低の自信あり。自己嫌悪っす…(T_T)
今日も1日中、家にこもって原稿に四苦八苦。世の中のニュースもよく分からん。
何度か携帯電話が鳴る。彼女からの電話以外は100%仕事の連絡だ。
嬉しいことに仕事が2つ内定。しばらくの間はボーッと、していたい気持ちはあるのだけれども、よくよく冷静に考えてみれば
「そんな余裕はないっ!」
の一言である。
「暇なフリー程、コワイものはないねんで」
彼女の言葉もゴモットモ。
今は一つずつ丁寧に仕事をこなして行く時期なのだろう。
『週刊漫画アクション』(双葉社)で連載するコラムのタイトルも決定。
《野球のツボを押しましょう!!》
タイトルは“おちゃらけ風”だけれども、内容は硬派路線。一応???多分???
ちなみに締切は今日中。正直、シンドイ…。龍谷大(滋賀県瀬田の野球部グラウンド)まで取材に行かなアカンしね(@_@)
尚、放送作家・森脇尚志のアイデアであった
《球心》〜野球狂によく効く薬のようなコラム
は最終選考で漏れてしまった。せっかく、キュ〜シン、キュ〜シン♪ のメロディーで御馴染みの『救心』と掛かっていたのにぃ(笑)。
連日、このような脱力感溢れる日記になってしまい…本当に申し訳ないっす。
3月6日、GS神戸にブルーウェーブ−カープのOP戦を観に行く予定。だから、どうした!
嗚呼、一体、今日の日記って…。
過去最低の自信あり。自己嫌悪っす…(T_T)
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努力する者は
2003年3月5日『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の最後の取材は齋藤伸介投手(龍谷大)。
3月4日、昼過ぎにJR瀬田駅(滋賀県、琵琶湖のちょっと手前)に到着するが、寒い…。って、雪が降っているのだから当たり前だ。
タクシーで龍谷大のグラウンドに向かうが、対向車の大半が雪を乗せて走行している。
「ホンマに明け方、グワーッと、降って来たんですよ。せやけど、この時期の雪は水っぽいから解けるのが早いんですわ」
と、タクシーの運転手。
「でも、ほとんど解けてないやん…」
僕は心の中で小さく呟いた。
案の定、グラウンドは使用不可。ここ数日の悪天候で、龍谷大もオープン戦中止が続いていると言う。
コーチに来ていた(ちゃんと手続きを取っているので、プロアマ協定には引っ掛からない)野田浩司(野球評論家)も
「これじゃあ、練習出来ないよなぁ〜」
と、嘆いていた。
齋藤は決して華やかな球歴をたどって来ていない。野球を始めた小学4年生から中学時代は主に捕手をやらされていた。そして、高校に入って、本格的に投手に専念。でも、エースナンバーを手渡されたのは3年生の春。
「背番号が1だっただけですよ。2〜3人で順番に投げていましたから。球は速かったんですけれども、コントロールがねぇ…。真のエースにはなれなかったんですよ」
龍谷大入学後も、齋藤になかなか出番は巡って来ない。1学年上には杉山直久投手(→阪神)、植大輔投手(→中日)という力量のある先輩がいた影響もある。
「下級生時代、バックネット裏でスコア係をやっているじゃないですか。リーグ戦だけでなく、神宮球場(大学選手権、神宮大会)でもスコア係です。とても勉強になりましたよ。高いレベルの投手の投球を目前で観れるんですから。その中でも、杉山さんのストレートの威力。植さんの変化球とコーナーワークは凄かった。自分なんて投げれるはずがない。いや、投げる機会がなくて良かったですよ。そう思っていましたね」
ただ、齋藤は漠然と、データ係をしていた訳ではない。特に、高レベルの投手達の配球を頭に叩き込んだ。そして、自身の制球難を克服する為に、上手投げを横手投げにも変えてみた。
「高津(臣吾投手、スワローズ)のビデオは擦り切れる程、観ましたね。あの腕の振り、肘の抜き方は真似出来ないけれども、近付きたいとは思います」
と、研究熱心であったのだ。
そして、昨年。3年生になった齋藤は、新監督に就任した椹木寛にチャンスを与えられ、春のリーグ戦でデビュー。
「監督のおかげですね。監督は野球がヘタクソでも努力している者は認めてくれるんです。感情的な好き嫌いで選手も起用しない。あと、口やかましいくらいに『男の子なら前に出ろ、勇気を持て』って、言うんですよ。それで遠慮なく、打者の内角に球を投げること出来るようにもなったんです。だから、監督を胴上げしたい気持ちが強いんです。優勝出来なかったら監督はクビになっちゃうかも知れませんし(笑)」
関西六大学リーグで、2連覇を果たしていた 龍谷大。しかし、昨秋は屈辱のBクラス4位に転落した。だからこそ、新エース・齋藤は努力を怠らないつもりだ
「だけど、努力は監督に見せるものではない。自分自身の為ですよ。だって、努力を怠った人間は勝負所で“抑えられない”、“打てない”、“エラーする”じゃないですか。そういうシーンを自分はこれまでにもいっぱい観て来ました。“野球の神様”が許してくれないんです」
明るくて、ノリが良い受け応え。インタビューの合間に冗談も挟む齋藤であったが、野球に対して、心の芯から真面目であった。
レギュラーになる、エースになる、プロに注目される選手になる、プロに入れる選手になる。これらも大事なことではあるが、齋藤は野球というスポーツを通じて、もっと大切なことを学んでいるな。帰りの電車で、窓外の雪景色を眺めながら、そのように感じた次第である。
3月4日、昼過ぎにJR瀬田駅(滋賀県、琵琶湖のちょっと手前)に到着するが、寒い…。って、雪が降っているのだから当たり前だ。
タクシーで龍谷大のグラウンドに向かうが、対向車の大半が雪を乗せて走行している。
「ホンマに明け方、グワーッと、降って来たんですよ。せやけど、この時期の雪は水っぽいから解けるのが早いんですわ」
と、タクシーの運転手。
「でも、ほとんど解けてないやん…」
僕は心の中で小さく呟いた。
案の定、グラウンドは使用不可。ここ数日の悪天候で、龍谷大もオープン戦中止が続いていると言う。
コーチに来ていた(ちゃんと手続きを取っているので、プロアマ協定には引っ掛からない)野田浩司(野球評論家)も
「これじゃあ、練習出来ないよなぁ〜」
と、嘆いていた。
齋藤は決して華やかな球歴をたどって来ていない。野球を始めた小学4年生から中学時代は主に捕手をやらされていた。そして、高校に入って、本格的に投手に専念。でも、エースナンバーを手渡されたのは3年生の春。
「背番号が1だっただけですよ。2〜3人で順番に投げていましたから。球は速かったんですけれども、コントロールがねぇ…。真のエースにはなれなかったんですよ」
龍谷大入学後も、齋藤になかなか出番は巡って来ない。1学年上には杉山直久投手(→阪神)、植大輔投手(→中日)という力量のある先輩がいた影響もある。
「下級生時代、バックネット裏でスコア係をやっているじゃないですか。リーグ戦だけでなく、神宮球場(大学選手権、神宮大会)でもスコア係です。とても勉強になりましたよ。高いレベルの投手の投球を目前で観れるんですから。その中でも、杉山さんのストレートの威力。植さんの変化球とコーナーワークは凄かった。自分なんて投げれるはずがない。いや、投げる機会がなくて良かったですよ。そう思っていましたね」
ただ、齋藤は漠然と、データ係をしていた訳ではない。特に、高レベルの投手達の配球を頭に叩き込んだ。そして、自身の制球難を克服する為に、上手投げを横手投げにも変えてみた。
「高津(臣吾投手、スワローズ)のビデオは擦り切れる程、観ましたね。あの腕の振り、肘の抜き方は真似出来ないけれども、近付きたいとは思います」
と、研究熱心であったのだ。
そして、昨年。3年生になった齋藤は、新監督に就任した椹木寛にチャンスを与えられ、春のリーグ戦でデビュー。
「監督のおかげですね。監督は野球がヘタクソでも努力している者は認めてくれるんです。感情的な好き嫌いで選手も起用しない。あと、口やかましいくらいに『男の子なら前に出ろ、勇気を持て』って、言うんですよ。それで遠慮なく、打者の内角に球を投げること出来るようにもなったんです。だから、監督を胴上げしたい気持ちが強いんです。優勝出来なかったら監督はクビになっちゃうかも知れませんし(笑)」
関西六大学リーグで、2連覇を果たしていた 龍谷大。しかし、昨秋は屈辱のBクラス4位に転落した。だからこそ、新エース・齋藤は努力を怠らないつもりだ
「だけど、努力は監督に見せるものではない。自分自身の為ですよ。だって、努力を怠った人間は勝負所で“抑えられない”、“打てない”、“エラーする”じゃないですか。そういうシーンを自分はこれまでにもいっぱい観て来ました。“野球の神様”が許してくれないんです」
明るくて、ノリが良い受け応え。インタビューの合間に冗談も挟む齋藤であったが、野球に対して、心の芯から真面目であった。
レギュラーになる、エースになる、プロに注目される選手になる、プロに入れる選手になる。これらも大事なことではあるが、齋藤は野球というスポーツを通じて、もっと大切なことを学んでいるな。帰りの電車で、窓外の雪景色を眺めながら、そのように感じた次第である。
トーリ?トーレ?
2003年3月6日 難しい…この日記に限らず、いつも頭を悩ませていることがある。それは表記の問題である。
一応、この日記では僕なりにルールを作っているつもりだ。
例えば、日本プロ野球チームの表記は
《セ・リーグ》
ジャイアンツ、スワローズ、ドラゴンズ、タイガース、カープ、ベイスターズ
《パ・リーグ》
ライオンズ、バファローズ、ホークス、マリーンズ、ファイターズ、ブルーウェーブ
と、統一している。尚、セ・リーグはセントラル・リーグ、パ・リーグはパシフィック・リーグとするべきなのか?無駄に字数だけを稼いでしまうしなぁ…。
また、
《セ・リーグ》
巨人(巨)、ヤクルト(ヤ)、中日(中)、阪神(神)、広島(広)、横浜(横)
《パ・リーグ》
パ・リーグ:西武(西)、大阪近鉄(近)、ダイエー(ダ)、千葉ロッテ(ロ)、日本ハム(日)、オリックス(オ)
という表記もある。
でも、球団のニックネーム以外の表記ならば、巨人ではなく読売になるはず。いや、もっと厳密に追求するならば、讀賣!? 広島も広島東洋と表記すべきなのか???
あと、大阪近鉄は大阪だとイメージが湧き難いし、近鉄だと球団の主張はどこかに飛んで行ってしまう。だから、大阪近鉄。千葉ロッテも同様。日本ハムは個人的に日ハムとかハムと書きたいくらいなのだけれども…。他球団との統一性を考えると、そうも行かない。
そう考えると、
《セ・リーグ》
G、S、D、T、C、YB
《パ・リーグ》
パ・リーグ:L、Bu、H、M、F、BW
が、一番シックリ来るような気もするんやけれどもね。ただ、分かり辛い人間もいるんやろうなぁ…。
ちなみにメジャーリーグ(MLB)のチーム表記は以下の通り。
《ナ・リーグ》(National Leagueっすね)
【東部地区】(Division East)
Atlanta Braves(ATL)
Montreal Expos(MON) ※月曜日じゃないで
Philadelphia Phillies(PHI)
Florida Marlins(FLA)
New York Mets(NYM)
【中部地区】(Division Central)
St.Louis Cardinals(STL)
Houston Astros(HOU)
Cincinnati Reds(CIN)
Pittsburgh Pirates(PIT)
Chicago Cubs(CHC)
Milwaukee Brewers(MIL)
【西部地区】(Division West)
Arizona Diamondbacks(ARI)
San Francisco Giants(SF)
Los Angels Dodgers(LA)
Colorado Rockies(COL)
San Diego Padres(SD)
《ア・リーグ》(American League)
【東部地区】(Division East)
New York Yankees(NYY)
Boston Red Sox(BOS)
Toronto Blue Jays(TOR)
Baltimore Orioles(BAL)
Tampa Bay Devil Rays(TB)
【中部地区】(Division Central)
Minnesota Twins(MIN)
Chicago White Sox(CWS)
Cleveland Indians(CLE)
Kansas City Royals(KC)
Detroit Tigers(DET)
【西部地区】(Division West)
Oakland Athletics(OAK)
Anaheim Angels(ANA) ※全日空じゃありません
Seattle Mariners(SEA)
Texas Rangers(TEX)
あ〜っ、疲れた…。スペル間違えてへんかな!???
最近、松井秀喜外野手(ヤンキース)のニュースで溢れている。それは良いとして、
ジョー・トーリ監督なの?それとも、トーレ?
ジェイソン・ジアンビー内野手?ジアムビー?ジオンビー?ジオムビー?
一体、どれなんすか???
まぁ、Joe Torre、Jason Giambiをカタカナ表記するんがナンセンスな話しなのだが…。
どうにか統一して欲しいものだ。気になって、夜も眠れない!???
一応、この日記では僕なりにルールを作っているつもりだ。
例えば、日本プロ野球チームの表記は
《セ・リーグ》
ジャイアンツ、スワローズ、ドラゴンズ、タイガース、カープ、ベイスターズ
《パ・リーグ》
ライオンズ、バファローズ、ホークス、マリーンズ、ファイターズ、ブルーウェーブ
と、統一している。尚、セ・リーグはセントラル・リーグ、パ・リーグはパシフィック・リーグとするべきなのか?無駄に字数だけを稼いでしまうしなぁ…。
また、
《セ・リーグ》
巨人(巨)、ヤクルト(ヤ)、中日(中)、阪神(神)、広島(広)、横浜(横)
《パ・リーグ》
パ・リーグ:西武(西)、大阪近鉄(近)、ダイエー(ダ)、千葉ロッテ(ロ)、日本ハム(日)、オリックス(オ)
という表記もある。
でも、球団のニックネーム以外の表記ならば、巨人ではなく読売になるはず。いや、もっと厳密に追求するならば、讀賣!? 広島も広島東洋と表記すべきなのか???
