『こちらアマチュア野球情報発信局』(通称:こちアマ)
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 も宜しくお願い致します。

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 野球界の動き、都市対抗などなど。書きたいことは山のようにあるのだが、ホンマに時間がない…。

 ということで…8月31日の都市対抗5日目?(シダックス×日産自動車九州)の試合後コメント要約を。

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・野村克也監督(シダックス)
 今年はどうしたの?マスコミは。カメラ2台だけ?1回(昨年)こっきりじゃダメだよ。
 暗い話題ばかりの野球界。アマチュア野球の発展が野球界を盛り上げるんだから。
 マスコミのみなさん、宜しく頼みますよ。

《今日の試合を振り返って》
 野球はコワイねぇ。トーナメントを勝つというのは大変だよ。
 ここ(東京ドーム)はいつホームランが出てもおかしくないしな。
 無駄な走者、無駄な点はやれんよ。

《野間口について》
 今年はあんまり。ズーッと良くない(苦笑)。
 本人も心配しながら。楽しみ半分、不安半分でマウンドへ上がったんじゃないかな。
 でも、さすがだね。シッカリ投げてくれた。
 5回は予定通り。3失点までなら良しと。
 最初から継投を考えていましたよ。
 でも、バテたのかな?安心したのかな?
 まぁ、この辺が今後の彼の課題でしょうな。

《相手チームについて》
 文明の利器の発達でねぇ(笑)。
 パソコンやらビデオやらでスタッフ(コーチ陣)が基本的な攻略法を出して、それが出来たよ。ただ、永富(先発投手)の配球には面食らった。(データと違う)良い投手でしたよ。

《都市対抗について》
 いい年してメチャクチャ緊張するよ(苦笑)。
 東京代表(NTT東日本、鷺宮製作所)がコケていたので相当な重圧があった。
 東京の関係者の顔を見るとプレッシャーがな(苦笑)。
 都市対抗に出て来るチームはシッカリと作って来るし。
 あと、野球は監督だな。
 監督不在で野球だなんて…。

・野間口貴彦投手(シダックス)
 先発は言われていない。雰囲気で俺やなと(笑)。
 立ち上がり、低目に球が集まり、フォークも決まった。
 自分のことよりはチームが勝つように。初戦を勝たん限りはね。
 低目を意識したのは…日産自動車九州が相手と決まって、ビデオとかを観て。とにかくブンブン振って来るなと。これは高目はコワイなと思ったので。
 一巡目が順調すぎて(パーフェクト)、ちょっと弱気な部分も出て来てしまったかな。
 国際大会(ハーレム大会)での経験は…あまり役立っていません(笑)。
 打者が外国人と日本人では違うし、ストライクゾーンが違いますからねぇ。
 昨年とは違った緊張感があります。昨年は一安心して、2戦目でKOを食らったので(苦笑)、今年は頑張ります。ありがとうございましたっ!

本日は

2004年9月1日
 都市対抗6日目/日本生命×西濃運輸、七十七銀行×三菱重工神戸(途中まで)を観て、トヨタ自動車が宿泊しているホテルまで。平石洋介外野手のインタビューを行った。

 いやぁ、充実の90分やったぁ♪
 社会人トップ・プレーヤーが色々と本音を語ってくれた。
 さすがに全てを掲載するのは難しいが、近日中に
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 の“インタビュー”にて更新します。お楽しみ特典もありまっせ!(※女子野球の長野恵利子外野手も併せて)楽しみにして戴ければ幸い。

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 それにしても、今回は実りある都市対抗取材であった。
 いつもよりもスカウトマンと話しをする機会も多く、僕の存在も認識してくれているのはありがたかった。
 また、新たな出会いが非常に多かったのも嬉しかった。
 そして、信じられへん程、偶然の再会も多かった。公私共に繋がって行きそうな手応えを感じている次第。少しずつ風向きが良くなっているかな???

