懐かしき
2003年5月11日 昨日も阪神甲子園球場(京都大×同志社大、関西学院大×関西大)へ。
1試合目終了後、苦しみながらも今シーズン2勝目を挙げた渡辺亮投手(同志社大)と話しをする。
「頭で描いているイメージ通りに体が動かない」
苦悩しているようであったが、
「でも、立命館大戦までは2週間も空きますんで、追い込みますよ」
と、最終節での意地に期待。
尚、最初の1週間は走り込みとウェートトレーニングで徹底的に肉体をいじめ、残りの1週間で調整して行く予定のようだ。これを聞いて、お節介であったかも知れないが
「ロングティーもしてみたら」
僕はアドバイスを。
投手というのは自身のテンポで球を投げることが出来る。それに反して、打者は投手の投げた球に対応しなければならない。現在の渡辺は投げ急ぎ、テークバック時の間が取れていない状態。だから、緩くトスされた球に対応。センター方向に切れない打球を打つタイミング、体の使い方をすることで投球フォーム修正のヒントになると思ったからだ。また、投球練習をしているという意識から離れるのも気分転換になるだろう。そのことも補足すると、渡辺は何度か軽く首を上下させながら
「そうっすね。ありがとうございます。考えておきますよ」
と、アイシングをしていた肩と肘を抑えて、ロッカールームに消えた。
2試合目は小刻みに加点した関西大打線に、先発・増田陽紀投手(関西大)が低目に球を集める好投。最終回は昨夏の甲子園優勝投手・田辺佑介投手が3人でピシャリ。試合の流れを関西学院大に一度も譲ることなく、0×4で快勝して、優勝争いに望みを繋げた。
土曜ということもあり、甲子園は前日よりも観客が多かった。(それでも少ないけれどもね…)
観客の中心は卒業したばかりのOBに、OBと思われる年配の人間。それに、父兄や選手のガールフレンドらしき女性がチラホラ。400人も入っていないはず。甲子園の器が泣きます。応援団、チアリーダー部、吹奏楽部が来ていなかったら、バックネット裏の席だけでこと足りてしまうんやもん。まぁ、関西大は関大一高の生徒を招致していたようだが、全学を挙げてという雰囲気は全くない。
昨日の日記に“伝統の関関戦”と書いたが“同立戦”の方が努力を感じる。“伝統”の冠が“同立戦”に取って代わる日も近い。いや、もう代わっているのかもね。
関西学院大、関西大はこの事実を素直に受け止めて、“関関戦”の在り方を真剣に考えるべきである。
あと、くだらないことであるけれども、関西学院大、関西大のユニフォームの識別がし難い。
「どっちが関大で?どっちが関学やねん?」
という声をスタンドでよく耳にする。
「歴史と伝統のあるユニフォームなのだから仕方がない」
OBや現場がそのような言葉で片付けてしまうのならば、頭が堅い以外の他にない。関西学院大はせっかくビジター用のユニフォーム(上が紺色)があるのにね。
文句ばかりではない。
関西学院大野球部時代の1学年先輩・川島英嗣に、これまた1学年先輩の放送委員をしていた野島有美香(関西大卒業生)、河野綾子(関西学院大)との懐かしき面々との再会もあった。特に、河野とは8年振りくらいに会う。同回生の貴戸祐一も仕事の合間に立ち寄っていたようであったが、会えなかったのは残念。まぁ、貴戸はまた近々どこかで会いそうな気がするからええか。
試合終了後は、川島、野島、河野と“にしむら珈琲”にてティータイム。正直、たいして実りのある話しをしている訳ではないけれども、こういうのはなかなか良いものだ。僕的には色々な人間との出会い、再会は『野球ノ歩キ方』に欠かせない事項。僅か30年近くではあるが、生きて来たことを実感出来るからだ。
それぞれ仕事や家庭の事情もあるとは思うが、フラッと、球場に足を運ぶことで青春時代!?を思い出せる。確かに、試合に出ている選手は知らない名前ばかり。でも、それは単なるエクスキューズ。って、僕もこの仕事をしていなかったら…(苦笑)。あまり偉そうなことは言えんけれどもね。
秋のリーグ戦では、もっと多くのかつての仲間に会いたいものだ。