あと、大阪近鉄は大阪だとイメージが湧き難いし、近鉄だと球団の主張はどこかに飛んで行ってしまう。だから、大阪近鉄。千葉ロッテも同様。日本ハムは個人的に日ハムとかハムと書きたいくらいなのだけれども…。他球団との統一性を考えると、そうも行かない。
そう考えると、
《セ・リーグ》
G、S、D、T、C、YB
《パ・リーグ》
パ・リーグ:L、Bu、H、M、F、BW
が、一番シックリ来るような気もするんやけれどもね。ただ、分かり辛い人間もいるんやろうなぁ…。
ちなみにメジャーリーグ(MLB)のチーム表記は以下の通り。
《ナ・リーグ》(National Leagueっすね)
【東部地区】(Division East)
Atlanta Braves(ATL)
Montreal Expos(MON) ※月曜日じゃないで
Philadelphia Phillies(PHI)
Florida Marlins(FLA)
New York Mets(NYM)
【中部地区】(Division Central)
St.Louis Cardinals(STL)
Houston Astros(HOU)
Cincinnati Reds(CIN)
Pittsburgh Pirates(PIT)
Chicago Cubs(CHC)
Milwaukee Brewers(MIL)
【西部地区】(Division West)
Arizona Diamondbacks(ARI)
San Francisco Giants(SF)
Los Angels Dodgers(LA)
Colorado Rockies(COL)
San Diego Padres(SD)
《ア・リーグ》(American League)
【東部地区】(Division East)
New York Yankees(NYY)
Boston Red Sox(BOS)
Toronto Blue Jays(TOR)
Baltimore Orioles(BAL)
Tampa Bay Devil Rays(TB)
【中部地区】(Division Central)
Minnesota Twins(MIN)
Chicago White Sox(CWS)
Cleveland Indians(CLE)
Kansas City Royals(KC)
Detroit Tigers(DET)
【西部地区】(Division West)
Oakland Athletics(OAK)
Anaheim Angels(ANA) ※全日空じゃありません
Seattle Mariners(SEA)
Texas Rangers(TEX)
あ〜っ、疲れた…。スペル間違えてへんかな!???
最近、松井秀喜外野手(ヤンキース)のニュースで溢れている。それは良いとして、
ジョー・トーリ監督なの?それとも、トーレ?
ジェイソン・ジアンビー内野手?ジアムビー?ジオンビー?ジオムビー?
一体、どれなんすか???
まぁ、Joe Torre、Jason Giambiをカタカナ表記するんがナンセンスな話しなのだが…。
どうにか統一して欲しいものだ。気になって、夜も眠れない!???
GS神戸雑感
2003年3月7日 3月6日、ブルーウェーブ−カープ(GS神戸)のOP戦を観に行く。
僕は試合前の練習が好きである。
間近でティー打撃をしている選手を観ているだけで
「あぁ、やっぱりプロはスゴイよなぁ」
と、感心してしまう。
大島公一内野手(ブルーウェーブ)は呼吸法を意識しているのだろう。インパクトの瞬間、
「フッ!」
大きく息を吐き出す。小柄ながらも、鋭い打球が集球ネットに突き刺さる様は一見の価値があると、断言しても良い。
GS神戸は今シーズンから、フィールドシートとバルコニーシートを新設。野球ファンに臨場感と快適さを提供することが目的だ。
カメラマン席が大幅に削られたフィールドシート(三塁側)に腰を下ろす。これまでのシートはフェアラインに対して、平行に近かったが、新しいシートは完全にバッテリー間、ホームベースの方向を向いている。しかも目の前にフェンスがない。グラウンドレベルに降りようと思えば、苦もなく、またげるラバーフェンス(高さ1?もない)だけ。
ただ、ファウルボール直撃は増えるやろうなぁ。一応、透明の分厚いアクリルボードを目の前に引き上げて保護出来るようにはなっていたが…。アクリルボードは意外に小さかったし(引き上げるのにも重かった)、ドライブの掛かった打球には対応出来ないように思えた。
まぁ、野球観戦に集中しようということですな。
この新設されたフィールドシートに座り込み、カープの打撃練習を観る。
新井貴浩内野手、ジミー・ハースト外野手がポンポンと、いとも簡単に左翼席へ弾丸のような打球を放り込む。
目前の三塁の定位置では和製大砲候補・栗原健太内野手がノックを受けている。山崎隆造守備走塁コーチが時折、スローイングの注意点(力が入りすぎている)を指摘していた。
上手く説明出来ないが、この栗原は雰囲気がある。体のバランスも良いし、精悍な顔立ちをしている。選手としてのタイプは違うが、福留孝介外野手(ドラゴンズ)を彷彿させる。気になる選手だ。
試合経過をダラダラと書いても仕方がないので、感じたことを簡潔に。
ブルーウェーブの怠慢プレーには少しガッカリした。
内野ゴロを打った打者の全力疾走がほとんどなかったのである。シッカリ走っておけば、セーフになりそうな(カープの野手が少しジャックル)打球も2本くらいあった。
かつて、ブルーウェーブに在籍していたイチロー外野手(マリナーズ)、田口壮外野手(カージナルス)の抜けた穴は、こういうところにも出ているのだろう。石毛宏典監督は三塁コーチャーズボックスに向かう際、軽快に走っていたのにね…。
投手で好印象を受けたのは、
ブルーウェーブ:嘉勢敏弘、川口知哉
カープ:玉木重雄
嘉勢はテンポが良く、玉木はストレートが走っていた。かつては“ビッグマウス”と呼ばれた川口も課題であった制球力が向上。死球が一つあったものの、ストライク先行で2回を7人で切り抜けた。ただ、ちょっと荒々しさに欠けたかな。そろそろ出て来て欲しい投手。いや、絶対に出て来なければいけない。
僕は試合前の練習が好きである。
間近でティー打撃をしている選手を観ているだけで
「あぁ、やっぱりプロはスゴイよなぁ」
と、感心してしまう。
大島公一内野手(ブルーウェーブ)は呼吸法を意識しているのだろう。インパクトの瞬間、
「フッ!」
大きく息を吐き出す。小柄ながらも、鋭い打球が集球ネットに突き刺さる様は一見の価値があると、断言しても良い。
GS神戸は今シーズンから、フィールドシートとバルコニーシートを新設。野球ファンに臨場感と快適さを提供することが目的だ。
カメラマン席が大幅に削られたフィールドシート(三塁側)に腰を下ろす。これまでのシートはフェアラインに対して、平行に近かったが、新しいシートは完全にバッテリー間、ホームベースの方向を向いている。しかも目の前にフェンスがない。グラウンドレベルに降りようと思えば、苦もなく、またげるラバーフェンス(高さ1?もない)だけ。
ただ、ファウルボール直撃は増えるやろうなぁ。一応、透明の分厚いアクリルボードを目の前に引き上げて保護出来るようにはなっていたが…。アクリルボードは意外に小さかったし(引き上げるのにも重かった)、ドライブの掛かった打球には対応出来ないように思えた。
まぁ、野球観戦に集中しようということですな。
この新設されたフィールドシートに座り込み、カープの打撃練習を観る。
新井貴浩内野手、ジミー・ハースト外野手がポンポンと、いとも簡単に左翼席へ弾丸のような打球を放り込む。
目前の三塁の定位置では和製大砲候補・栗原健太内野手がノックを受けている。山崎隆造守備走塁コーチが時折、スローイングの注意点(力が入りすぎている)を指摘していた。
上手く説明出来ないが、この栗原は雰囲気がある。体のバランスも良いし、精悍な顔立ちをしている。選手としてのタイプは違うが、福留孝介外野手(ドラゴンズ)を彷彿させる。気になる選手だ。
試合経過をダラダラと書いても仕方がないので、感じたことを簡潔に。
ブルーウェーブの怠慢プレーには少しガッカリした。
内野ゴロを打った打者の全力疾走がほとんどなかったのである。シッカリ走っておけば、セーフになりそうな(カープの野手が少しジャックル)打球も2本くらいあった。
かつて、ブルーウェーブに在籍していたイチロー外野手(マリナーズ)、田口壮外野手(カージナルス)の抜けた穴は、こういうところにも出ているのだろう。石毛宏典監督は三塁コーチャーズボックスに向かう際、軽快に走っていたのにね…。
投手で好印象を受けたのは、
ブルーウェーブ:嘉勢敏弘、川口知哉
カープ:玉木重雄
嘉勢はテンポが良く、玉木はストレートが走っていた。かつては“ビッグマウス”と呼ばれた川口も課題であった制球力が向上。死球が一つあったものの、ストライク先行で2回を7人で切り抜けた。ただ、ちょっと荒々しさに欠けたかな。そろそろ出て来て欲しい投手。いや、絶対に出て来なければいけない。
クラブチーム
2003年3月8日 ローカルネタで申し訳ない。
僕の住んでいる兵庫県・西宮には、社会人野球の大阪ガス(以下、大ガス)が練習している専用グラウンドがある。しかし、大ガスは大阪市のチーム。
ちなみにNTT西日本(以下、N西)も大阪市のチームであるが、京都・淀のグラウンドで練習を行っている。
恐らく、西宮、淀の住民でこのことを知っている人間はほとんどいないだろう。尚、大ガスもN西も
「みなさんの街でウチの野球部は練習していますよ」
と、アピールもしていない。それは恐らく、
「そんな立派な施設があるんかいな? そこに金を掛ける余裕があるんやったら、料金(ガス代、電話代)をもっと下げろやっ!」
という声が出て来るからだ。
バブルの崩壊、景気低迷のあおりを受けて、社会人野球の企業チームは減少の一途をたどっている。まぁ、このことを言及して行くと長くなるので、詳細は省かせて貰う。この日記、3,000字以内やからな…。
企業側はスポーツ(ここでは野球)を通じての人間形成、社員の士気高揚といった目的があって、チームを持っていると言う。ただ、それは大義名分であって、本音では企業の広告塔として見ているところもある。だから、経費削減という観点に立った時、その対象となり休廃部へと追い込み易いのではないだろうか。
「野球部にはこれだけお金を費やしているのに…。成績も悪いし、存続させるメリットはないな」
休廃部になった全てのチームに当てはまる訳ではないだろうが、多少はこの辺も影響しているはず。実際に、そういう声を聴いたことがある。
毎夏、東京ドームで開催されている都市対抗野球大会は、社会人野球の一大イベントだ。
歴史と伝統があり、数え切れない名勝負、名場面が生まれ、スター選手も輩出した。個人的な思い出になってしまうが、佐藤和弘外野手(パンチ佐藤、当時は熊谷組に所属)のサイクルヒットも目の当たりにしたし、野茂英雄投手(ドジャース)のトルネード投法を初めて見たのも都市対抗であった。
昨年も都市対抗の全試合を観戦。色々なシーンが思い浮かぶけれども、一番、嬉しかったのは高校時代の先輩・竹間容祐外野手(日本生命、松下電器の補強選手として出場)のハッスルプレー。
僕よりも2歳年上の竹間はプロ入りを目指していたが、もうその芽はないと言っても良い。それでも、ひたむきに白球を追い掛ける姿を観ていたら、とても励まされた。
「やっぱり、都市対抗はええよなぁ〜」
素直に感じたものである。しかし、そこで一つの疑問が頭をよぎる。地域にあまり根差していない。企業も宣伝効果を第一に考えている現況。
「都市対抗じゃないやん。企業対抗ではマズイんかいな?」
そう、都市対抗とは名ばかり。取って付けたように、縁もゆかりもない市長などが試合前に始球式をしているのは、とても滑稽な光景に映る。ええやん、企業のお偉いさんにやらせれば。だって、そういう方針なんでしょ?
野茂が大阪・堺に“NOMOベースボールクラブ”というクラブチーム設立に向けて、動いているというニュースを耳にした。
野茂はアメリカでも伊良部秀輝投手(タイガース)やマック鈴木投手(ブルーウェーブ)らと、独立リーグのエルマイラ・パイオニアーズの共同オーナーもしている。野球でチャンスを掴もうとする者へ、積極的に門戸を開いている。
この度、野茂が堺にクラブチームを設立しようとしているのは、自身がかつて在籍していた新日鐵堺が94年に休部したことに起因。チームが消滅したことの寂しさ。そして、将来有望な選手の受皿が少なくなって来ていることに危機感を抱いているのだ。
僕は現在、大学野球の取材を多くしているが、
「野球を続けたいんですけれども、チームがないんですよ…」
という選手の声をよく聞く。卒業後、真剣に野球を続けたいけれども、野球を続ける場がない。これが現状なのだ。
野茂の話しに戻そう。
自らが野球で手にした富みを、野球に注ぎ込む。スポンサーとなり、日本野球界の崩壊を食い止めんとする活動は“野球への恩返し”などのキレイな美辞麗句では片付けられない。野茂の願いは壮大である。本気で一石を投じたと、僕は受け取りたい。
これが契機となって、日本野球界に一つの大きなムーブメントを巻き起こして欲しい。NOMO色に加えて、堺という地域の色が出たクラブチームが企業チームを打ち負かす日はきっと来るはずだ。そう信じたい。
野球が仕事になっていることに対して、感謝の気持ちが少しでもあるのならば。日本のプロ野球選手は、野茂のようにクラブチーム運営の経済的な支援をしても良いのでは?特に、社会人野球を経由してからプロの世界に飛び込んだ選手は“ありがたみ”を分かっているはず。
仮に10人の選手が100万円を捻出。クラブチームの運営にどれだけの費用を要するのかは詳しく分からないが、年間1,000万円もあれば、クラブチームの運営は可能なように思える。野球環境を整えることで、後にプロで活躍する選手も輩出するかも知れない。プロ球界だけにとどまらず、絶対に野球界の底辺拡大に繋がるはずだ。また、選手自身が現役引退後、クラブチームの指導者として収入が得られるようなシステムも作って行けるのではないか?