帰って来ました

2004年9月3日
>きたのみつゑさん
 ブックマークして戴いているのに相互出来ずに申し訳ないです。
(制限数の50に達しているので)
 文面に滲み出ている“ノリツッコミ”を楽しく読ませて戴いております。
 日記リンクを整理した際には必ず相互させて戴きますので、御了承の程を。

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 東京より西宮へ戻って来る。
 荷物の整理や洗濯。
 今回の取材の整理に、明日からの準備もしなくてはならない…。

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 は週明けから“パワーアップ”作業に入ります。
 楽しみにして戴ければ幸いです。

 それにしても…昨夜は『あぶさん』でしこたま飲んでしまった。美味しいお酒でした。
都市対抗などは
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 でドーゾ。

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 本日は関西学生リーグ(西京極)の開幕戦を観に行く。
 カードは立命館大×京都大、同志社大×関西学院大。

(立命館大7×2京都大)
 春秋連覇を狙う立命館大のマウンドはエース・金刃憲人投手ではなく、1年生の黒田巌域投手。
 金刃はOP戦好調だったようだが2〜3日前から左肩に張りを覚えたので、大事を取ったと松岡憲次監督の説明。そこで野手からも信頼のある黒田を開幕投手に指名したそうである。
 京都大はサイドハンド右腕の土屋真司投手。これは予想通りであった。

 黒田はリーグ戦2度目の先発。
「先発は昨日の練習前に言われました。全く緊張はしませんでした」
 と言うだけあって、堂々としたマウンドさばき。自慢のストレートにも力があったが、全般的に高かったような気もする。だが、その辺は途中から変化球を多くするなどで修正する順応力を見せた。

 立命館大で他に目立ったのは−。
プロ注目の赤松真人外野手はバットでは3安打。俊足でも4盗塁(二盗3、三盗1)とアピール。
 また、春は故障(右足首骨折)でシーズンを棒に振った高橋孝典外野手が4番に座る。やや気負いは見られたものの、実績のある高橋が打線に名を連ねるだけで迫力が増す。

 京都大は5番の中沢光紘内野手が3安打と気を吐いた。黒田の威力のあるストレートにあれだけの対応を見せられるので、あとは変化球にどう付いて行くのかが楽しみだ。

 試合後、立命館大の松岡監督は春の課題なども克服していて、良いスタートであったと振り返っていたが…個人的に気になったことが一つ。それは走塁である。敢えて固有名詞を出すが、特に藤崎康司内野手(8番・遊撃手)の緩慢な走塁が目に余った。

 2回表、藤崎は死球で出塁。犠打で二進して、赤松の中堅越えの二塁打で先制のホームを踏むのだが…確かに悠々とホームイン。そういう状況であったかも知れない。でも、大事な開幕戦の先制点。猛然と三塁を蹴り、ホームに返って来るくらいの走塁が観たかった。
 数日間、僕は社会人野球(都市対抗)を観て来た訳であるが、待望の先制点をあのようなチンタラした走塁で返って来るなんてあり得なかった。だから、余計にそう感じたに違いない。

 藤崎はその後、2打席目は右前に安打を放ったが、3〜5打席は凡退でいずれも飛球を打ち上げた。その際もアウトになると決め付けたかのようにスピードを緩めた何となくの走塁。
 藤崎は下回生時から守備固めで試合に出場するなど、高い守備力(今春は失策が多かったが)で現在のレギュラーポジションを確保したと言っても良いだろう。そういう姿を多少なりとも観て来たから残念で仕方がなかった。是非、今後、改めて欲しいものだ。自分の為にも、チームの為にも。

(同志社大3×2関西学院大)
 同志社大は染田賢作投手。関西学院大は加藤学投手。両エースが開幕のマウンドに上がった。

 同志社大は若干、打順の入替があったものの基本的には春と同じ顔ぶれ。関西学院大は不動の1番打者であった黒川栄次外野手を4番に据え、3番には1年生の荻野貴司内野手を抜擢していた。

「上と下のバランス(フォームの)が悪かった。その辺をすぐに修正出来なかったですね…」
 試合後に染田自身が語っていたように、正直、立ち上がりは苦しかった。変化球の制球も定まらずに走者を背負うことも多かった。しかし、春の大躍進で“顔”もある。近藤輝幸内野手に抜けたチェンジアップを左翼席に放り込まれこそしたが、要所を締める投球で試合を作っていた。

 加藤も序盤は四苦八苦。いきなり四球で走者を出し、阿部文哉内野手に中前適時打を浴び、早々に失点。ボール先行でいつまで投げていられるかなというような状況であったのだが、毎イニング、本荘雅章コーチからの身振り手振りを交えたアドバイスで徐々に良くなる。