1試合目終了後、苦しみながらも今シーズン2勝目を挙げた渡辺亮投手(同志社大)と話しをする。
「頭で描いているイメージ通りに体が動かない」
苦悩しているようであったが、
「でも、立命館大戦までは2週間も空きますんで、追い込みますよ」
と、最終節での意地に期待。
尚、最初の1週間は走り込みとウェートトレーニングで徹底的に肉体をいじめ、残りの1週間で調整して行く予定のようだ。これを聞いて、お節介であったかも知れないが
「ロングティーもしてみたら」
僕はアドバイスを。
投手というのは自身のテンポで球を投げることが出来る。それに反して、打者は投手の投げた球に対応しなければならない。現在の渡辺は投げ急ぎ、テークバック時の間が取れていない状態。だから、緩くトスされた球に対応。センター方向に切れない打球を打つタイミング、体の使い方をすることで投球フォーム修正のヒントになると思ったからだ。また、投球練習をしているという意識から離れるのも気分転換になるだろう。そのことも補足すると、渡辺は何度か軽く首を上下させながら
「そうっすね。ありがとうございます。考えておきますよ」
と、アイシングをしていた肩と肘を抑えて、ロッカールームに消えた。
2試合目は小刻みに加点した関西大打線に、先発・増田陽紀投手(関西大)が低目に球を集める好投。最終回は昨夏の甲子園優勝投手・田辺佑介投手が3人でピシャリ。試合の流れを関西学院大に一度も譲ることなく、0×4で快勝して、優勝争いに望みを繋げた。
土曜ということもあり、甲子園は前日よりも観客が多かった。(それでも少ないけれどもね…)
観客の中心は卒業したばかりのOBに、OBと思われる年配の人間。それに、父兄や選手のガールフレンドらしき女性がチラホラ。400人も入っていないはず。甲子園の器が泣きます。応援団、チアリーダー部、吹奏楽部が来ていなかったら、バックネット裏の席だけでこと足りてしまうんやもん。まぁ、関西大は関大一高の生徒を招致していたようだが、全学を挙げてという雰囲気は全くない。
昨日の日記に“伝統の関関戦”と書いたが“同立戦”の方が努力を感じる。“伝統”の冠が“同立戦”に取って代わる日も近い。いや、もう代わっているのかもね。
関西学院大、関西大はこの事実を素直に受け止めて、“関関戦”の在り方を真剣に考えるべきである。
あと、くだらないことであるけれども、関西学院大、関西大のユニフォームの識別がし難い。
「どっちが関大で?どっちが関学やねん?」
という声をスタンドでよく耳にする。
「歴史と伝統のあるユニフォームなのだから仕方がない」
OBや現場がそのような言葉で片付けてしまうのならば、頭が堅い以外の他にない。関西学院大はせっかくビジター用のユニフォーム(上が紺色)があるのにね。
文句ばかりではない。
関西学院大野球部時代の1学年先輩・川島英嗣に、これまた1学年先輩の放送委員をしていた野島有美香(関西大卒業生)、河野綾子(関西学院大)との懐かしき面々との再会もあった。特に、河野とは8年振りくらいに会う。同回生の貴戸祐一も仕事の合間に立ち寄っていたようであったが、会えなかったのは残念。まぁ、貴戸はまた近々どこかで会いそうな気がするからええか。
試合終了後は、川島、野島、河野と“にしむら珈琲”にてティータイム。正直、たいして実りのある話しをしている訳ではないけれども、こういうのはなかなか良いものだ。僕的には色々な人間との出会い、再会は『野球ノ歩キ方』に欠かせない事項。僅か30年近くではあるが、生きて来たことを実感出来るからだ。
それぞれ仕事や家庭の事情もあるとは思うが、フラッと、球場に足を運ぶことで青春時代!?を思い出せる。確かに、試合に出ている選手は知らない名前ばかり。でも、それは単なるエクスキューズ。って、僕もこの仕事をしていなかったら…(苦笑)。あまり偉そうなことは言えんけれどもね。
秋のリーグ戦では、もっと多くのかつての仲間に会いたいものだ。
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