自身で書くのも何であるが…。
 僕の書いたモノは“温かい”とか“選手との良好な関係が分かる”などとよく言われます。
 まぁ、文章力も拙いので、そこが売りな訳で(苦笑)。だから、誉め言葉として素直に受け入れることにしている。単純なものですから(笑)。

 僕は比較的、選手に飛び込んで行けるタイプの人間だ。個人差はあるけれども、“取材する側”と”取材される側”という以上に親しくなれる人間もいる。
 現場でも選手からハキハキと挨拶をされるだけでも嬉しいし(最近は『日記やHPチェックしていますよ』と言われることも多い)、話し掛けてくれるんも嬉しい。許される状況ならば、話し込んでしまうこともある。それは話しが非常に面白くて、勉強になる。やっぱり、そこは生の声やから。
 そして、様々な形の人間関係を築くことで、あらゆる世界が広がって行く。それは生身の人間である証し。
 この3日間だけでもたくさんの選手や指導者、スカウトマンなどと話しをさせて貰った。それぞれの名前を挙げたい気持ちはあるが、紙数の関係もあるので割愛させて戴きます。

 僕と同業(ほぼ)である著名な方に
「僕はそういう付き合いをしてしまうと感情が湧いて来てしまうので。極力、一歩引くように、離れるようにしているんですよ」
 ということを言われたこともある。
 うん、確かにそれも一理ある。感情移入だけならまだしも、それなりの付き合いが生まれると…バッサリと切らざるを得ない時に困ってしまうというのも事実だ。
 その方が僕のスタイルを否定している訳でもなさそうだっただけに余計にそう思った。

 でもねぇ…このスタイルとは言うものは意識的に作り上げたモノではないんで。これを今から急に変えるのは無理がある。と言うか、不可能やけどね。
 まぁ、経験を重ねて、少しずつは変化して来る部分でもあるんやろうけれども、しばらくの間は“僕は僕らしく”書いて行きたい。そうじゃないと楽しくないから。書いている人間が面白くなければ、読んでいる人間も面白くないでしょう。って、どこかで聞いたことあるなぁと思ったら、ある選手の受け売りやんか(苦笑)。
 『こちらアマチュア野球情報発信局』
 http://www.kochiama.com/
 のどこかでそれは判明しますので、お時間のある方はドーゾなのです。
(最近、HPの宣伝ばかりでスミマセン)

 仕事柄、技術的なことや戦術的なことに触れる時も多いけれども。僕はそれだけがしたくてスポーツライターという仕事を選んだ訳ではない。
“人間のことを書きたいから”―それが原点なのです。
「せやったらスポーツライターと名乗らんでもええやないか」
 そのような声もあるが…まぁ、スポーツライターと名乗らせて下さいな(笑)。

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