 試合自体は空が薄暗くなり、雨が心配され始めた後半にヤマがあった。
 同志社大は7回表2死から2連続四球で走者1、2塁。で、打者の金澤悠外野手が高々と飛球を打ち上げたのだが…西京極球場の上空は本塁から右翼方向へ風が強くなっていた。二塁手の渡邉祥一郎内野手は“自動車バック”。右翼手の相原一紀外野手はゆっくりと前進。結局、相原が捕球することになるのだが、グラブに当てて落球で1失点。
 8回表には尾上幸也内野手が右中間二塁打。そして、染田の右前安で本塁クロスプレー。タイミング的にはアウトのようにも見えたが、尾上が回り込んで左手で本塁をタッチ。実に巧いスライディングであった。これで同志社大は貴重な追加点を挙げた。

 9回裏、関西学院大もラッキーな2本の内野安打を絡めて、押し出し四球で1点差に迫り、意地を見せる。尚も1死走者満塁。
 しかし、染田が最後はストレートで押しまくった。表情も仕草もとても気合に満ちており、黒川を抜群のアウトローのストレートで見逃三振。本塁打を打たれている近藤を捕邪飛に打ち取って試合終了。

「苦しんだ分だけ大きな勝利。リーグ戦の恐さを最初に経験出来て良かった」
 と同志社大の吉川博敏監督は試合後に穏やかな表情で語っていた。

 関西学院大は7回表の失策をはじめ、2度の犠打失敗などのミスが痛かった。

山積み…

2004年9月6日
 この1ヶ月、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。非常に慌しい日々であった。

 今日は特に予定もないのだが、取材メモや写真の整理も早目に済ませなければならない。ということで…日記は手抜きで(苦笑)。

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 はシッカリ更新してあります。
 是非、御覧下さい。

アツイ!!!

2004年9月6日
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 是非、御覧下さいませ。

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 第75回都市対抗野球大会決勝戦
 ホンダ(狭山市)5−6x王子製紙(春日井市)※延長10回

 延長10回裏、林尚克外野手(王子製紙/補強・東海REX)が右翼へ劇的なサヨナラ本塁打。TV観戦ではなく、生で観たかったわ…。

 せやけど、今夜は
♪ホンダのパワーで打ちまくれ〜 
 が頭の中をこれまで以上にリフレインしそう(笑)。

 それにしても、なぜ…王子製紙がメインで使っているヒッティング・マーチはレオン・リー内野手(ロッテ、大洋、ヤクルト、前オリックス監督)のヤツなんやろう???

♪タ〜ラ〜ラ〜ラ〜 タッタラ〜
 タ〜ラ〜ラ〜ラ〜 タッタラ〜
 タ〜ラタ〜ラタ〜ラ タタタタ
 レオン・リー レオン・リー レオン・リー

 ↑これで分かる人もスゴイっす(笑)。
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 毎日のようにしつこいですが(苦笑)、宜しくお願い致します。

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 昨日は関西六大学リーグ(南港中央)を観戦。
 1試合目:大阪学院大6−1大阪商業大
 2試合目:大阪経済大−神戸学院大(強風の為、中止)

 大阪商業大は金村大裕投手、金子和豊内野手、山本信宏内野手など、3回生を中心に注目選手が多い(当然、他の選手も観てはいるけれども)。が、名前を挙げた3選手…この試合に限ってはミスが目立った。今後の奮起に期待。

 かたや大阪学院大はお目当ての本格派右腕・西川雅人投手が登板回避。リーグ戦直前のOP戦で打球を右腕に当てたので(投げ込みなども不足)今節は大事を取ったと、試合後に京田剛監督の弁。(重症ではないよう。あくまでも大事を取っている)

 そして、喜ばしいことに大阪学院大に新星が現れた。それは3回生の松山祐二外野手だ。
 今春までは内野手(二塁手)でリーグ戦には5試合出場。代走が主で通算成績は1打数0安打0打点0本塁打2盗塁。
 しかし、今秋からは外野手(中堅手)に転向して、2番打者として開幕スタメンに名を連ねた。

「彼の足は一級品。外野手になれば、もっと目立つと思った」(京田監督)
 という言葉通り、松山の俊足は素晴らしかった。

 初回…左前安を放って出塁。3番・南口大地内野手の初球、いきなり二盗。南口が右飛に倒れた後、4番・松原輝明外野手の初球にも三盗成功。そして、二塁手・金子の失策などもあり、先制のホームを踏んだ。

