10/18の三部作!???
2004年10月18日 今日は月曜だと言うのに選択肢が非常に豊富であったが、僕は3日連続の西京極通いを選んだ。
詳細は『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照戴ければ幸い。
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《勝利の女神》
今日、京都産業大のベンチはいつもと違った。
そう、酒井康輔主務が就職活動で不在。であるから、スコアラーとして岡本めぐみマネージャーがベンチに入っていたのだ。
リーグ戦で初めてのベンチ入り。試合前から岡本が緊張しているのはよく分かった。いつもは笑みを絶やさない岡本だが、今日は口を真一文字に結び、表情に堅さが見られる。
酒井の代役であるし、試合自体が優勝争いを左右する1戦。まぁ、緊張するなと言うのが無理な話しだ。
試合中も真剣な眼差しでグラウンドでプレーする選手を見つめ、スコアを記入していた岡本。時には席を立ち、チームメートと共にベンチの最前列に陣取る。その姿はとても初々しく映った。
試合は熱戦の末に勝利。岡本は勝村法彦監督、寺田圭一学生コーチと握手を交わし、初めて笑顔を見せる。
「緊張しました。本当に勝てて良かったです」
今季、1度限りの“勝利の女神”は安堵の表情を浮かべた。
でも、来季から。ベンチの中には常に岡本がいるはずだ。今日のドキドキを忘れずに、良い主務になって欲しい。
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《4回生の野球への想い》
今回の産龍戦。どうしても目が行ってしまったのが“万さん”こと大志万修一捕手(龍谷大)だ。グラウンド上では勿論、ベンチでもホンマに良い野球を見せてくれた。
今日も一塁走者時、併殺を阻止するスライディングを。結果は守備妨害(紙一重です)であったが、当たり前だけど素晴らしいプレーだと僕は思った。ああいう姿勢を後輩たちはちゃんと胸に刻んでおくべきだ。
試合後、大志万と少し話しをした。
優勝の行方は京都産業大×大阪学院大3回戦の結果次第だが、リーグ戦の全日程を消化した龍谷大の4回生・大志万にとっては最後のリーグ戦だったのである。この2試合、自滅のような形で試合を落としたことに納得が行かない部分があるのだろう。
「まだまだ甘いっすよ。こんなんじゃ勝てない」
涙こそこぼさなかったが、目を真っ赤にしながら大志万は訴えていた。
気持ちだけで野球は出来ないが、大志万の野球に対する想いはこの3日間で充分に伝わって来た。是非、社会人で花開いて欲しい選手である。
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《コミュニケーション》
試合後、囲みの取材も終わり、僕は平野佳寿投手(京都産業大)と雑談していた。すると
「そう言えば、同志社大はどうだったんですか?」
と平野が聞いて来る。
「うん、延長11回で2×1で勝ったってさ。アベブンちゃん(阿部文哉内野手)の犠牲フライが決勝点やって」
「染田(染田賢作投手)さんは?」
「染ちゃんは初回に1失点したけど、完投したって」
「さすがですねぇ。昨夜、染田さんからメール来たんですよ。『3連投になるかも知れへんけど頑張れよ』って。嬉しかったですね」
現在は携帯電話の普及のおかげで他校、他リーグ。また、学年が違っても選手の仲は非常に良い。
このことを憂う(ライバル意識の欠如、情報漏れなど)人間もいるが、そういう時代なんやから仕方ない。むしろ、こういうコミュニケーションがあるからこそ生まれるものもあるような気がするんやけどね。
『投げ合えたら楽しいですから。頑張れーっ!ってメールしましたよ』
染田に平野とのメールのやり取りを日記に書いて良いかを確認(これもメール)したら、上のような返信があった。
(※平野からも了承を得ています)
さぁ、同志社大のエースと京都産業大のエースが投げ合うことがあるのか!?それはまだ分からない。
詳細は『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照戴ければ幸い。
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《勝利の女神》
今日、京都産業大のベンチはいつもと違った。
そう、酒井康輔主務が就職活動で不在。であるから、スコアラーとして岡本めぐみマネージャーがベンチに入っていたのだ。
リーグ戦で初めてのベンチ入り。試合前から岡本が緊張しているのはよく分かった。いつもは笑みを絶やさない岡本だが、今日は口を真一文字に結び、表情に堅さが見られる。
酒井の代役であるし、試合自体が優勝争いを左右する1戦。まぁ、緊張するなと言うのが無理な話しだ。
試合中も真剣な眼差しでグラウンドでプレーする選手を見つめ、スコアを記入していた岡本。時には席を立ち、チームメートと共にベンチの最前列に陣取る。その姿はとても初々しく映った。
試合は熱戦の末に勝利。岡本は勝村法彦監督、寺田圭一学生コーチと握手を交わし、初めて笑顔を見せる。
「緊張しました。本当に勝てて良かったです」
今季、1度限りの“勝利の女神”は安堵の表情を浮かべた。
でも、来季から。ベンチの中には常に岡本がいるはずだ。今日のドキドキを忘れずに、良い主務になって欲しい。
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《4回生の野球への想い》
今回の産龍戦。どうしても目が行ってしまったのが“万さん”こと大志万修一捕手(龍谷大)だ。グラウンド上では勿論、ベンチでもホンマに良い野球を見せてくれた。
今日も一塁走者時、併殺を阻止するスライディングを。結果は守備妨害(紙一重です)であったが、当たり前だけど素晴らしいプレーだと僕は思った。ああいう姿勢を後輩たちはちゃんと胸に刻んでおくべきだ。
試合後、大志万と少し話しをした。
優勝の行方は京都産業大×大阪学院大3回戦の結果次第だが、リーグ戦の全日程を消化した龍谷大の4回生・大志万にとっては最後のリーグ戦だったのである。この2試合、自滅のような形で試合を落としたことに納得が行かない部分があるのだろう。
「まだまだ甘いっすよ。こんなんじゃ勝てない」
涙こそこぼさなかったが、目を真っ赤にしながら大志万は訴えていた。
気持ちだけで野球は出来ないが、大志万の野球に対する想いはこの3日間で充分に伝わって来た。是非、社会人で花開いて欲しい選手である。
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《コミュニケーション》
試合後、囲みの取材も終わり、僕は平野佳寿投手(京都産業大)と雑談していた。すると
「そう言えば、同志社大はどうだったんですか?」
と平野が聞いて来る。
「うん、延長11回で2×1で勝ったってさ。アベブンちゃん(阿部文哉内野手)の犠牲フライが決勝点やって」
「染田(染田賢作投手)さんは?」
「染ちゃんは初回に1失点したけど、完投したって」
「さすがですねぇ。昨夜、染田さんからメール来たんですよ。『3連投になるかも知れへんけど頑張れよ』って。嬉しかったですね」
現在は携帯電話の普及のおかげで他校、他リーグ。また、学年が違っても選手の仲は非常に良い。
このことを憂う(ライバル意識の欠如、情報漏れなど)人間もいるが、そういう時代なんやから仕方ない。むしろ、こういうコミュニケーションがあるからこそ生まれるものもあるような気がするんやけどね。
『投げ合えたら楽しいですから。頑張れーっ!ってメールしましたよ』
染田に平野とのメールのやり取りを日記に書いて良いかを確認(これもメール)したら、上のような返信があった。
(※平野からも了承を得ています)
さぁ、同志社大のエースと京都産業大のエースが投げ合うことがあるのか!?それはまだ分からない。