高級車を乗り回し、ブランド品で着飾るのもステイタス。でも、このような活動にも関心を持つことの方が、“野球人”として誇れるように思えるのだが。
僕みたいな駄文書きでも富むことがあれば、及ばずながら貢献したいものだ。
僕の住んでいる兵庫県・西宮には、社会人野球の大阪ガス(以下、大ガス)が練習している専用グラウンドがある。しかし、大ガスは大阪市のチーム。
ちなみにNTT西日本(以下、N西)も大阪市のチームであるが、京都・淀のグラウンドで練習を行っている。
恐らく、西宮、淀の住民でこのことを知っている人間はほとんどいないだろう。尚、大ガスもN西も
「みなさんの街でウチの野球部は練習していますよ」
と、アピールもしていない。それは恐らく、
「そんな立派な施設があるんかいな? そこに金を掛ける余裕があるんやったら、料金(ガス代、電話代)をもっと下げろやっ!」
という声が出て来るからだ。
バブルの崩壊、景気低迷のあおりを受けて、社会人野球の企業チームは減少の一途をたどっている。まぁ、このことを言及して行くと長くなるので、詳細は省かせて貰う。この日記、3,000字以内やからな…。
企業側はスポーツ(ここでは野球)を通じての人間形成、社員の士気高揚といった目的があって、チームを持っていると言う。ただ、それは大義名分であって、本音では企業の広告塔として見ているところもある。だから、経費削減という観点に立った時、その対象となり休廃部へと追い込み易いのではないだろうか。
「野球部にはこれだけお金を費やしているのに…。成績も悪いし、存続させるメリットはないな」
休廃部になった全てのチームに当てはまる訳ではないだろうが、多少はこの辺も影響しているはず。実際に、そういう声を聴いたことがある。
毎夏、東京ドームで開催されている都市対抗野球大会は、社会人野球の一大イベントだ。
歴史と伝統があり、数え切れない名勝負、名場面が生まれ、スター選手も輩出した。個人的な思い出になってしまうが、佐藤和弘外野手(パンチ佐藤、当時は熊谷組に所属)のサイクルヒットも目の当たりにしたし、野茂英雄投手(ドジャース)のトルネード投法を初めて見たのも都市対抗であった。
昨年も都市対抗の全試合を観戦。色々なシーンが思い浮かぶけれども、一番、嬉しかったのは高校時代の先輩・竹間容祐外野手(日本生命、松下電器の補強選手として出場)のハッスルプレー。
僕よりも2歳年上の竹間はプロ入りを目指していたが、もうその芽はないと言っても良い。それでも、ひたむきに白球を追い掛ける姿を観ていたら、とても励まされた。
「やっぱり、都市対抗はええよなぁ〜」
素直に感じたものである。しかし、そこで一つの疑問が頭をよぎる。地域にあまり根差していない。企業も宣伝効果を第一に考えている現況。
「都市対抗じゃないやん。企業対抗ではマズイんかいな?」
そう、都市対抗とは名ばかり。取って付けたように、縁もゆかりもない市長などが試合前に始球式をしているのは、とても滑稽な光景に映る。ええやん、企業のお偉いさんにやらせれば。だって、そういう方針なんでしょ?
野茂が大阪・堺に“NOMOベースボールクラブ”というクラブチーム設立に向けて、動いているというニュースを耳にした。
野茂はアメリカでも伊良部秀輝投手(タイガース)やマック鈴木投手(ブルーウェーブ)らと、独立リーグのエルマイラ・パイオニアーズの共同オーナーもしている。野球でチャンスを掴もうとする者へ、積極的に門戸を開いている。
この度、野茂が堺にクラブチームを設立しようとしているのは、自身がかつて在籍していた新日鐵堺が94年に休部したことに起因。チームが消滅したことの寂しさ。そして、将来有望な選手の受皿が少なくなって来ていることに危機感を抱いているのだ。
僕は現在、大学野球の取材を多くしているが、
「野球を続けたいんですけれども、チームがないんですよ…」
という選手の声をよく聞く。卒業後、真剣に野球を続けたいけれども、野球を続ける場がない。これが現状なのだ。
野茂の話しに戻そう。
自らが野球で手にした富みを、野球に注ぎ込む。スポンサーとなり、日本野球界の崩壊を食い止めんとする活動は“野球への恩返し”などのキレイな美辞麗句では片付けられない。野茂の願いは壮大である。本気で一石を投じたと、僕は受け取りたい。
これが契機となって、日本野球界に一つの大きなムーブメントを巻き起こして欲しい。NOMO色に加えて、堺という地域の色が出たクラブチームが企業チームを打ち負かす日はきっと来るはずだ。そう信じたい。
野球が仕事になっていることに対して、感謝の気持ちが少しでもあるのならば。日本のプロ野球選手は、野茂のようにクラブチーム運営の経済的な支援をしても良いのでは?特に、社会人野球を経由してからプロの世界に飛び込んだ選手は“ありがたみ”を分かっているはず。
仮に10人の選手が100万円を捻出。クラブチームの運営にどれだけの費用を要するのかは詳しく分からないが、年間1,000万円もあれば、クラブチームの運営は可能なように思える。野球環境を整えることで、後にプロで活躍する選手も輩出するかも知れない。プロ球界だけにとどまらず、絶対に野球界の底辺拡大に繋がるはずだ。また、選手自身が現役引退後、クラブチームの指導者として収入が得られるようなシステムも作って行けるのではないか?
高級車を乗り回し、ブランド品で着飾るのもステイタス。でも、このような活動にも関心を持つことの方が、“野球人”として誇れるように思えるのだが。
僕みたいな駄文書きでも富むことがあれば、及ばずながら貢献したいものだ。
穴は大きい
2003年3月9日 3月6日、ホークス−ライオンズのOP戦。
4回裏、スコット・マクレーン内野手(ライオンズ)の失策で出塁した小久保裕紀内野手(ホークス)は、次打者・松中信彦内野手(ホークス)の左中間フェンス直撃の打球で、一塁から一気に本塁へ突入。その際、本塁上で椎木匠捕手(ライオンズ)とクロスプレーとなった。椎木の体重が本塁に生還しようとスライディングで伸ばした右足に乗っかる。その結果、右膝の前十字靭帯、内側靭帯、けい骨、大腿骨挫傷、外側半月板損傷で全治3ヶ月という大負傷を負ってしまったのだ。手術をすれば復帰には半年近く要すると言う。今シーズンの完全復帰はほぼ絶望的である。
小久保はホークスの四番打者。戦力としても痛手であるのは言うに及ばないが、その存在感も忘れてはならない。
僕は先月末、高知に行った際、ホークスが非常に良い練習をしているように感じた。そのような旨を日記にも書いたが、それは小久保の影響も大きい。
今シーズンから、ホークスの選手会長は松中である。確かに、松中も素晴らしいキャプテンシーを発揮。練習を多いに盛り上げていた。しかし、それ以上に松中より2歳年長の小久保がチームをまとめていた印象が強い。
「年上の小久保さんがあれだけ練習(居残り)するから、僕らは帰れんのですよ。でも、おかげでこっちの力も付きますしね」
と、松中。
黙々と、練習に打ち込む姿でチームを束ねられる力を小久保は持っている。
2年前、金村義明(評論家)のマネージャー時代、小久保との対談に立ち会う機会に恵まれた。
「年齢は関係ない。負けたくないんですよ。それには練習するしかない。あと、ウチには秋山(幸二外野手、02年のシーズンで引退)さんがいますからね。秋山さんと比べたら、まだまだですよ」
そのように小久保が語っていたことも思い出した。
ホークスというチーム。特に、野手陣の構成はバランスが良い。
僕はいつも思うのだが、城島健司捕手あたりは、小久保、松中のような実力を持ち、練習に没頭する年長者がいなかったら…もっと“天狗”になっており、チーム内で浮いた存在になっていたはずだ。また、井口資仁内野手がマイペースで、鳥越裕介内野手が明るくプレー出来るのも同様。大人しい印象の柴原洋外野手、村松有人外野手も勝負所では気持ちが出せる。
20勝出来る投手はいないが、10勝出来る投手は何枚も揃ったホークス投手陣。しかし、99、00年にリーグ連覇を果たした時のように野手陣が引っ張って行くチーム。それだけに、小久保不在の穴は大きい。この苦境をホークスはどうのように乗り越えて行くのか?下世話な言い方になってしまうが、非常に興味がある。
節目のプロ入り10年目。95年の本塁打王、97年の打点王以来のタイトル獲得。そして、3年振りのV奪還に向けて、順調な仕上がりを見せていた小久保のリタイア。個人的には、とても残念。早期復帰と復帰後の活躍を祈りたい。
高校卒業後、僕は青山学院大へ進むことも考えていた。もしかしたら、小久保の猛練習に励む後ろ姿に引っ張られ、僕も名プレーヤーになっていたかも???それはないか…(苦笑)。
4回裏、スコット・マクレーン内野手(ライオンズ)の失策で出塁した小久保裕紀内野手(ホークス)は、次打者・松中信彦内野手(ホークス)の左中間フェンス直撃の打球で、一塁から一気に本塁へ突入。その際、本塁上で椎木匠捕手(ライオンズ)とクロスプレーとなった。椎木の体重が本塁に生還しようとスライディングで伸ばした右足に乗っかる。その結果、右膝の前十字靭帯、内側靭帯、けい骨、大腿骨挫傷、外側半月板損傷で全治3ヶ月という大負傷を負ってしまったのだ。手術をすれば復帰には半年近く要すると言う。今シーズンの完全復帰はほぼ絶望的である。
小久保はホークスの四番打者。戦力としても痛手であるのは言うに及ばないが、その存在感も忘れてはならない。
僕は先月末、高知に行った際、ホークスが非常に良い練習をしているように感じた。そのような旨を日記にも書いたが、それは小久保の影響も大きい。
今シーズンから、ホークスの選手会長は松中である。確かに、松中も素晴らしいキャプテンシーを発揮。練習を多いに盛り上げていた。しかし、それ以上に松中より2歳年長の小久保がチームをまとめていた印象が強い。
「年上の小久保さんがあれだけ練習(居残り)するから、僕らは帰れんのですよ。でも、おかげでこっちの力も付きますしね」
と、松中。
黙々と、練習に打ち込む姿でチームを束ねられる力を小久保は持っている。
2年前、金村義明(評論家)のマネージャー時代、小久保との対談に立ち会う機会に恵まれた。
「年齢は関係ない。負けたくないんですよ。それには練習するしかない。あと、ウチには秋山(幸二外野手、02年のシーズンで引退)さんがいますからね。秋山さんと比べたら、まだまだですよ」
そのように小久保が語っていたことも思い出した。
ホークスというチーム。特に、野手陣の構成はバランスが良い。
僕はいつも思うのだが、城島健司捕手あたりは、小久保、松中のような実力を持ち、練習に没頭する年長者がいなかったら…もっと“天狗”になっており、チーム内で浮いた存在になっていたはずだ。また、井口資仁内野手がマイペースで、鳥越裕介内野手が明るくプレー出来るのも同様。大人しい印象の柴原洋外野手、村松有人外野手も勝負所では気持ちが出せる。
20勝出来る投手はいないが、10勝出来る投手は何枚も揃ったホークス投手陣。しかし、99、00年にリーグ連覇を果たした時のように野手陣が引っ張って行くチーム。それだけに、小久保不在の穴は大きい。この苦境をホークスはどうのように乗り越えて行くのか?下世話な言い方になってしまうが、非常に興味がある。
節目のプロ入り10年目。95年の本塁打王、97年の打点王以来のタイトル獲得。そして、3年振りのV奪還に向けて、順調な仕上がりを見せていた小久保のリタイア。個人的には、とても残念。早期復帰と復帰後の活躍を祈りたい。
高校卒業後、僕は青山学院大へ進むことも考えていた。もしかしたら、小久保の猛練習に励む後ろ姿に引っ張られ、僕も名プレーヤーになっていたかも???それはないか…(苦笑)。
街中に
2003年3月10日 間もなく3月も半ばだと言うのに、寒すぎる…。昨日も小雪が散ら付いていたっけ。
体の芯から冷え切ったので、半身浴で温まる。浴室に斜め読みをしたままであった『Number』(文藝春秋)571号を持ち込み、熟読。おかげで汗ダクになったよ(^O^)
個人的好みの問題。あと、親交もあるからだろうが、僕は雄太さん(石田雄太)の文章が大好きだ。雄太さんの文章には優しさ、人柄の良さ、心のゆとりなどを随所で感じることが出来る。独りよがりでないと言うか、押し付けがないような気がするのだ。
イチロー外野手(マリナーズ)、松坂大輔投手(ライオンズ)らが
「雄太さんのインタビューだったら受けますよ」
的なスタイルであるのも、納得。頷かざるを得ない。
まだまだ、僕は未熟者。雄太さんのレベルには程遠いのは百も承知。しかし、僕も今のところはスポーツライティングという分野で生きている。一人でも多くの読者に
「なんとなくだけれども、コイツの文章が好きなんだよなぁ」
と、思って貰えるように頑張りたいものである。
昨夏、梅田から阪急神戸線に乗った時。隣の座席に腰を下ろしていた大学生風の男性が『Sportiva』(集英社)を手にしていた。しかも、僕が寄稿した特集のところを読んでいるではないか!
僕も文庫本を読んでいたのだが、関心は完全に彼の方へ向いていた。彼のリアクションが気になって仕方がない。そりゃ、そうだろう。社交辞令の必要もない、読者の反応が生で分かる絶好の機会なのだから。
特筆するようなリアクションはなかったが、彼は僕の書いた文章を読み飛ばすことなく熱心に読んでくれていた!??? それが、とても嬉しかった。
「実はねぇ、それを書いたの僕なんですよ」
その言葉が何度も口から出掛かったが、電車は西宮北口に到着。僕は大人しく下車する。彼はどこまで電車に乗って行くのだろう?岡本か?三宮か? ホームから一方的に、まだ『Sportiva』を読んでいる(当然、次の読み物を読み始めていると思われる)彼のことを見送った。
昨日 聴かせた 僕の歌 街中に流れてる〜♪
(THE BOOM『星のラブレター』作詞・作曲/宮沢和史より)
というフレーズとメロディーが、不意に頭の中を駆け抜けた。そして、
昨日 書いてた 僕の文 街中に溢れてる〜♪
と、無理矢理にこじつけてみる。
まぁ、そんなことはあり得ないだろうが、少しでもそれに近付けるように精進あるのみだ。
体の芯から冷え切ったので、半身浴で温まる。浴室に斜め読みをしたままであった『Number』(文藝春秋)571号を持ち込み、熟読。おかげで汗ダクになったよ(^O^)
個人的好みの問題。あと、親交もあるからだろうが、僕は雄太さん(石田雄太)の文章が大好きだ。雄太さんの文章には優しさ、人柄の良さ、心のゆとりなどを随所で感じることが出来る。独りよがりでないと言うか、押し付けがないような気がするのだ。
イチロー外野手(マリナーズ)、松坂大輔投手(ライオンズ)らが
「雄太さんのインタビューだったら受けますよ」
的なスタイルであるのも、納得。頷かざるを得ない。
まだまだ、僕は未熟者。雄太さんのレベルには程遠いのは百も承知。しかし、僕も今のところはスポーツライティングという分野で生きている。一人でも多くの読者に
「なんとなくだけれども、コイツの文章が好きなんだよなぁ」
と、思って貰えるように頑張りたいものである。
昨夏、梅田から阪急神戸線に乗った時。隣の座席に腰を下ろしていた大学生風の男性が『Sportiva』(集英社)を手にしていた。しかも、僕が寄稿した特集のところを読んでいるではないか!