 3回表…遊撃手・山本の失策で出塁すると、またもや二盗、三盗を決める。
(おいおい、福本豊かいなっ!←ここらで軽いツッコミ)

 6回表…右前適時打を放つと、次打者・南口の2球目で二盗を成功させて、アッサリと1試合最多盗塁リーグ記録タイ。しかも、大阪商業大の投手は右腕・金村から左腕・鎌田教男投手に代わっているにも関わらず、リードがさらに大きくなっていることを付け加えておかなければならない。
 で、新記録はいつ出るのかと期待を膨らませる間もなく、次の投球で三盗を敢行。大阪商業大バッテリーも警戒しているはずなのだが、完全にモーションを盗んでいて堀部修次捕手は送球も出来なかった。まさに“盗塁”でサクッとリーグ新記録達成。

 8回表…四球で出塁。またまたまた(笑)、初球に二盗成功。次の投球で南口が二飛に終わったので1試合4度の〔二盗・三盗〕×4セットは実現しなかったが、まだ走れたんちゃうかな!?

 まぁ、とにもかくにも1試合7盗塁という離れ業は強烈なインパクトを残す。関西六大学リーグに韋駄天が誕生した日であった。

 神戸弘陵高時代は1番打者(3年生時は主将)ながら、ここまで盗塁したことがなかったと言う。それが京田監督の抜擢に応えるかのように自慢の俊足(50?5秒9、ベースランニング1周は不明)で猛アピール。そして、覚醒。
「全部ノーサインです。行けたら行けと言われています」
 と信頼も勝ち取っている。
 また、単に足が速い訳ではなく、判断力にも長けているという印象が強い。
「研究までは言わないですけど、ビデオは観ましたんで」
 と控え目ながら、7盗塁全て、最高のスタートを切っていた。
 関西学生リーグには赤松真人外野手(立命館大)というプロからも注目を浴びる俊足選手がいるが、正直、走塁ということに関しては松山祐の方が上。そう断言しても良い。

 松山祐自身
「シーズン15個はしたいです」
 具体的な目標を掲げたが、1試合で約半分やもんなぁ。恐らく、あと10試合前後はあるから…何個まで数を伸ばすんやろう???
 まぁ、他校のマークは厳しくなるであろうし、盗塁は出塁しないことには出来ない。要注目である。

 尚、松山祐は神戸市北区から大阪府吹田市の大阪学院大へ通学しているのだが…この夏は2回程、自転車で通ったらしい。
「トレーニングと言うか、人と違うことするのが好き。ちょっと自分は変わってるんで(笑)。次は琵琶湖を目指しますよ」
 大学では初めてだろうと思われる囲み取材でも余裕シャクシャクの度胸も買い。

**************
 試合途中、記者席、カメラマン席をウロチョロしている僕であったが(苦笑)。スタンドへ行った際に松倉雄太が
「凄いツーショットが三塁側の方に」
 と笑っている。で、三塁側に足を運ぶと、僕と松倉の間では“話題”の神出鬼没なスカウトマン・鈴木照雄(ライオンズ)とごく普通の中年男性。
「どこが凄いツーショットやねん???」
 と思っていたんやけど、中年男性をよ〜く見ると…掛布雅之(野球評論家)であった!!
 アナハイム・エンジェルスのキャップにジャージのパンツ。そして、なぜか“ピ○ーラ”のTシャツ。マジで掛布だと気付くのに5分は要してもうた(笑)。(って言うか、喋り方で気付いたんやけど…)
 掛布は7番・三塁手で出場(中前安1本)していた長男・掛布啓吾内野手の応援に来ていたのである。遅ればせながらではあるが、頃良いタイミングで御挨拶させて戴きました(苦笑)。

球界再編問題

2004年9月8日
 たまにはプロ野球のことも。
 正直、僕は現実逃避で…最近は敢えてこの話題に触れて来なかった。

 オーナー会議の結果。
 1リーグという最悪の事態は免れたようであるが、どう受け止めたら良いんやろう???そうとしか書きようがない。
 ただ、一つ言えるのは大半のオーナー連中(経営者)は勉強不足。(ビジネスでもあるのにねぇ)だから、勝手な算段で動いているにも関わらず、世論にもフラフラと流される。それは暗に野球を愛していないことをさらけ出しているのも同然。

 全く持もって前向きなビジョンをほとんど感じ取ることが出来ない。
 今後、どのようにプロ野球と接したらええねん???仕事抜きで野球ファンの立場で…やっぱり、そうとしか現時点では書けない。

 再編という言葉が相応しいのだろうか?むしろ革命でも起きへんやろうかいな…勿論、良い方向へと進むように。

週明けより

2004年9月12日
 日記の間隔が空いてしまった…。
 内容はともかくとして、これだけ空いたのは久々やと思う。

 これというのも週末に“お付き合い”が続き、さすがに時間がなかった。プロ野球界のバタバタにも匹敵した!?というのを言い訳にさせて貰う(苦笑)。

 疲れも一気に噴き出して、昨夜は泥のように寝る。快心の“爆睡”。で、今朝は最高の目覚めやった。
 これから関西六大学リーグ(舞洲BS)へ。
 そして、今夜〜明日に掛けては日記と共に
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 の更新もペースアップしたい。

 あまり期待せずに楽しみにして戴ければ幸い。

**************
 このような状況にも関わらず、アクセス数も22万HIT超え。
 誠にありがたい限り。
 今後もどうか宜しくお願い致します。

スピードガン

2004年9月14日
 関西の大学野球(西京極、南港中央、舞洲など)は…東京の大学野球(神宮球場)と違って、投手の球速表示がバックスクリーンに表示されることはほとんどない。
 甲子園、Yahoo!BB開催の時でさえも出ない時がある。

 じゃあ、どうして球速表示が分かるのか?と言えば、ネット裏に陣取る各校のデータ班やプロ野球のスカウトマンに聴いているからである。誰もがスピードガンを持っているからだ。

 ただ、このスピードガンは計測する場所が微妙に違ったり、メーカーなどで誤差が生じて来る。1〜2?は当たり前で、時には7〜8?以上なんてことも。また、ボタンを押すタイミングによっては打球の速さが出てしまうこともある。
 さぁ、どこまで信用して良いものだろうか?

 まぁ、不思議なもので、これだけ野球を観ていると130〜150?くらいの範囲ならば。大雑把ながらも見当が付くようにはなって来ている。

 しかし、投手にとって大事なのはスピードガンが弾き出す数字ではない。生命線は体感速度。そう、打者が感じる球威なのである。そして、トータルでの投球内容。その点では今秋のリーグ戦をザックリと観た限り、染田賢作投手(同志社大)、平野佳寿投手(京都産業大)が頭一つ抜けているという印象だ。

 数年前、ある大学の投手が
「アイツに負けているとは思わない。出そうと思えば150?くらいは出す自信もある。でも、自分は基本的に1試合投げなきゃイケナイし、スピードガンと勝負している訳じゃないんで。投手にはもっと大事なことがあるはず」
 という旨のことを言っていた。

 現在、“自分”はある社会人チームでエースを張り、立派な成績を挙げている。“アイツ”は大学卒業後、プロ入り。くすぶっているとまでは言わないが、パッとしないのが正直なところ。

 まぁ、社会人とプロ。土俵が違うので何とも言えない部分はあるが、僕が観る限りは“アイツ”より“自分”の方が力のある球は投げているし、投手としても上のように感じるのだけれども。

 スピードガン…ホンマ、どこまで頼るべきなのか?
 でも、誰かくれるんやったら欲しいっす(笑)。欲しいけれども高価やもんなぁ…。自腹を切ってまでは欲しくない(苦笑)。

取り急ぎ

2004年9月15日
 取り急ぎ、秘密のみ。

 尚、今から某所で野球をやって来ます。
 自打球を打ち、死球を受ける為に(笑)。

 数日後、
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 にて反映させますので、乞う御期待♪

検索文字列

2004年9月17日
 京都産業大の主務・酒井康輔に用事があったので電話を掛ける。すると
「はい、柿内ですけど」
 と前主務の柿内康平が電話に出るではないか!?
 3日前から携帯電話を修理(部品接触不良で通話が困難)に出しており、代替機を使用している。で、メモリーがグチャ×2になったかと思いきや、単に柿内が酒井の電話に出ただけのことであった。

 ややこいことすんなや〜っ!!