僕も文庫本を読んでいたのだが、関心は完全に彼の方へ向いていた。彼のリアクションが気になって仕方がない。そりゃ、そうだろう。社交辞令の必要もない、読者の反応が生で分かる絶好の機会なのだから。
特筆するようなリアクションはなかったが、彼は僕の書いた文章を読み飛ばすことなく熱心に読んでくれていた!??? それが、とても嬉しかった。
「実はねぇ、それを書いたの僕なんですよ」
その言葉が何度も口から出掛かったが、電車は西宮北口に到着。僕は大人しく下車する。彼はどこまで電車に乗って行くのだろう?岡本か?三宮か? ホームから一方的に、まだ『Sportiva』を読んでいる(当然、次の読み物を読み始めていると思われる)彼のことを見送った。
昨日 聴かせた 僕の歌 街中に流れてる〜♪
(THE BOOM『星のラブレター』作詞・作曲/宮沢和史より)
というフレーズとメロディーが、不意に頭の中を駆け抜けた。そして、
昨日 書いてた 僕の文 街中に溢れてる〜♪
と、無理矢理にこじつけてみる。
まぁ、そんなことはあり得ないだろうが、少しでもそれに近付けるように精進あるのみだ。
1週間しかないやんっ!
2003年3月11日 3月10日、今日もGS神戸(ブルーウェーブ−ライオンズ)へ行く。
現場に行って楽しいのは、色々な人に会えることだ。
大塚光二(野球評論家)、三木慎太郎(Jスカイスポーツ・プロデューサー)、沼田慎一郎(朝日放送スポーツ局)などなど。
そうそう、先日まで『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の取材でタッグを組んでいたカメラマン・松村真行も
「この席(新設されたフィールドシート)が出来たから、大変なんですよ…」
縮小されてしまったカメラマン席のことを嘆いていたっけ。
また、新たな名刺交換もあり。この世界、不思議なことに…どこかで繋がっているのが面白い。『野球狂のネタ4 〜遠征』(関西テレビ)でお世話になったメディア・プルポの金本敏秀というディレクターにも挨拶。
「松本さん(浩、制作部)や武市さん(暢、制作部)と御一緒したことがあるんですよ」
「あぁ、あの趣味の番組ですか(笑)」
「今後も宜しくお願い致します」
「こちらこそ」
また、何名かの顔見知りの選手、球団関係者にも挨拶をする。ライオンズの西口文也投手、松井稼頭央内野手は
「こんちはっ!寒いっすね」
と、向こうから声を掛けてくれる。広報の黒岩彰も
「島さん。いや、失礼。島尻さんだ。春野で会ったり、神戸で会ったり。師匠(金村義明・野球評論家)と一緒で、神出鬼没だ」
そのように笑顔で応えてくれた。
試合中、大学野球部時代の同回生・K戸Y一とも会う。
「K戸、何してんねん?」
「おぉ、ジョーやん。仕事か?俺も松坂(大輔投手、ライオンズ)が放るから、観に来てん。もう帰んねんけどな」
K戸は仕事(K化粧品の営業)をサボって、GS神戸に来ていたようだ。だから、名前はイニシャルにしといてあげよう(笑)。
それにしても、今日もホンマに寒かった。僕は“サブ記者席”で観戦していたのだが、心臓が止まるかと思うくらい震えまくっていた(T_T) 一応、使い捨てカイロを買って行ったんやけど、ほとんど効果なし…。
『焼け石に水』=『GS神戸でカイロ』
といったところか!???
尚、今日は伊原春樹監督(ライオンズ)、石毛宏典監督(ブルーウェーブ)の三塁コーチャーズボックスでの激しい攻防を描きたかったのだけれども…。そういう試合展開でもなかったな…(>_<)
夜は高校時代のチームメートである広池浩司投手(カープ)から連絡が入る。
「明日(11日)、鳴尾浜で先発するんだけどさ。俺の後がダイスケ(酒井大輔投手、カープ)だよ」
それは暗に観に来い!ってことか???
高知取材、学生野球取材。そして、原稿に追われまくって、未だに確定申告をしていない。あと、1週間しかないやんっ!しかも記入法がサッパリ分からん。今回、初めてなもので…。
鳴尾浜も寒そうだ。防寒対策は抜かりなく、バッチリ決めて行こう。
平石洋介外野手(同志社大→トヨタ自動車)からも電話が掛かって来た。
「スポニチ(東京スポニチ大会)デビューするはずやったんですけれども、肉離れをしちゃいまして…。でも、症状は軽いんで。ちゃんと治して、頑張りますよっ!」
うんうん、肉離れや捻挫は癖が付いてしまうから、焦らずに頑張るんやで。
「山之内(克憲投手、関西学院大→トヨタ自動車)はブチーッ…重症です」
しかし、なぜ? 平石からは報告があって、山之内からは報告がないのだろう???
山之内は一応、大学の後輩やのに。まぁ、僕に報告する義務はないんやけれどもね。でも、ちょっと寂しいなぁ、山之内君。
現場に行って楽しいのは、色々な人に会えることだ。
大塚光二(野球評論家)、三木慎太郎(Jスカイスポーツ・プロデューサー)、沼田慎一郎(朝日放送スポーツ局)などなど。
そうそう、先日まで『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の取材でタッグを組んでいたカメラマン・松村真行も
「この席(新設されたフィールドシート)が出来たから、大変なんですよ…」
縮小されてしまったカメラマン席のことを嘆いていたっけ。
また、新たな名刺交換もあり。この世界、不思議なことに…どこかで繋がっているのが面白い。『野球狂のネタ4 〜遠征』(関西テレビ)でお世話になったメディア・プルポの金本敏秀というディレクターにも挨拶。
「松本さん(浩、制作部)や武市さん(暢、制作部)と御一緒したことがあるんですよ」
「あぁ、あの趣味の番組ですか(笑)」
「今後も宜しくお願い致します」
「こちらこそ」
また、何名かの顔見知りの選手、球団関係者にも挨拶をする。ライオンズの西口文也投手、松井稼頭央内野手は
「こんちはっ!寒いっすね」
と、向こうから声を掛けてくれる。広報の黒岩彰も
「島さん。いや、失礼。島尻さんだ。春野で会ったり、神戸で会ったり。師匠(金村義明・野球評論家)と一緒で、神出鬼没だ」
そのように笑顔で応えてくれた。
試合中、大学野球部時代の同回生・K戸Y一とも会う。
「K戸、何してんねん?」
「おぉ、ジョーやん。仕事か?俺も松坂(大輔投手、ライオンズ)が放るから、観に来てん。もう帰んねんけどな」
K戸は仕事(K化粧品の営業)をサボって、GS神戸に来ていたようだ。だから、名前はイニシャルにしといてあげよう(笑)。
それにしても、今日もホンマに寒かった。僕は“サブ記者席”で観戦していたのだが、心臓が止まるかと思うくらい震えまくっていた(T_T) 一応、使い捨てカイロを買って行ったんやけど、ほとんど効果なし…。
『焼け石に水』=『GS神戸でカイロ』
といったところか!???
尚、今日は伊原春樹監督(ライオンズ)、石毛宏典監督(ブルーウェーブ)の三塁コーチャーズボックスでの激しい攻防を描きたかったのだけれども…。そういう試合展開でもなかったな…(>_<)
夜は高校時代のチームメートである広池浩司投手(カープ)から連絡が入る。
「明日(11日)、鳴尾浜で先発するんだけどさ。俺の後がダイスケ(酒井大輔投手、カープ)だよ」
それは暗に観に来い!ってことか???
高知取材、学生野球取材。そして、原稿に追われまくって、未だに確定申告をしていない。あと、1週間しかないやんっ!しかも記入法がサッパリ分からん。今回、初めてなもので…。
鳴尾浜も寒そうだ。防寒対策は抜かりなく、バッチリ決めて行こう。
平石洋介外野手(同志社大→トヨタ自動車)からも電話が掛かって来た。
「スポニチ(東京スポニチ大会)デビューするはずやったんですけれども、肉離れをしちゃいまして…。でも、症状は軽いんで。ちゃんと治して、頑張りますよっ!」
うんうん、肉離れや捻挫は癖が付いてしまうから、焦らずに頑張るんやで。
「山之内(克憲投手、関西学院大→トヨタ自動車)はブチーッ…重症です」
しかし、なぜ? 平石からは報告があって、山之内からは報告がないのだろう???
山之内は一応、大学の後輩やのに。まぁ、僕に報告する義務はないんやけれどもね。でも、ちょっと寂しいなぁ、山之内君。
パーフェクトリレーコンビと
2003年3月12日 3月11日、鳴尾浜での教育リーグ、タイガース−カープ(7回制)を観戦。
前日の電話連絡があったようにカープの先発は、高校時代のチームメート・広池浩司投手であった。
1回表:タイガースの先発・中林祐介投手から、石原慶幸捕手が先制ソロ本塁打を放つ。
1回裏:広池はいきなり先頭打者の高波文一外野手に対して、ボール(スライダー)、ボール(ストレート)、ボール(ストレート)…。思わず、帰る準備をしたね。スポーツライターという立場ながら、どうしても広池に対しては身贔屓してしまうものだ。タイガースの本拠・鳴尾浜で散々な投球をして、スタンドから飛ぶ辛辣な野次の対象になるのはとても観ていられないからだ。しかし、その後、広池の制球も安定。ストレートで続けてストライクを取り、ボールカウントを2−3に整える。そして、外角低目のややシュート気味のストレートで二ゴロに打ち取った。続く、萱島大介内野手を投ゴロ、喜田剛内野兼外野手をチェンジアップで空振り三振に仕留め、三者凡退。僕はなんとか席を立たずに済んだ。
その後、広池は尻上がりに調子が良くなる。カーブ、スライダーの制球が良く、ストライク先行。だから、
「最近、凝っているんだよ」
というチェンジアップも有効であった。3回裏には3者連続で空振り三振を奪ったが、全てチェンジアップが決め球であった。
一方、タイガースの投手陣。中林はカーブが高い。2番手で登板した加藤隆行投手は1回しか放らなかったので、あまり判断出来ず…。3番手のルーキー・久保田智之投手は多少のバラつきはあるものの、外角低目いっぱいのストレートに力がある。
「う〜ん、良いねぇ」
と、何度か嘆声を挙げてしまった程。今後が楽しみだ。
カープも石原の2打席連続となる本塁打で加点はするが、他の好機では得点に繋がらず。サクサクと試合は進み、気が付けば、既に5回。驚くことに広池は一人も走者を出していないパーフェクトピッチング。やけにスコアシートが整然としている。
この回は桜井広大外野手、梶原康司内野手、的場寛壱外野手を相手に変化球中心の組み立て。3人を全て内野ゴロに打ち取り、広池はお役御免。6回からは酒井大輔投手が登板となった。
代わった酒井も広池に負けじと好投。スタンドのタイガースファンの子供が
「酒井のアホ〜!1本くらい、ヒット打たせろやぁ」
そう叫んでいたが(笑)、2回を6人で終わらせ、試合は終了。広池→酒井の継投はパーフェクトリレー!!
夜、西宮北口の居酒屋『安芸』で、このパーフェクトリレーの快投を見せたコンビと食事をする。広池は
「俺、今夜は飲まないよ」
そう言いながらも、ビールをガブ飲み。酒井と飲むのは2回目であるが陽気な酒だ。僕もついついシソ焼酎をロックでグビグビ…(^^ゞ
お店の名前からも察することが出来るように!???『安芸』の大将はカープファン。後援会にも入っているくらい。だから、広池、酒井の来店に大喜び。途中、注文もしていないはずの料理(刺身の盛り合わせなど)がたくさん出て来たあたりで勘付いていたけれども、案の定、会計の際は
「お代は要らないですよ。カープの選手に来て戴いて、今夜はホンマに嬉しい。サービスさせて貰います」
と、大将。
「いやいや、そういうつもりで来た訳じゃないんで」
他のお客さんもいる手前、僕も支払いを主張するが、
「本当、結構なんですよ」
奥さんも頑なに拒む。『安芸』の厚意が嬉しいやら、困るやら。
大将は広池、酒井にサインを書いて貰ったうえに記念撮影までも済ませて、さらに御機嫌の様子。
カープ、カープ、カープ広島〜♪
と、歌っているお客さんまでいるやん。
ごちそうさまでした。ホンマ、ありがとうございます。
2軒目は『にくてんや』へ。ここは家でリラックスしているような気分になる、温もり感いっぱいの店。最近の僕のお気に入りっす。あと、飲食店には珍しく、犬と猫(勿論、飼い犬&飼い猫)がそこら辺にくつろいでいるのも特徴。動物好きの広池は
「良いなぁ、この店。俺、猫飼いたくて仕方ないんだよぉ」
と、興奮気味。
既に満腹であったのだけれども、スペシャルな野菜炒めを頼む。そして、ビールを飲んで、再び盛り上がる。楽しい夜はアッという間に更けて行った。
さぁ、そろそろお開きとなった時点で、
「ここは俺が払うっ!」
今度は広池がそう言って聞かない。
「いやぁ、俺と広池の割り勘にしようやぁ〜」
程好く酔い、なんともダラシがない口調で僕も財布を出すが、広池はバリバリのB型。昔から妙なところで頑固な男。←変な先入観!?
「俺の方が稼いでいるんだから、甘えておけ」
その一言に負けました…。再度、ごちそうさまっす。
でも、今度は僕がオゴってやるからな。多分!??
前日の電話連絡があったようにカープの先発は、高校時代のチームメート・広池浩司投手であった。
1回表:タイガースの先発・中林祐介投手から、石原慶幸捕手が先制ソロ本塁打を放つ。
1回裏:広池はいきなり先頭打者の高波文一外野手に対して、ボール(スライダー)、ボール(ストレート)、ボール(ストレート)…。思わず、帰る準備をしたね。スポーツライターという立場ながら、どうしても広池に対しては身贔屓してしまうものだ。タイガースの本拠・鳴尾浜で散々な投球をして、スタンドから飛ぶ辛辣な野次の対象になるのはとても観ていられないからだ。しかし、その後、広池の制球も安定。ストレートで続けてストライクを取り、ボールカウントを2−3に整える。そして、外角低目のややシュート気味のストレートで二ゴロに打ち取った。続く、萱島大介内野手を投ゴロ、喜田剛内野兼外野手をチェンジアップで空振り三振に仕留め、三者凡退。僕はなんとか席を立たずに済んだ。
その後、広池は尻上がりに調子が良くなる。カーブ、スライダーの制球が良く、ストライク先行。だから、
「最近、凝っているんだよ」
というチェンジアップも有効であった。3回裏には3者連続で空振り三振を奪ったが、全てチェンジアップが決め球であった。
一方、タイガースの投手陣。中林はカーブが高い。2番手で登板した加藤隆行投手は1回しか放らなかったので、あまり判断出来ず…。3番手のルーキー・久保田智之投手は多少のバラつきはあるものの、外角低目いっぱいのストレートに力がある。
「う〜ん、良いねぇ」
と、何度か嘆声を挙げてしまった程。今後が楽しみだ。
カープも石原の2打席連続となる本塁打で加点はするが、他の好機では得点に繋がらず。サクサクと試合は進み、気が付けば、既に5回。驚くことに広池は一人も走者を出していないパーフェクトピッチング。やけにスコアシートが整然としている。
この回は桜井広大外野手、梶原康司内野手、的場寛壱外野手を相手に変化球中心の組み立て。3人を全て内野ゴロに打ち取り、広池はお役御免。6回からは酒井大輔投手が登板となった。
代わった酒井も広池に負けじと好投。スタンドのタイガースファンの子供が
「酒井のアホ〜!1本くらい、ヒット打たせろやぁ」
そう叫んでいたが(笑)、2回を6人で終わらせ、試合は終了。広池→酒井の継投はパーフェクトリレー!!