 酒井はミーティング中で、柿内は仕事が休みでグラウンドへ遊びに来ていたようだ。

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 のアクセス統計というのはスゴイ!!
 デイリーで詳細は出るし、時間帯別、アクセス元、検索文字列、入口、出口、人気ページなども一目で分かってしまう。

 尚、検索文字列はこんな感じである。

 kochiama
 こちアマ
 鵜久森敦志
 片岡安祐美
 涌井秀章
 久保康友
 能見篤史
 平石洋介
 染田賢作
 光原逸裕
 シマジョー
 女子野球世界大会
 野間口貴彦
 島尻譲
 佐野恵太
 小林夏希
 松家卓弘
 一場靖人
 池内大輔
 中島梨紗
 太田さやか
 都市対抗
 渡辺亮
 坂下翠
 荻野忠寛
 金刃憲人
 中田賢一
 和田有加
 三木均
 甘井謙吾
 第49回全国高等学校軟式野球選手権大会
 横地孝之
 埼玉栄
 岩本貴裕
 長野恵利子
 新井純子
 加藤学
 全京都大会
 三木田敬二
 松山祐二
 神村学園
 金子和豊
 立教
 梅原伸亮
 清水誉

 以下、5回以下の検索文字列は省略。
 
 それにしても、選手名が多いなぁ。

壊してしまえっ!?

2004年9月19日
 17日(金曜)の晩は久々に『野球狂のネタ』(関西テレビ)スタッフによる集い(会議です)の“野球様”が開かれる。
 プロ野球史で初のスト決行とも重なり、いつもと同様にアツイ論議が交わされた。
 全5回に渡って番組MCを努めるますだおかだの増田英彦からもメールが入り、PART6のロケ地も決定!?
 これは早く番組を作らなくてはならないっ!!!

 そのような場でなぜか!?
 ゲスイ関西で大人気のお気楽放送作家・森脇尚志の陰謀で僕は“変○三冠王”に仕立て上げられる(苦笑)。
 ついでに“変○正力賞”と“変○沢村賞”も受賞で、変○部門を総ナメらしい。
 訳分からないっす(苦笑)。

 その他にも色々と話題はあったが、敏腕ディレクター・武市暢の意外な私生活も明らかになった!!

**************
 そんな訳で朝帰り…帰宅した時に朝刊が届いていたのはショック(苦笑)。
 で、3時間足らずの睡眠を取り、重たい瞼をどうにか開けながら西京極球場へ関西学生リーグを観に行く。

 同志社大4-0京都大、立命館大1-2x近畿大(9回サヨナラ)は見所も多く、眠気も吹き飛んだ次第。
 現場へ行くと、色々な人と逢えるのが嬉しい。それぞれの話しも書きたいんやけれども…勝手ながら割愛させて戴きます。御容赦の程を。

 試合詳細に関しては
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 の“観戦リポート掲示板”などを御参照戴けると幸い。

**************
 立命館大-近畿大の試合をネット裏で観ながら、某球団のスカウトマン(2名)とプロ野球の球界再編問題について語り合う。

 僕もそのスカウトマンも野球界全体のことを考慮して、基本的に12球団以上、2リーグ以上を望んでいる。そして、ひとまず落ち着いた結論みたいなものは以下の通り。

 Bu、BWの全選手は今季限りで自由契約にして貰う。で、新規参入を表明している2つの企業とプロ契約を交わす。野球協約に基づき、選手にはその権利があるはずだとスカウトマンも主張。
 この時点でBu、BWは保有選手のない球団になってしまう。(現況で新規参入を希望している2つの企業と同じ)
 まぁ、ここからは参入の認可、ドラフト参加権、トレードなどを筆頭に様々な問題もあり…恐らく、現在、維持しているセ・リーグとパ・リーグの2リーグ制維持は困難になるだろう。
 あくまでも推論になるが…。

?G、H、L、M

?D、S、T、YB、C、F + 新規参入2社

 というような形になるのでは。(ファンの方には申し訳ないが、もうBuとBWにはプロ球団を維持することからはお引き取り願いたい)
 ただ、これだとチーム数の問題もあるので、これまでの2リーグ制を堅持するのも困難。だから、解体してしまえと。望ましくはないが、こういう形での新リーグはやむを得ない。ベストな案ではないが、これまでの形に執着しているようでは話しが進展することはない。一部のア○オーナー、経営者連中のワガママに振り回されることのない健全な野球界を創るには“再編”ではなく“革命”が必要。現時点で個人的にはそう思っている。