夜、西宮北口の居酒屋『安芸』で、このパーフェクトリレーの快投を見せたコンビと食事をする。広池は
「俺、今夜は飲まないよ」
そう言いながらも、ビールをガブ飲み。酒井と飲むのは2回目であるが陽気な酒だ。僕もついついシソ焼酎をロックでグビグビ…(^^ゞ
お店の名前からも察することが出来るように!???『安芸』の大将はカープファン。後援会にも入っているくらい。だから、広池、酒井の来店に大喜び。途中、注文もしていないはずの料理(刺身の盛り合わせなど)がたくさん出て来たあたりで勘付いていたけれども、案の定、会計の際は
「お代は要らないですよ。カープの選手に来て戴いて、今夜はホンマに嬉しい。サービスさせて貰います」
と、大将。
「いやいや、そういうつもりで来た訳じゃないんで」
他のお客さんもいる手前、僕も支払いを主張するが、
「本当、結構なんですよ」
奥さんも頑なに拒む。『安芸』の厚意が嬉しいやら、困るやら。
大将は広池、酒井にサインを書いて貰ったうえに記念撮影までも済ませて、さらに御機嫌の様子。
カープ、カープ、カープ広島〜♪
と、歌っているお客さんまでいるやん。
ごちそうさまでした。ホンマ、ありがとうございます。
2軒目は『にくてんや』へ。ここは家でリラックスしているような気分になる、温もり感いっぱいの店。最近の僕のお気に入りっす。あと、飲食店には珍しく、犬と猫(勿論、飼い犬&飼い猫)がそこら辺にくつろいでいるのも特徴。動物好きの広池は
「良いなぁ、この店。俺、猫飼いたくて仕方ないんだよぉ」
と、興奮気味。
既に満腹であったのだけれども、スペシャルな野菜炒めを頼む。そして、ビールを飲んで、再び盛り上がる。楽しい夜はアッという間に更けて行った。
さぁ、そろそろお開きとなった時点で、
「ここは俺が払うっ!」
今度は広池がそう言って聞かない。
「いやぁ、俺と広池の割り勘にしようやぁ〜」
程好く酔い、なんともダラシがない口調で僕も財布を出すが、広池はバリバリのB型。昔から妙なところで頑固な男。←変な先入観!?
「俺の方が稼いでいるんだから、甘えておけ」
その一言に負けました…。再度、ごちそうさまっす。
でも、今度は僕がオゴってやるからな。多分!??
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動かない…
2003年3月13日“松井秀喜外野手(ヤンキース)が首を寝違えた為、大事を取ってOP戦を欠場”
というニュースを観る。
「ちゃんと寝たつもりなんだけどね。寝相も悪くないはずなんだけどね」
松井はそのようにコメントしていたが、寝違えはツライんだよなぁ。って、実は僕も現在、首を寝違えているのだ…(>_<)
「心当たりはないんだけどね。結構、ヒドイんだよね」
カメラやマイクを向けられたならば、僕はそう応える。まぁ、そんな機会はないだろうが(苦笑)。
ホンマ、少し首を動かしただけでも痛い。それでも、仕事はしなければならない。急遽、漫画アクション(双葉社)『野球のツボを押してみたい!!』の原稿を差し替えることになった為、パソコンと長時間にらめっこ。さらに症状は悪化して、首が全く動かなくなってしまった…。
どうか早く良くなりますように。
『野球のツボを押しましょう!!』は3月18日売りからの連載っす!
中山ラマダ氏のイラストも入る予定。
ヨロシクです。
>谷上史朗さん
FAX、ありがとうございました。
スクラップの整理に追われていたようなのに(苦笑)。
僕もだいぶサボっています^_^;
本棚の横に新聞が山積み状態…約3ヶ月分。
僕は金曜、土曜にBW取材なんですけどね。
入れ違いっすね。
それでは、また!(^^)/~~~
というニュースを観る。
「ちゃんと寝たつもりなんだけどね。寝相も悪くないはずなんだけどね」
松井はそのようにコメントしていたが、寝違えはツライんだよなぁ。って、実は僕も現在、首を寝違えているのだ…(>_<)
「心当たりはないんだけどね。結構、ヒドイんだよね」
カメラやマイクを向けられたならば、僕はそう応える。まぁ、そんな機会はないだろうが(苦笑)。
ホンマ、少し首を動かしただけでも痛い。それでも、仕事はしなければならない。急遽、漫画アクション(双葉社)『野球のツボを押してみたい!!』の原稿を差し替えることになった為、パソコンと長時間にらめっこ。さらに症状は悪化して、首が全く動かなくなってしまった…。
どうか早く良くなりますように。
『野球のツボを押しましょう!!』は3月18日売りからの連載っす!
中山ラマダ氏のイラストも入る予定。
ヨロシクです。
>谷上史朗さん
FAX、ありがとうございました。
スクラップの整理に追われていたようなのに(苦笑)。
僕もだいぶサボっています^_^;
本棚の横に新聞が山積み状態…約3ヶ月分。
僕は金曜、土曜にBW取材なんですけどね。
入れ違いっすね。
それでは、また!(^^)/~~~
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肩の力を抜いて
2003年3月14日 今週号の『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)を読む。
最終回になってしまったが、巻末の“陽はまた昇る”は楽しみにしていた。僕もこういうのを書かせたら得意だから!???読むのも好きなのだ。
今回は?木大成内野手(ライオンズ)であった。書き手は僕もお世話になっているライオンズ担当の小林光男。
余談ながら、?木と僕は同い年。う〜ん、なんか?木って、書き難いなぁ…大成にしたろ。
僕は大成のことをあまり好きじゃない。と言うか、敢えて関心を持たないようにしていた節がある。
高校時代から、大成はスーパースター。3年生の夏は甲子園に出場して、桐蔭学園高(神奈川)の主将を務めていたうえに一番打者で捕手。しかも、甘いマスク。そりゃ、やっかむわな…(苦笑)。
大学進学後、大成はさらにスター街道をひた走る。慶応大ですぐにレギュラー(でも、捕手、内野手、外野手と毎シーズンのようにコンバートしていたっけ)に定着。『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の表紙を飾ったことは数知れず。グラビアにはいつも登場していた記憶がある。キャッチフレーズは常に“爽やかな慶応ボーイ”みたいな感じ。ますます大成のことが好きでなくなった…。
そうそう、夏のOP戦で慶応大と試合をしたこともある。
同じスター選手でも、樋渡卓哉投手(現・日本航空高コーチ)は
「氷がなくなったら、遠慮しないで言ってね。すぐに持って来るから」
と、笑みを浮かべながら、ベンチに冷たい麦茶いっぱいのガロンを持って来てくれた。お互いにまだ下級生やったからね。それに対して、大成の偉そうなこと、偉そうなこと。まぁ、先入観もあったんやろうけれども。
その後も大成はライオンズにドラフト1位指名(96年)で入団。97、98年の2連覇時は中軸を任され、一塁手として2年連続でゴールデングラブ賞も獲得。もう、ここまで昇り詰められたら、ジェラシーも感じない(苦笑)。
しかし、度重なる故障などもあって、ここ数年間で大成の名前は次第に色褪せて行った。
僕もちょうどスポーツライターを志し始めた頃で、何度か球場で大成を見掛けたが、いつも神妙な顔付きで考え込んでいるように見えたものである。よくダグアウトの裏に置いてあるパイプ椅子に腰を下ろし、バットのグリップエンドに顎を乗せて(頬杖を付くような感じ)佇んでいる印象が強い。言葉は悪いが、とても辛気臭くて、かつての華やかな面影は一切なかった。
2月、ライオンズの春野キャンプ。
今シーズン、大成は二塁手にコンバートするので、特守を受けていた。ノッカーは伊原春樹監督である。
その伊原監督の
「大成は徳俵(相撲、土俵の)に足が掛かっているからな」
というコメントが、僕の頭の中にインプットされていたこともあり、
「あぁ、ホンマに大成も崖っぷちやな」
ダグアウトから、特守を受ける大成を眺めていたら、そう思わざるを得なかった。
ところが、特守を終えて、荒れた守備位置をトンボでならす大成の顔は非常に柔らかかったのである。切羽詰まった様子を微塵も感じさせない。
日記にも書いたけれども、僕は3月10日にブルーウェーブ−ライオンズのOP戦を観る為、GS神戸に足を運んでいた。
試合前の練習、偶然、僕の目前で大成がティー打撃を行なっている。この時も、大成は異様にはしゃいでいた。表情もメッチャ明るかった。コーチや他の選手に“チャチャ”を入れている大成も初めて観た。OP戦の成績も楽観出来るものでもないのに…。
「大成、もう野球に対して、冷めちゃったんやな」
そんな風にさえ思えてしまったくらいだ。
しかし、“陽はまた昇る”を読み終えて、大成の心境が少し理解出来るような気がした。そして、好きでなかった大成を応援してやりたい。いや、やっぱり、応援まではせえへんな(苦笑)。ただ、温かい目で見守ってやろう。そうすることに決めた。
肩の力を抜き切った大成に注目してみたい。
>小林君
非常に読み易かったっす。
小林君もやっぱり、73年うまれ(昭和48年会)やね。
その辺が分かる斬り口。抜群でした!
ちょっとジェラシーを感じるわぁ!???
《一段落》
税務署に行き、確定申告の記入法を教わる。
帰宅後、整理していた源泉徴収票や領収書などを計算。そして、速やかに記入。
多分、これでバッチリのはずや。税金の還付もあるしぃ〜♪
あとは忘れずに17日までに提出するだけだ。
でも、まだ首が痛いんやなぁ…(T_T)
最終回になってしまったが、巻末の“陽はまた昇る”は楽しみにしていた。僕もこういうのを書かせたら得意だから!???読むのも好きなのだ。
今回は?木大成内野手(ライオンズ)であった。書き手は僕もお世話になっているライオンズ担当の小林光男。
余談ながら、?木と僕は同い年。う〜ん、なんか?木って、書き難いなぁ…大成にしたろ。
僕は大成のことをあまり好きじゃない。と言うか、敢えて関心を持たないようにしていた節がある。
高校時代から、大成はスーパースター。3年生の夏は甲子園に出場して、桐蔭学園高(神奈川)の主将を務めていたうえに一番打者で捕手。しかも、甘いマスク。そりゃ、やっかむわな…(苦笑)。
大学進学後、大成はさらにスター街道をひた走る。慶応大ですぐにレギュラー(でも、捕手、内野手、外野手と毎シーズンのようにコンバートしていたっけ)に定着。『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の表紙を飾ったことは数知れず。グラビアにはいつも登場していた記憶がある。キャッチフレーズは常に“爽やかな慶応ボーイ”みたいな感じ。ますます大成のことが好きでなくなった…。
そうそう、夏のOP戦で慶応大と試合をしたこともある。
同じスター選手でも、樋渡卓哉投手(現・日本航空高コーチ)は
「氷がなくなったら、遠慮しないで言ってね。すぐに持って来るから」
と、笑みを浮かべながら、ベンチに冷たい麦茶いっぱいのガロンを持って来てくれた。お互いにまだ下級生やったからね。それに対して、大成の偉そうなこと、偉そうなこと。まぁ、先入観もあったんやろうけれども。
その後も大成はライオンズにドラフト1位指名(96年)で入団。97、98年の2連覇時は中軸を任され、一塁手として2年連続でゴールデングラブ賞も獲得。もう、ここまで昇り詰められたら、ジェラシーも感じない(苦笑)。
しかし、度重なる故障などもあって、ここ数年間で大成の名前は次第に色褪せて行った。
僕もちょうどスポーツライターを志し始めた頃で、何度か球場で大成を見掛けたが、いつも神妙な顔付きで考え込んでいるように見えたものである。よくダグアウトの裏に置いてあるパイプ椅子に腰を下ろし、バットのグリップエンドに顎を乗せて(頬杖を付くような感じ)佇んでいる印象が強い。言葉は悪いが、とても辛気臭くて、かつての華やかな面影は一切なかった。
2月、ライオンズの春野キャンプ。
今シーズン、大成は二塁手にコンバートするので、特守を受けていた。ノッカーは伊原春樹監督である。
その伊原監督の
「大成は徳俵(相撲、土俵の)に足が掛かっているからな」
というコメントが、僕の頭の中にインプットされていたこともあり、
「あぁ、ホンマに大成も崖っぷちやな」
ダグアウトから、特守を受ける大成を眺めていたら、そう思わざるを得なかった。
ところが、特守を終えて、荒れた守備位置をトンボでならす大成の顔は非常に柔らかかったのである。切羽詰まった様子を微塵も感じさせない。
日記にも書いたけれども、僕は3月10日にブルーウェーブ−ライオンズのOP戦を観る為、GS神戸に足を運んでいた。
試合前の練習、偶然、僕の目前で大成がティー打撃を行なっている。この時も、大成は異様にはしゃいでいた。表情もメッチャ明るかった。コーチや他の選手に“チャチャ”を入れている大成も初めて観た。OP戦の成績も楽観出来るものでもないのに…。
「大成、もう野球に対して、冷めちゃったんやな」
そんな風にさえ思えてしまったくらいだ。
しかし、“陽はまた昇る”を読み終えて、大成の心境が少し理解出来るような気がした。そして、好きでなかった大成を応援してやりたい。いや、やっぱり、応援まではせえへんな(苦笑)。ただ、温かい目で見守ってやろう。そうすることに決めた。
肩の力を抜き切った大成に注目してみたい。
>小林君
非常に読み易かったっす。
小林君もやっぱり、73年うまれ(昭和48年会)やね。
その辺が分かる斬り口。抜群でした!
ちょっとジェラシーを感じるわぁ!???
《一段落》
税務署に行き、確定申告の記入法を教わる。
帰宅後、整理していた源泉徴収票や領収書などを計算。そして、速やかに記入。
多分、これでバッチリのはずや。税金の還付もあるしぃ〜♪
あとは忘れずに17日までに提出するだけだ。
でも、まだ首が痛いんやなぁ…(T_T)
動ける監督
2003年3月15日 最近、“GS神戸通い”が続いている。
で、気付いたことが一つ。
毎試合前、打撃練習をしているゲージ横(一塁側)で、大声を張り上げてノックバットを振り回している男がいる。ハチさんだ。
「行くぞぉ、恵一っ!」
ハチさんの放った打球を“今牛若丸”こと平野恵一内野手(ブルーウェーブ)が華麗かつ軽快なフットワークでさばく。
「良いねぇ、良いねぇ!良いんじゃないの恵一ったら」
正直、ハチさんはうるさい。
「次、ゴシっ!ほらっ、捕ってみろ!!」
と、ハチさんは高々とフライを打ち上げる。一塁の定位置にいた五島裕二内野手(ブルーウェーブ)は打球をドタドタ追い掛けるが…これはさすがに外野フライ(右翼手の定位置よりさらに後ろ)。途中で五島は諦めた。
「なんで、追わないのぉ!?諦めが早いよぉ。執念、覇気が感じられんなぁ。ほらっ、もう一丁っ!」
今度のフライは実戦さながら。一塁後方のファールグラウンドに上がった。五島も懸命に追い掛けるが、打球は僅かに新設されたフィールドシートの向こう。前から2、3列目くらいに落ちる。
「フェンス低いんだから、よじ登ろうよっ!よじ登ったら、今のは絶対に捕れていたぜっ!」
ハチさんが叫ぶ。それに対して、
「フェンスに登っちゃっても良いんですか?」
と、五島が尋ねる。
「良いか悪いかは分からないけどさぁ。とりあえず捕ったら、審判もアウトにしてくれるかも知れないだろうっ!」
ハチさんの理論はムチャクチャだが、分かるような気もする(苦笑)。恐らく、フェンスによじ登って捕球しても、観客席に体が落ちなかったらアウトになるんと違うかな!? 今度、GS神戸のローカルルールを調べておかなくては。
こんな具合にハチさんのにぎやかなノックは続く。ハチさんは五島を“いじり易い”のか???
「俺とゴシは意見が合わないなぁ。毎日、とことんイジメてやるからな。覚悟しておけよ!」
ノックが終わると、訳の分からん宣言をしていた(笑)。
そうそう、ハチさんとはブルーウェーブの石毛宏典監督である。
今シーズンから、試合では三塁ベースコーチャーも務める。毎回、ダグアウトから駆けて行く姿は非常に若々しい。でも、僕の観ている試合に限ってか!???ブルーウェーブは貧打線…。走者もそんなに出塁しないので、三塁ベースコーチャーとしては不完全燃焼に違いない。だから、いつも打撃練習時のノックでハッスルしている!???
ファイターズのトレイ・ヒルマン新監督も打撃投手などをやっている。
一つの理想の監督像として“動ける監督”はありかも知れない。ただ、ハチさんのは悪ノリし過ぎと言うか、ちょっと威厳に欠ける。僕等のように観ている方は楽しいが、実際、選手はどう思っているんやろう?選手への愛情は充分に感じることは出来るのだけれどもね。難しいところだ。でも、年に1、2回、ノックバットを持つだけで騒がれる監督よりは…。
まぁ、選手の育成にも力を注いで欲しいが、何よりも監督としての本分。結果を残して下さいね、ハチさん! 今後もノックは楽しみにしていますけれども(笑)。
で、気付いたことが一つ。
毎試合前、打撃練習をしているゲージ横(一塁側)で、大声を張り上げてノックバットを振り回している男がいる。ハチさんだ。
「行くぞぉ、恵一っ!」
ハチさんの放った打球を“今牛若丸”こと平野恵一内野手(ブルーウェーブ)が華麗かつ軽快なフットワークでさばく。
「良いねぇ、良いねぇ!良いんじゃないの恵一ったら」
正直、ハチさんはうるさい。
「次、ゴシっ!ほらっ、捕ってみろ!!」
と、ハチさんは高々とフライを打ち上げる。一塁の定位置にいた五島裕二内野手(ブルーウェーブ)は打球をドタドタ追い掛けるが…これはさすがに外野フライ(右翼手の定位置よりさらに後ろ)。途中で五島は諦めた。
「なんで、追わないのぉ!?諦めが早いよぉ。執念、覇気が感じられんなぁ。ほらっ、もう一丁っ!」
今度のフライは実戦さながら。一塁後方のファールグラウンドに上がった。五島も懸命に追い掛けるが、打球は僅かに新設されたフィールドシートの向こう。前から2、3列目くらいに落ちる。
「フェンス低いんだから、よじ登ろうよっ!よじ登ったら、今のは絶対に捕れていたぜっ!」
ハチさんが叫ぶ。それに対して、
「フェンスに登っちゃっても良いんですか?」
と、五島が尋ねる。
「良いか悪いかは分からないけどさぁ。とりあえず捕ったら、審判もアウトにしてくれるかも知れないだろうっ!」
ハチさんの理論はムチャクチャだが、分かるような気もする(苦笑)。恐らく、フェンスによじ登って捕球しても、観客席に体が落ちなかったらアウトになるんと違うかな!? 今度、GS神戸のローカルルールを調べておかなくては。
こんな具合にハチさんのにぎやかなノックは続く。ハチさんは五島を“いじり易い”のか???
「俺とゴシは意見が合わないなぁ。毎日、とことんイジメてやるからな。覚悟しておけよ!」
ノックが終わると、訳の分からん宣言をしていた(笑)。
そうそう、ハチさんとはブルーウェーブの石毛宏典監督である。
今シーズンから、試合では三塁ベースコーチャーも務める。毎回、ダグアウトから駆けて行く姿は非常に若々しい。でも、僕の観ている試合に限ってか!???ブルーウェーブは貧打線…。走者もそんなに出塁しないので、三塁ベースコーチャーとしては不完全燃焼に違いない。だから、いつも打撃練習時のノックでハッスルしている!???
ファイターズのトレイ・ヒルマン新監督も打撃投手などをやっている。
一つの理想の監督像として“動ける監督”はありかも知れない。ただ、ハチさんのは悪ノリし過ぎと言うか、ちょっと威厳に欠ける。僕等のように観ている方は楽しいが、実際、選手はどう思っているんやろう?選手への愛情は充分に感じることは出来るのだけれどもね。難しいところだ。でも、年に1、2回、ノックバットを持つだけで騒がれる監督よりは…。
まぁ、選手の育成にも力を注いで欲しいが、何よりも監督としての本分。結果を残して下さいね、ハチさん! 今後もノックは楽しみにしていますけれども(笑)。
眠いっす…
2003年3月16日 昨日はあいにくの天候。結構、雨足がキツイ。
9:30ちょっと過ぎに神戸市営地下鉄・総合運動公園駅に着くが、
“本日13:00〜の試合 BW−D中止”
既にそのような看板が出ていたので、すぐにブルーウェーブ広報の大西英治に電話連絡。
「試合が中止になって、今日は練習のみです。練習終了後にインタビューって、段取りでよろしいでしょうか?14:00くらいです」
と、大西。そう、本来ならば、OP戦後に葛城育郎外野手(ブルーウェーブ)のインタビューを予定していたのだ。だいぶ時間は空くが、こればかりは仕方ない。まぁ、さらに質問事項をまとめる時間がタップリあると、プラス思考に切り替えた。
でも、あまりにも暇なので…関西大(野球部主務)出身の同回生で、現在はオリックス野球クラブ株式会社で営業をしている砂川廣樹に電話を掛ける。すると幸運なことに(珍しく)GS神戸に来ていると言うではないか。早速、関係者入口の自動販売機のところで落ち合い、しばし雑談。これでだいぶ時間(1時間くらい)が潰せた。助かる。
その後もインタビューの準備を整えながら、カメラマン・松村真行と昼食を食べたりする。
戦争が始まった!というデマに左右されたり、ますだおかだの増田英彦とメールのやり取りもあり。また、ネーミングライツでGS神戸の名称が“Yahoo! BBスタジアム”になる情報が入ったり。それなりに充実!???そして、約束通りの14:00ジャスト。大西と共に、葛城が現れる。応接室へ移動して、インタビューを始めた。
この葛城とのインタビューはペナントレース開幕直後辺りに発売になる『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の《新野球浪漫・男たちの詩》に反映させるので、乞う御期待。
葛城はメッチャ熱く語ってくれた。感謝。
僕はこの後、沼田慎一郎(朝日放送スポーツ局)の大阪ドームで行なわれる結婚式2次会へ出席する予定であったのだが、ハプニング!?発生。
三宮にあるレストランFIGHT CLUBで“破壊王”ことプロレスラー・橋本真也のトークショー《破壊・創造・誕生》の取材をするはずの『週刊プロレス』(ベースボールマガジン社)編集長S氏が間に合わないと言うので…急遽、ピンチヒッターとなることに。
トークショー(チョップで気合い入れ大会???)は盛り上がり、橋本が作った“破壊王ちゃんこ鍋”も堪能。ただし、お店のウェイトレスがラウンドガールを意識しているのか、白のビキニにパレオを巻いただけの格好なので目のやり場に困る。
そんなこんなで沼田の結婚式2次会には間に合わず。非常に不義理なことをしてしまった。
ホンマ、申し訳ないです。朝、送信した“お祝いメール”で御勘弁して戴きたい。また、2次会に出席している放送作家・森脇尚志とも連絡が取れなかったのは悔やまれる。重ねて、申し訳ないっす…。
夜、トークショーのリポートを作成→FAX。で、この中身の薄い日記…。葛城のインタビューもテープ起こしせなアカン…。でも、もう眠いっす…(>_
9:30ちょっと過ぎに神戸市営地下鉄・総合運動公園駅に着くが、
“本日13:00〜の試合 BW−D中止”
既にそのような看板が出ていたので、すぐにブルーウェーブ広報の大西英治に電話連絡。
「試合が中止になって、今日は練習のみです。練習終了後にインタビューって、段取りでよろしいでしょうか?14:00くらいです」
と、大西。そう、本来ならば、OP戦後に葛城育郎外野手(ブルーウェーブ)のインタビューを予定していたのだ。だいぶ時間は空くが、こればかりは仕方ない。まぁ、さらに質問事項をまとめる時間がタップリあると、プラス思考に切り替えた。
でも、あまりにも暇なので…関西大(野球部主務)出身の同回生で、現在はオリックス野球クラブ株式会社で営業をしている砂川廣樹に電話を掛ける。すると幸運なことに(珍しく)GS神戸に来ていると言うではないか。早速、関係者入口の自動販売機のところで落ち合い、しばし雑談。これでだいぶ時間(1時間くらい)が潰せた。助かる。
その後もインタビューの準備を整えながら、カメラマン・松村真行と昼食を食べたりする。
戦争が始まった!というデマに左右されたり、ますだおかだの増田英彦とメールのやり取りもあり。また、ネーミングライツでGS神戸の名称が“Yahoo! BBスタジアム”になる情報が入ったり。それなりに充実!???そして、約束通りの14:00ジャスト。大西と共に、葛城が現れる。応接室へ移動して、インタビューを始めた。
この葛城とのインタビューはペナントレース開幕直後辺りに発売になる『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の《新野球浪漫・男たちの詩》に反映させるので、乞う御期待。
葛城はメッチャ熱く語ってくれた。感謝。
僕はこの後、沼田慎一郎(朝日放送スポーツ局)の大阪ドームで行なわれる結婚式2次会へ出席する予定であったのだが、ハプニング!?発生。
三宮にあるレストランFIGHT CLUBで“破壊王”ことプロレスラー・橋本真也のトークショー《破壊・創造・誕生》の取材をするはずの『週刊プロレス』(ベースボールマガジン社)編集長S氏が間に合わないと言うので…急遽、ピンチヒッターとなることに。
トークショー(チョップで気合い入れ大会???)は盛り上がり、橋本が作った“破壊王ちゃんこ鍋”も堪能。ただし、お店のウェイトレスがラウンドガールを意識しているのか、白のビキニにパレオを巻いただけの格好なので目のやり場に困る。
そんなこんなで沼田の結婚式2次会には間に合わず。非常に不義理なことをしてしまった。
ホンマ、申し訳ないです。朝、送信した“お祝いメール”で御勘弁して戴きたい。また、2次会に出席している放送作家・森脇尚志とも連絡が取れなかったのは悔やまれる。重ねて、申し訳ないっす…。
夜、トークショーのリポートを作成→FAX。で、この中身の薄い日記…。葛城のインタビューもテープ起こしせなアカン…。でも、もう眠いっす…(>_
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頑張り過ぎてはイケナイ
2003年3月17日 3月16日
阪神甲子園球場(タイガース−ジャイアンツのOP戦)にも行きたし。
母校である関西学院大のグラウンドでもOP戦が行なわれていた。
でも、やり残していることを片付けるのが先決。我慢しよう…。
週明け以降、『週刊漫画アクション』(双葉社)の締切もあるし、『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の《新野球浪漫・男たちの詩》も選抜高校野球大会の開催前には入稿しておきたいからだ。社会人野球・日本生命のOP戦も観に行きたいしね。
と、僕にしては珍しく冷静な判断をして、葛城育郎外野手(ブルーウェーブ)のインタビュー内容を起こすことに。
約5時間…ICレコーダーから拾った言葉を忠実に活字へ。登山を終えた後の清々しさ。マラソンを完走した後のような爽快感。って、両方、やらないやんか…。
また、どのような構成にするかも、何となくでありながらもイメージが浮かんで来た。頑張って仕上げよう。
この日記でも、よく“頑張る”と決意することが多い。だけど、必要以上に頑張り過ぎると疲れるんだよな。
立教高卒業時に『あゆみ』という小冊子が配られた。これには色々なクラブの活動報告なども載っているのだが、目玉は“卒業生寸言”である。(あくまでも個人的に)
高校生活を高校生らしく!?振り返る者、内輪受け、反抗的、意味不明…表現方法は様々。ちなみに僕は
《関西学院大学進学決定!4年後のドラフトは要チェック!!立教大とは神宮で会おう》
と、書いている。嗚呼、10年以上経っているからなのか?あまりにも恥ずかしいっす…(*_*)
《頑張ると自分の力のなさがよく分かる。でも、怠けると虚しい》
こう記したのは中学、高校と野球部で共に汗を流した吉澤泰祐だ。
立教中時代、吉澤は身体能力が高く、エースで3番打者。さらに、主将の大役も務めていた。東京都大会でベスト8に進めたのも、吉澤の働きが大きかったと思える。実際、東京都体育優良賞という表彰も受けるヒーローであった。
立教高入学後も吉澤はエースを目指していたが…2年生の時に肩を痛める。これを機に、吉澤は投手から外野手へ転向。実直な人柄で副将には就任するが、試合には出たり、出なかったり。背番号7は貰ってこそいたけれども、真のレギュラー選手とは呼び難かった。
尚、吉澤は立教大進学後も野球を続けるが、上級生になると学生コーチに。残念ながら、中学時代を思わせる活躍は出来ず。
だけど、吉澤は現在でも野球が大好きである。昨年までは家業の傍ら、立教新座中野球部のコーチもしていた。そして、見事に新座市大会を制覇。四市対抗(朝霞市、志木市、新座市、和光市)にもコマを進める。そうそう、昨夏は吉澤と一緒に、社会人の都市対抗野球大会も観戦したっけ。
そのような吉澤が書き残した言葉は、現在でも深く心に突き刺さる。
正直、このような仕事をしていて、自身の才能、実力に疑問を抱いてばかり。
周囲の人間は
「好きなことが仕事になっているんやから羨ましいで」
そうは言ってくれる。確かに、それも事実だけれども。不安で不安で仕方がないのが実情。
先頃、作家の中島らもが大麻不法所持で捕まった。また、これまでにも多くのアーティストなどがドラッグに溺れた前例は数え切れない。
このようなことを書くと誤解を招くかも知れないが、僕はこの心境が分からないでもない。僕も一応、作品を描いているクリエイティブな???人間。気分が乗っている時は、周囲の期待は勿論、自身が期待する以上のモノが書けてしまうことがある。ただ、これが必然的に基準となってしまうので、自身が持っている力以上のモノを作ろうと必死にあがく。その結果、頑張りすぎて、自分の力のなさを痛感。そして…。
しかし、そこで逃げることは許されない。ましてや、
「クリエイティブな仕事をしているから」
なんて言い訳は、甘えと錯覚でしかない。人間として、絶対に踏み入ってはいけない領域なのである。
だから、頑張り過ぎてはイケナイ。でも、怠けすぎてもイケナイから難しい。じゃあ、どうすればええんやろう???