 まだまだ書きたいことはあるが。今日のところはこの辺で。

 ちなみに僕が言っていることは必ずしも正論ではない。
 自身で書くのも何であるが…。
 僕の書いたモノは“温かい”とか“選手との良好な関係が分かる”などとよく言われます。
 まぁ、文章力も拙いので、そこが売りな訳で(苦笑)。だから、誉め言葉として素直に受け入れることにしている。単純なものですから(笑)。

 僕は比較的、選手に飛び込んで行けるタイプの人間だ。個人差はあるけれども、“取材する側”と”取材される側”という以上に親しくなれる人間もいる。
 現場でも選手からハキハキと挨拶をされるだけでも嬉しいし(最近は『日記やHPチェックしていますよ』と言われることも多い)、話し掛けてくれるんも嬉しい。許される状況ならば、話し込んでしまうこともある。それは話しが非常に面白くて、勉強になる。やっぱり、そこは生の声やから。
 そして、様々な形の人間関係を築くことで、あらゆる世界が広がって行く。それは生身の人間である証し。
 この3日間だけでもたくさんの選手や指導者、スカウトマンなどと話しをさせて貰った。それぞれの名前を挙げたい気持ちはあるが、紙数の関係もあるので割愛させて戴きます。

 僕と同業(ほぼ)である著名な方に
「僕はそういう付き合いをしてしまうと感情が湧いて来てしまうので。極力、一歩引くように、離れるようにしているんですよ」
 ということを言われたこともある。
 うん、確かにそれも一理ある。感情移入だけならまだしも、それなりの付き合いが生まれると…バッサリと切らざるを得ない時に困ってしまうというのも事実だ。
 その方が僕のスタイルを否定している訳でもなさそうだっただけに余計にそう思った。

 でもねぇ…このスタイルとは言うものは意識的に作り上げたモノではないんで。これを今から急に変えるのは無理がある。と言うか、不可能やけどね。
 まぁ、経験を重ねて、少しずつは変化して来る部分でもあるんやろうけれども、しばらくの間は“僕は僕らしく”書いて行きたい。そうじゃないと楽しくないから。書いている人間が面白くなければ、読んでいる人間も面白くないでしょう。って、どこかで聞いたことあるなぁと思ったら、ある選手の受け売りやんか(苦笑)。
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 のどこかでそれは判明しますので、お時間のある方はドーゾなのです。
(最近、HPの宣伝ばかりでスミマセン)

 仕事柄、技術的なことや戦術的なことに触れる時も多いけれども。僕はそれだけがしたくてスポーツライターという仕事を選んだ訳ではない。
“人間のことを書きたいから”―それが原点なのです。
「せやったらスポーツライターと名乗らんでもええやないか」
 そのような声もあるが…まぁ、スポーツライターと名乗らせて下さいな(笑)。

僕は好きやなぁ〜♪

2004年9月21日
 走者を追い越したらアカンけどさぁ。
 せやけど、アンタやったら許してしまえますわ(笑)。あと、被り物ノックもね。
 SHINJYO外野手(ファイターズ)

 ホンマ、絵になる言うか、漢(おとこ)ですな。
 今さらながらではあるが、ホンマにスゴイわなぁ。

 言うまでもなくイチロー外野手(マリナーズ)。
 
 記録うんぬんについて言及する必要はないだろうが、ヒットを打つ才能に関してはただただ驚くばかり。その才能の中には努力も多分に入っているんやけどね。

 深い、深い。実に深い男である。一言では片付けられん。

 同い年の愚か者としては…。
 険しいけれども才能を磨く姿勢を少しでも見習わねばアカンなぁ。

伝統の関関戦

2004年9月23日
 昨夜は大学野球部時代の同回生・斎藤康彦(ミズノ)が約2年のアメリカ勤務を終えたので帰国祝い。まぁ、だいぶ前に戻って来ているんやけどね(苦笑)。

 梅田の居酒屋の斎藤、中村浩一郎、正田靖人、近間康隆、僕が集まった。
 それにしても、斎藤は相変わらず男前(イメージとしては軟弱ではない野村宏伸)やし、中村も精悍な顔付きのうえに部長代理。正田も忙しく東京、大阪、広島などを飛び回っている様子。
 えーっ、近間は…僕が言うのも何だが、会う度に体が巨大化している。取締役クラスを思わせる風体であるが、いまだNカンスポーツのペイペイだそうだ(笑)。

 まぁ、他愛のない話しで盛り上がり、楽しい時間を過越す。ついつい焼酎を飲み過ぎてしまった。

 それにしても、こういう集いの時に改めて…僕は“お気楽稼業”であるんやなと思う。みんなはスーツやのに僕はパーカー&ジーンズやもんなぁ(苦笑)。
 2学年上の本荘雅章(関西学院大、投手コーチ)に
「また若い格好して」
 と関西学生リーグ戦時に突っ込まれるのも仕方なしか!?

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 今日は色々と雑用に追われる。
 高校野球を観に行きたかったし、『こちらアマチュア野球情報発信局』http://www.kochiama.com/の更新作業も進めたかったのにぃ。

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 24、25日(予備日26日)は阪神甲子園球場にて、
 関西学生リーグ伝統の関関戦が行われる。
 せやけど、もっと客を入れなアカン。
 正直、その努力をどこまでしているかは疑問。厳しいようやけどね。
 関東には『侍』という女子硬式野球のクラブチームがある。
 絶対的なチーム数が少ないので、女子硬式野球部を持つ学校(埼玉栄高、花咲徳栄高、駒沢学園女子高、蒲田女子高)とリーグ戦を行うなどして実戦経験を積んでいるという現状。
 まだまだソフトもハードも整っていない女子硬式野球であるが、硬式野球をやりたいっ!という女子の想いが形になっている一つの例であろう。

 そして、関西にも女子硬式野球クラブチームが立ち上がる。いや、既に8月21日に発足。まだ部員が不足していたり、所属することになる選手の現在の諸事情などもあるので詳細は伏せるが、11月以降には本格始動する予定だ。

 関西にクラブチームが発足するということで…僕もある人物から
「ちょっと面倒を見てくれよ」
 と特命!?を受けている。
 まぁ、僕は今年6月から女子硬式野球の魅力を知った“にわか”の分際であるが、少しでも協力したいと思っている次第。

 昨日(26日)、某大学野球部のグラウンドにて、このクラブチームの練習のお手伝いをさせて貰った。
 日本代表(第6期チーム・アミノバリュー)の選手も2名。その他の選手も力量があり、とても充実した練習(10時〜17時30分)が出来たと思う。

 僕もノックを打ったり、受けたり。打撃投手も務めた。また、某大学野球部のマネージャー3名と自主練習に来ていた現役選手も練習をサポートしてくれた。(ありがとう!)
 特にエースは熱心に投手の投球練習を見守り、チェンジアップの投げ方を教えて貰っていた!?

 何度も書いているが、女子硬式野球のレベルを侮ってはイケナイ。練習をサポートしてくれた大学生らも女子硬式野球を観たのは初めてであったが
「マジ、巧いっすよね」
「フォームがちゃんとしていますよ」
「ヤバイ、変化球は自分より上っす…」
 などと感想を述べる。
 打撃投手をしてくれたマネージャーYなんかは最後は本気で投げていたもん(笑)。で、全力投球をアッサリとセンター前に弾き返される。
「打たれましたーっ!」
 と女子選手の力量を素直に認めていた。

 
 確かに男子と比べて体力差はある。でも、それを補う何かを持っている。機会があれば、みなさんも是非、それを目の当たりにして欲しいものだ。

 僕自身が女子硬式野球に関わるようになった肩入れもあるかも知れないが、この女子硬式野球はブレイクする要素を存分に秘めている。プレー以外の部分でも学んだり、共感出来る部分はたくさんあるから。“野球通”の方は今後、要注目だ!

 僕はたいしたことは出来へんけれども。女子硬式野球を応援。殊にこれから本格始動するこの関西のクラブチームをサポートして行きたい。

 それにしても…昨夜は今年で1番、よく眠れたわ。
 全身筋肉痛になっているけれどもね(苦笑)。
 Yahoo!BBでのBW-Bu最終戦。CSで観戦する。
 何を書いて良いのか分からん…(涙)。

 なんで…こうなってもうたんやろう?
 まだ心のどこかでやり切れないし、切なくて仕方がない。

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 ストの代替試合がないので(当たり前や)、松中信彦内野手(ホークス)の三冠王が確定。
 今年は例年以上に48年会の“サムライ”が頑張っている。違うフィールドではあるが、僕も頑張らなくては。

今週いっぱい!?

2004年9月30日
 それなりに忙しいのと…。
 自分なりにこの日記のことを色々と整理したいので。

 再開は週明けを目処に考えております。

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