とりあえず、
「ちゃんとやります」
とでも言っておくことにしよう(笑)。だって、楽しくなりたいから、この仕事を選んだんやもん。自身で自身を追い込んでしまうのは本末転倒だ。
こんな適当で、成功者でもない僕に
「スポーツライターになりたいんですけど」
「どうすればなれるんですか?」
こういった類のメールが頻繁に届く。果ては、わざわざ東京からやって来た学生までいた。その行動力は必須条件。買うんやけれども…他人の意見程、参考にならないもの。決まったルートなんて存在しないし、ライバルになり得る可能性もあるんやからね。落とし入れるかも知れへんで(苦笑)。
言うまでもなく、最低限の才能、実力も重要。ただ、それ以上に頑張り過ぎない感覚を持ち合わせている人間が向いているんじゃないかなぁ?
あとは“頭デッカチ”、“独りよがり”は論外。理想と能書きだけで成功している人間は少ない。(成功している人間もいるんやけれどもね…)
メールを送るよりも、西宮へ来るよりも。(決して無駄なことではない)
まずは取材をしてみよう!そして、稚拙でも構わないから書いてみよう!で、可能ならば他人に読んで貰おう!
「どう思う?」
友人や親に感想を求めるのも良し。HPならば、見知らぬ第三者のリアクションも期待出来る。
「なりたい、なりたい」
だけでは何も生まれない。僕もそこまでは甘くなかった。
まぁ、頑張り過ぎない程度に。それが一番、大事。
あと、性別、学歴、キャリア…などを気にしている人間も多いようであるが、そんなものはスポーツライターの第一歩。いや、歩き始めてからも一切、関係ない。
阪神甲子園球場(タイガース−ジャイアンツのOP戦)にも行きたし。
母校である関西学院大のグラウンドでもOP戦が行なわれていた。
でも、やり残していることを片付けるのが先決。我慢しよう…。
週明け以降、『週刊漫画アクション』(双葉社)の締切もあるし、『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の《新野球浪漫・男たちの詩》も選抜高校野球大会の開催前には入稿しておきたいからだ。社会人野球・日本生命のOP戦も観に行きたいしね。
と、僕にしては珍しく冷静な判断をして、葛城育郎外野手(ブルーウェーブ)のインタビュー内容を起こすことに。
約5時間…ICレコーダーから拾った言葉を忠実に活字へ。登山を終えた後の清々しさ。マラソンを完走した後のような爽快感。って、両方、やらないやんか…。
また、どのような構成にするかも、何となくでありながらもイメージが浮かんで来た。頑張って仕上げよう。
この日記でも、よく“頑張る”と決意することが多い。だけど、必要以上に頑張り過ぎると疲れるんだよな。
立教高卒業時に『あゆみ』という小冊子が配られた。これには色々なクラブの活動報告なども載っているのだが、目玉は“卒業生寸言”である。(あくまでも個人的に)
高校生活を高校生らしく!?振り返る者、内輪受け、反抗的、意味不明…表現方法は様々。ちなみに僕は
《関西学院大学進学決定!4年後のドラフトは要チェック!!立教大とは神宮で会おう》
と、書いている。嗚呼、10年以上経っているからなのか?あまりにも恥ずかしいっす…(*_*)
《頑張ると自分の力のなさがよく分かる。でも、怠けると虚しい》
こう記したのは中学、高校と野球部で共に汗を流した吉澤泰祐だ。
立教中時代、吉澤は身体能力が高く、エースで3番打者。さらに、主将の大役も務めていた。東京都大会でベスト8に進めたのも、吉澤の働きが大きかったと思える。実際、東京都体育優良賞という表彰も受けるヒーローであった。
立教高入学後も吉澤はエースを目指していたが…2年生の時に肩を痛める。これを機に、吉澤は投手から外野手へ転向。実直な人柄で副将には就任するが、試合には出たり、出なかったり。背番号7は貰ってこそいたけれども、真のレギュラー選手とは呼び難かった。
尚、吉澤は立教大進学後も野球を続けるが、上級生になると学生コーチに。残念ながら、中学時代を思わせる活躍は出来ず。
だけど、吉澤は現在でも野球が大好きである。昨年までは家業の傍ら、立教新座中野球部のコーチもしていた。そして、見事に新座市大会を制覇。四市対抗(朝霞市、志木市、新座市、和光市)にもコマを進める。そうそう、昨夏は吉澤と一緒に、社会人の都市対抗野球大会も観戦したっけ。
そのような吉澤が書き残した言葉は、現在でも深く心に突き刺さる。
正直、このような仕事をしていて、自身の才能、実力に疑問を抱いてばかり。
周囲の人間は
「好きなことが仕事になっているんやから羨ましいで」
そうは言ってくれる。確かに、それも事実だけれども。不安で不安で仕方がないのが実情。
先頃、作家の中島らもが大麻不法所持で捕まった。また、これまでにも多くのアーティストなどがドラッグに溺れた前例は数え切れない。
このようなことを書くと誤解を招くかも知れないが、僕はこの心境が分からないでもない。僕も一応、作品を描いているクリエイティブな???人間。気分が乗っている時は、周囲の期待は勿論、自身が期待する以上のモノが書けてしまうことがある。ただ、これが必然的に基準となってしまうので、自身が持っている力以上のモノを作ろうと必死にあがく。その結果、頑張りすぎて、自分の力のなさを痛感。そして…。
しかし、そこで逃げることは許されない。ましてや、
「クリエイティブな仕事をしているから」
なんて言い訳は、甘えと錯覚でしかない。人間として、絶対に踏み入ってはいけない領域なのである。
だから、頑張り過ぎてはイケナイ。でも、怠けすぎてもイケナイから難しい。じゃあ、どうすればええんやろう???
とりあえず、
「ちゃんとやります」
とでも言っておくことにしよう(笑)。だって、楽しくなりたいから、この仕事を選んだんやもん。自身で自身を追い込んでしまうのは本末転倒だ。
こんな適当で、成功者でもない僕に
「スポーツライターになりたいんですけど」
「どうすればなれるんですか?」
こういった類のメールが頻繁に届く。果ては、わざわざ東京からやって来た学生までいた。その行動力は必須条件。買うんやけれども…他人の意見程、参考にならないもの。決まったルートなんて存在しないし、ライバルになり得る可能性もあるんやからね。落とし入れるかも知れへんで(苦笑)。
言うまでもなく、最低限の才能、実力も重要。ただ、それ以上に頑張り過ぎない感覚を持ち合わせている人間が向いているんじゃないかなぁ?
あとは“頭デッカチ”、“独りよがり”は論外。理想と能書きだけで成功している人間は少ない。(成功している人間もいるんやけれどもね…)
メールを送るよりも、西宮へ来るよりも。(決して無駄なことではない)
まずは取材をしてみよう!そして、稚拙でも構わないから書いてみよう!で、可能ならば他人に読んで貰おう!
「どう思う?」
友人や親に感想を求めるのも良し。HPならば、見知らぬ第三者のリアクションも期待出来る。
「なりたい、なりたい」
だけでは何も生まれない。僕もそこまでは甘くなかった。
まぁ、頑張り過ぎない程度に。それが一番、大事。
あと、性別、学歴、キャリア…などを気にしている人間も多いようであるが、そんなものはスポーツライターの第一歩。いや、歩き始めてからも一切、関係ない。
まとまりなし(ある意味、日記らしい!?)
2003年3月18日「日記を更新しなければ…」
そう思いつつもベッドに倒れ込んでしまった。そして、目が覚めると、驚くことにほぼ半日が経っているではないか…。
僕は元々、睡眠時間が少ない方である。しかし、時折、貪るように爆睡してしまう。まぁ、無意識のうちに脳と肉体が睡眠を欲しているのだろう。“寝貯め”しようなんて思ってはいないんやけれどもね。
昨日はやっと確定申告を済ませ(最終日…)、阪急神戸線と地下鉄御堂筋線を乗り継いで、江坂へと向かう。日本生命−関西学院大のOP戦を観る為である。
江坂駅からタクシーを乗ろうと思ったが、
「15分くらいは歩かなアカンよな」
と、テクテク歩き始める。暖かいせいもあり、うっすら汗が滲み出て来る。運動不足やなぁ…。
日本生命グラウンドに着くと、色々な人に会うことが出来、挨拶や雑談を。
細かな背景は省略するが、順番に
野本正明(関西学院大野球部/主務)
本荘雅章(関西学院大野球部/監督)
浜田博(関西学院大野球部/コーチ)
梶田茂生(日本生命野球部コーチ)
弓場大士(S&Cプランニング/ストレングス&コンディショニングコーチ)
児玉慶人(共同通信社/記者)
田中伸明(関西学院大野球部/副務)
山本一義(日刊スポーツ/野球評論家)
尾嶋伸治(日本生命野球部/マネージャー)
岡隆博(日本生命野球部/監督)
山本からは
「こうして動き回り、人と会えるのが財産や。スポーツライターならば、ドンドン取材しないとな。N(敢えてイニシャルにします…)みたいに色白やったらアカンぞ。有名やけれどもな(苦笑)。ドンドン取材していれば、真っ黒に日焼けするもんや。期待しているぞ」
との励ましを受ける。また、
「島尻さん」
と、必ず山本が呼んでくれたことは嬉しかった。別に
「島尻」
「島尻君」
でも構わないんやけれども、年配で実績もある山本の“さん付け”は礼儀の大切さを教えてくれたような気がする。
尾嶋とは携帯電話のメールアドレスを交換。
「今度、1回飲みにでも行こうや。竹内(孝行、タイガース編成)、浦口(雅広、大阪ガス)、砂川(廣樹、ブルーウェーブ営業)あたりも呼んで」
って、僕以外はみんな関西大出身ですやん!
立教中、立教高時代の偉大な先輩。昨シーズンの社会人野球ベストナインにも選ばれた竹間容祐外野手(日本生命)は腰椎椎間板ヘルニアを患い、数日前に退院したばかりだと言う。まだ歩いている姿も痛々しいが
「島尻、俺のことも感動的に書いてくれよぉ」
という猛烈なリクエストがあったので、是非、機会を作りたい。
内藤秀之内野手(日本生命)も足を故障中。
「ブチーッ!ええ音したと思ったら、肉離れや…。一昨日くらいまでは歩けんかったで。せやけど、回復力だけは“獣並”やからな(笑)。また、一緒に麻雀やろうや」
バックネット裏でビデオを録画しながらも、合間に話し掛けて来る。
内藤は元木大介(ジャイアンツ)や種田仁(ベイスターズ)と上宮高の黄金期を築いた名二塁手。明治大を経て、今シーズンで社会人野球生活も10年目を迎える。その野球の実力もさることながら、トークも一級品。シーズンオフにテレビに出まくっている元木より喋るし、間違いなく面白い。大阪ガス・浦口も内藤本人を目前にして
「アゴに万歩計を付けとかな。喋りっ放しなんやから」
そう言っていたし、一緒に麻雀をした時もギャグを連発。ただ、良い手になると、途端に静かになる(爆笑)。昨日も
「3回裏、日本生命の攻撃。バッターはジョージ。あっ、ちゃうちゃう。清水(城二、捕手)や。呼び名やったらアカンやん。オーッと、ジョージ、ライト前に追っ付けた。巧いっ!ナイスバッティングです。えぇ、ライト前ヒット。球種はストレート。いつもそのバッティングをせにゃ」
と、無駄な実況や感想、及び一人ボケツッコミまで入っていた。ちなみに普通のビデオ係は
「3回裏、日本生命の攻撃。バッターは清水。ストレート。ライト前ヒット」
だけで済ませるもの。
内藤さんって、ホンマに面白い人だ(^O^)
その他にも、好リリーフを見せた辻太一投手、元気なベテラン・天野義明内野手(共に日本生命)、田辺誠吾内野手、近藤輝幸内野手(共に関西学院大)らとも話しをする。
近藤はプロも注目する佐藤充投手(日本生命)から、バックスクリーンに放りこむ本塁打、スライダーに対応した中前打。山本も
「あの四番打者の子、体は小さいけれども、無駄がないスイング。ええパンチしとるわ」
語っていった。でも、痛恨のタイムリーエラー(悪送球)もあったからなぁ…。
そうそう、肝心の試合は…4−13で日本生命の圧勝。6回までは関西学院大の先発・森本徹投手の球数が多いながらも(球審と相性が合わなかった!?)、角度のあるストレートを軸にした粘投で良い試合やったのにな。四死球、エラー(結果に出ないものも含む)、バントミスなどが試合を大きく左右する結果となった。
今日はダラダラと書いてしまったので、ジンバブエからの留学生(関西学院大の練習に参加)の話しは明日に。
そう思いつつもベッドに倒れ込んでしまった。そして、目が覚めると、驚くことにほぼ半日が経っているではないか…。
僕は元々、睡眠時間が少ない方である。しかし、時折、貪るように爆睡してしまう。まぁ、無意識のうちに脳と肉体が睡眠を欲しているのだろう。“寝貯め”しようなんて思ってはいないんやけれどもね。
昨日はやっと確定申告を済ませ(最終日…)、阪急神戸線と地下鉄御堂筋線を乗り継いで、江坂へと向かう。日本生命−関西学院大のOP戦を観る為である。
江坂駅からタクシーを乗ろうと思ったが、
「15分くらいは歩かなアカンよな」
と、テクテク歩き始める。暖かいせいもあり、うっすら汗が滲み出て来る。運動不足やなぁ…。
日本生命グラウンドに着くと、色々な人に会うことが出来、挨拶や雑談を。
細かな背景は省略するが、順番に
野本正明(関西学院大野球部/主務)
本荘雅章(関西学院大野球部/監督)
浜田博(関西学院大野球部/コーチ)
梶田茂生(日本生命野球部コーチ)
弓場大士(S&Cプランニング/ストレングス&コンディショニングコーチ)
児玉慶人(共同通信社/記者)
田中伸明(関西学院大野球部/副務)
山本一義(日刊スポーツ/野球評論家)
尾嶋伸治(日本生命野球部/マネージャー)
岡隆博(日本生命野球部/監督)
山本からは
「こうして動き回り、人と会えるのが財産や。スポーツライターならば、ドンドン取材しないとな。N(敢えてイニシャルにします…)みたいに色白やったらアカンぞ。有名やけれどもな(苦笑)。ドンドン取材していれば、真っ黒に日焼けするもんや。期待しているぞ」
との励ましを受ける。また、
「島尻さん」
と、必ず山本が呼んでくれたことは嬉しかった。別に
「島尻」
「島尻君」
でも構わないんやけれども、年配で実績もある山本の“さん付け”は礼儀の大切さを教えてくれたような気がする。
尾嶋とは携帯電話のメールアドレスを交換。
「今度、1回飲みにでも行こうや。竹内(孝行、タイガース編成)、浦口(雅広、大阪ガス)、砂川(廣樹、ブルーウェーブ営業)あたりも呼んで」
って、僕以外はみんな関西大出身ですやん!
立教中、立教高時代の偉大な先輩。昨シーズンの社会人野球ベストナインにも選ばれた竹間容祐外野手(日本生命)は腰椎椎間板ヘルニアを患い、数日前に退院したばかりだと言う。まだ歩いている姿も痛々しいが
「島尻、俺のことも感動的に書いてくれよぉ」
という猛烈なリクエストがあったので、是非、機会を作りたい。
内藤秀之内野手(日本生命)も足を故障中。
「ブチーッ!ええ音したと思ったら、肉離れや…。一昨日くらいまでは歩けんかったで。せやけど、回復力だけは“獣並”やからな(笑)。また、一緒に麻雀やろうや」
バックネット裏でビデオを録画しながらも、合間に話し掛けて来る。
内藤は元木大介(ジャイアンツ)や種田仁(ベイスターズ)と上宮高の黄金期を築いた名二塁手。明治大を経て、今シーズンで社会人野球生活も10年目を迎える。その野球の実力もさることながら、トークも一級品。シーズンオフにテレビに出まくっている元木より喋るし、間違いなく面白い。大阪ガス・浦口も内藤本人を目前にして
「アゴに万歩計を付けとかな。喋りっ放しなんやから」
そう言っていたし、一緒に麻雀をした時もギャグを連発。ただ、良い手になると、途端に静かになる(爆笑)。昨日も
「3回裏、日本生命の攻撃。バッターはジョージ。あっ、ちゃうちゃう。清水(城二、捕手)や。呼び名やったらアカンやん。オーッと、ジョージ、ライト前に追っ付けた。巧いっ!ナイスバッティングです。えぇ、ライト前ヒット。球種はストレート。いつもそのバッティングをせにゃ」
と、無駄な実況や感想、及び一人ボケツッコミまで入っていた。ちなみに普通のビデオ係は
「3回裏、日本生命の攻撃。バッターは清水。ストレート。ライト前ヒット」
だけで済ませるもの。
内藤さんって、ホンマに面白い人だ(^O^)
その他にも、好リリーフを見せた辻太一投手、元気なベテラン・天野義明内野手(共に日本生命)、田辺誠吾内野手、近藤輝幸内野手(共に関西学院大)らとも話しをする。
近藤はプロも注目する佐藤充投手(日本生命)から、バックスクリーンに放りこむ本塁打、スライダーに対応した中前打。山本も
「あの四番打者の子、体は小さいけれども、無駄がないスイング。ええパンチしとるわ」
語っていった。でも、痛恨のタイムリーエラー(悪送球)もあったからなぁ…。
そうそう、肝心の試合は…4−13で日本生命の圧勝。6回までは関西学院大の先発・森本徹投手の球数が多いながらも(球審と相性が合わなかった!?)、角度のあるストレートを軸にした粘投で良い試合やったのにな。四死球、エラー(結果に出ないものも含む)、バントミスなどが試合を大きく左右する結果となった。
今日はダラダラと書いてしまったので、ジンバブエからの留学生(関西学院大の練習に参加)の話しは明日に。
ジンバブエの野球
2003年3月19日 関西学院大野球部のHPで知ってはいたのだけれども、手一杯でタッチ出来ず。
ジンバブエから3選手が来日しており、この1ヶ月間、関西学院大野球部の練習に参加していたのだ。
Mandishona Mtasa(マンディショナ・ムタサ)29歳
Stewart Mapika(スチュワート・マピカ)22歳
John Madziro(ジョン・マジロ)22歳
この3選手はジンバブエから研修という形で日本にやって来ている。
関西学院大野球部のOBである伊藤益郎、アフリカ野球協会広報部顧問の村井洋介(海外青年協力隊/ジンバブエ協力隊OB)が関与しているようであるが、勉強、取材不足で詳しくは書けないのが現状。
ちなみに野本正明主務や田中伸明副務(関西学院大)。及び、弓場大士(S&Cプランニング/ストレングス&コンディショニングコーチ)の情報では
「日本の高校生くらいのレベルですかね」
「体力はないねんけれども、素材はええで。吸収力もあるしなぁ」
とのこと。
尚、ムタサは腰痛の為に、あまりトレーニング出来ず。しかし、ジンバブエ野球を引っ張って来た功労者で、将来の指導者としての勉強も兼ねて来日した模様。
マピカはジンバブエで最も速い球を投げる投手。94年にジンバブエの少年野球チームが来日した際のエースであったようだが、両親の離婚などが原因で6年間も野球から遠ざかっていたと言う。現在、ジンバブエ野球協会の援助を受けながら、球場の管理人(住み込み)をして練習に明け暮れているらしい。
マジロも94年に来日。ジンバブエ随一のスラッガーで、今回の研修がマジロの野球人生に大きく影響する可能性も含んだ、期待の選手であるそうだ。
なんか楽しそうでしょ?
ジンバブエの野球界やこの研修の目的。また、今後の展望などなど。非常に興味深いので、早速、伊藤に連絡を入れたいと思う。
ジンバブエから3選手が来日しており、この1ヶ月間、関西学院大野球部の練習に参加していたのだ。
Mandishona Mtasa(マンディショナ・ムタサ)29歳
Stewart Mapika(スチュワート・マピカ)22歳
John Madziro(ジョン・マジロ)22歳
この3選手はジンバブエから研修という形で日本にやって来ている。
関西学院大野球部のOBである伊藤益郎、アフリカ野球協会広報部顧問の村井洋介(海外青年協力隊/ジンバブエ協力隊OB)が関与しているようであるが、勉強、取材不足で詳しくは書けないのが現状。
ちなみに野本正明主務や田中伸明副務(関西学院大)。及び、弓場大士(S&Cプランニング/ストレングス&コンディショニングコーチ)の情報では
「日本の高校生くらいのレベルですかね」
「体力はないねんけれども、素材はええで。吸収力もあるしなぁ」
とのこと。
尚、ムタサは腰痛の為に、あまりトレーニング出来ず。しかし、ジンバブエ野球を引っ張って来た功労者で、将来の指導者としての勉強も兼ねて来日した模様。
マピカはジンバブエで最も速い球を投げる投手。94年にジンバブエの少年野球チームが来日した際のエースであったようだが、両親の離婚などが原因で6年間も野球から遠ざかっていたと言う。現在、ジンバブエ野球協会の援助を受けながら、球場の管理人(住み込み)をして練習に明け暮れているらしい。
マジロも94年に来日。ジンバブエ随一のスラッガーで、今回の研修がマジロの野球人生に大きく影響する可能性も含んだ、期待の選手であるそうだ。
なんか楽しそうでしょ?
ジンバブエの野球界やこの研修の目的。また、今後の展望などなど。非常に興味深いので、早速、伊藤に連絡を入れたいと思う。
ちょっと考えてみた(平和について)
2003年3月20日 ちっぽけな話し!?いやいや。
イラクへの攻撃が開始されると、マリナーズ−アスレチックス(MLB)の日本での開幕戦が中止になる。
平和―今日は間違えても、ピンフなどと読まないように気を付けたい。(麻雀が分からない人、申し訳ない)。大真面目に行かせて貰います。
それにしても、なんで戦争するんかなぁ?
色々な背景があるんやろうけれども、単に“我”と“我”のぶつかり合いのようにしか思えない。だから、戦争なんか…。
私的なことではあるが、僕も年明け早々に戦争をした。まぁ、喧嘩やけれども…。
その時は自身が正義であることに揺るぎない自信を持ち、“我”を通したのであるが、“どっちもどっち”というのが結論。
周囲の人間も多少、巻き込んでしまったことに関しては現在でも反省している。でも、基本的には1対1のガチンコ。武力的な飛び火はしていないはずだ。
それにしても、この喧嘩をしたことで何が残ったのか?
後悔、自責、失望、虚無感…だけのような気がする。
いくつの尊い生命が犠牲になってしまうのか?
これまでの歴史で一体、何を学んで来たのか?
喧嘩ならば、勝手にやってくれ。関係のない人間までも巻き込まないで欲しい。
本人同士。及び、身内だけのガチンコ勝負で。
兵器なんかに頼らず、生身の肉体で。
素手で片を付けてくれないか。
時として 人は争う時もある
誇りを胸に メンツを懸けて
ただ それは 往々にしてエゴである
生まれるものは
憎しみ 悲しみ 怒り 虚しさ…
破壊は創造へ繋がる誕生だとも言うけれども
争いで 望んだものは掴めない
何故 それが分からないのか 愚か者
悲劇 惨劇 また繰り返すのか 愚か者
世界はテメエだけのものじゃねぇ!
肝に命じろ 愚か者
気付くのが 終わってからじゃ 遅すぎる
意味のない 争いならば やめてくれ
平和って、何なんだろう?
心配もなく、平穏に日常生活を送れることか???
好きな野球を観て、ウダウダと駄文を書き連ねているのが、僕にとっては平和なことなのかも知れない。でも、今回の開戦の有無に関わらず、全世界の人間が日常生活を平穏に送っているとも考えられない。それでは、平和を唱える人間は現実を見ていない理想主義者?あるいはキ○○イ染みた夢想家なのか?答えは簡単に導き出せないけれども、争いでアイデンティティーを主張。正当化しようとする人間よりはマシであることだけは分かる。
もう始まってしまうのか?
ハナから何も出来ない(自身の無力さに気付く)のは百も承知だが…改めて、悔しい。と言うか、無性に切なくなる。
イラクへの攻撃が開始されると、マリナーズ−アスレチックス(MLB)の日本での開幕戦が中止になる。
平和―今日は間違えても、ピンフなどと読まないように気を付けたい。(麻雀が分からない人、申し訳ない)。大真面目に行かせて貰います。
それにしても、なんで戦争するんかなぁ?
色々な背景があるんやろうけれども、単に“我”と“我”のぶつかり合いのようにしか思えない。だから、戦争なんか…。
私的なことではあるが、僕も年明け早々に戦争をした。まぁ、喧嘩やけれども…。
その時は自身が正義であることに揺るぎない自信を持ち、“我”を通したのであるが、“どっちもどっち”というのが結論。
周囲の人間も多少、巻き込んでしまったことに関しては現在でも反省している。でも、基本的には1対1のガチンコ。武力的な飛び火はしていないはずだ。
それにしても、この喧嘩をしたことで何が残ったのか?
後悔、自責、失望、虚無感…だけのような気がする。
いくつの尊い生命が犠牲になってしまうのか?
これまでの歴史で一体、何を学んで来たのか?
喧嘩ならば、勝手にやってくれ。関係のない人間までも巻き込まないで欲しい。
本人同士。及び、身内だけのガチンコ勝負で。
兵器なんかに頼らず、生身の肉体で。
素手で片を付けてくれないか。
時として 人は争う時もある
誇りを胸に メンツを懸けて
ただ それは 往々にしてエゴである
生まれるものは
憎しみ 悲しみ 怒り 虚しさ…
破壊は創造へ繋がる誕生だとも言うけれども
争いで 望んだものは掴めない
何故 それが分からないのか 愚か者
悲劇 惨劇 また繰り返すのか 愚か者
世界はテメエだけのものじゃねぇ!
肝に命じろ 愚か者
気付くのが 終わってからじゃ 遅すぎる
意味のない 争いならば やめてくれ
平和って、何なんだろう?
心配もなく、平穏に日常生活を送れることか???
好きな野球を観て、ウダウダと駄文を書き連ねているのが、僕にとっては平和なことなのかも知れない。でも、今回の開戦の有無に関わらず、全世界の人間が日常生活を平穏に送っているとも考えられない。それでは、平和を唱える人間は現実を見ていない理想主義者?あるいはキ○○イ染みた夢想家なのか?答えは簡単に導き出せないけれども、争いでアイデンティティーを主張。正当化しようとする人間よりはマシであることだけは分かる。
もう始まってしまうのか?
ハナから何も出来ない(自身の無力さに気付く)のは百も承知だが…改めて、悔しい。と言うか、無性に切なくなる。
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